三重県桑名市長島町西外面にある近鉄長島駅は、近鉄名古屋駅と伊勢中川駅とを結んでいる近鉄名古屋線(78.8km)の駅です。 もともとは関西急行電鉄の関急長島駅として、1938(昭和13)年6月26日に開業しました。
6両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する有人駅です。
鉄骨造りの駅舎が下りホーム(桑名・四日市方面行きホーム)側にあり、上りホームとは構内踏切で連絡しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗車人員は1,702人で、これは起終点駅を含む近鉄名古屋線の全44駅中24位です。
この近鉄長島駅は、名古屋線の中では三重県最東端・最北端の駅です。 また、当駅の北側に隣接してJR東海の関西本線の長島駅があります。
近鉄長島駅が属する近鉄名古屋線は、名古屋と大阪・伊勢を結ぶ特急列車が多数設定されており、また、名古屋・桑名・四日市・鈴鹿・津など沿線都市を中心とした地域輸送も担っています。
<近鉄長島駅の年表>
・1938(昭和13)年6月26日:関西急行電鉄の関急長島駅として開業
・1940(昭和15)年1月1日:参宮急行電鉄が関西急行電鉄を合併したことにより、同鉄道の駅となる
・1940(昭和15)年1月1日:駅名を参急長島駅に改称する
・1941(昭和16)年3月15日:大阪電気軌道が参宮急行電鉄と合併して関西急行ちなり、同鉄道名古屋線の駅となる
・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づく戦時企業統合政策により、関西急行鉄道と南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身)が合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道の駅となる
・1944(昭和19)年6月1日:駅名を近畿日本長島駅に改称する
・1964(昭和39)年3月23日:準急の停車駅となる
・1970(昭和45)年3月1日:駅名を近鉄長島駅改称する
・2007(平成19)年4月1日:ICカード「PiTaPa」「ICOCA」の利用が可能になる
・2011(平成23)年11月3日:なばなの里ウィンターイルミネーション開催期間中の土休日の一部急行の臨時停車を開始
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、TOICA・manaca・Suica・PASMO・Kitaca・SUGOCA・nimoca・はやかけんが利用可能になる
・2015(平成27)年8月20日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(四日市方面を望む)
(踏切上から名古屋方面を望む)
(近鉄長島駅駅舎)
(駅 舎 内)
今日もご訪問有難うございます