よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
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そう思ってブログを始めてみました。

歴史が息づく町並みへ-岡山県倉敷市:倉敷美観地区

2025年01月28日 | 岡山
Kurashiki Bikan Historical Quarter, Kurashiki City, Okayama Pref.

さてさて、岡山県倉敷市にやってきたワタクシですが、この日に宿泊する倉敷アイビースクエアに車を停めて荷物を預けると、
「倉敷美観地区」と呼ばれる倉敷の定番とも言える観光スポットへと向かいました。
ただ、美観地区の一番メインとなる一帯はまだ観光客がいっぱいなので、先に少し裏通りの方から歩こうと思いました


倉敷美観地区なのですが、江戸時代初期の1642年、江戸幕府の天領に定められた際に倉敷代官所がこの場所に設けられました。
それ以来、備中国南部の物資の集散地として発展した歴史を持つんです


この一帯は白壁なまこ壁の屋敷や蔵が並び、天領時代の町並みをよく残しています。
1969年には倉敷市の条例に基づき美観地区に定められました。
そして、1979年に岡山県内2件目の重要伝統的建造物群保存地区として選定されたんです


ワタクシが学生だった頃、ここ美観地区は「アンアン」「ノンノ」という女性雑誌に取り上げられることが多く、
「アンノン族」と呼ばれる若い女性達が大挙押しかける観光地となったんです


ワタクシは天邪鬼なところがあるので、そういう観光地は避けてしまいがちでして、倉敷を初めて訪れたのは40歳の頃でした。
その時は倉敷駅前に「チボリ公園」というテーマパークがあったのですが、わずか10年ほどで閉園していましました。
現在、その場所は大きな複合商業施設になっています


今のワタクシは有名観光地を避けることはありませんが、どうしても人混みの中を歩くのが苦手なんです。
ですので、人が少ない(いない)早朝を狙って目的地に行くことが多いんです。
本当なら美観地区も翌日の朝に訪れるつもりでしたが、先日のブログにも書いたように翌朝の天気予報は雨。
まだ雨が降らないこの日のうちに美観地区を歩こうと考えたんです


この日は1月5日。長かった年末年始の休みの最終日に当たる日曜日でした。
ワタクシは「大半の人は明日から仕事や。疲れたままで初仕事に行くのは嫌やろうから、みんな夕方前には家に帰るやろ。
午後3時にもなれば人も少なくなるはずやで」と考えていたんです


ワタクシの予想は的中し、午後1時を過ぎた頃から明らかに人の数が減っていったんですよ。
一方、ワタクシは倉敷に宿泊しますので時間はたっぷりとあります


ではでは、美観地区の中心部の方へ向かっていくとしましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


岡山県って大阪に住む人にしてみると「わざわざ泊まりがけで行くほど遠くはないけど、日帰りだと慌ただしいかなぁ」という距離なんです。
ただ、私は2年前に「青春18きっぷの旅」で津山、吹屋、備中高梁などを訪ね、今回は倉敷市の美観地区、下津井、玉島を訪れました。
「わざわざ泊まりがけで行く」価値は十分にある県だなぁと私は思っています。



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