Tojin Yashiki Ruins, Nagasaki City, Nagasaki Pref.
さてさて、ワタクシ達はこの日(12月29日)は長崎市に宿泊しました。宿はオランダ坂に程近い場所にあるビジネスホテルで、
ワタクシと家人はそれぞれシングルの部屋を予約していました。ホテルにチェックインをすると、家人は夕食までの間、
部屋でゆっくり休憩するとのこと。ワタクシは一人で行きたい場所があったので、ホテルから歩いてそちらに向かいました。
向かった先は「唐人屋敷跡」と言いまして、現在は館内町という町になっています。
以前は無かったのですが、現在は「唐人屋敷象徴門」が建っているので、場所が分かりやすくなりました。
唐人屋敷とは何かと言いますと、鎖国政策が行われるまで中国人は長崎市内に自由に住んでいました。
しかし密貿易とキリスト教浸透を防止するため、幕府は1689年に唐人屋敷を建設し、中国人を収容・隔離したのです。
周囲を練塀や堀で囲まれた唐人屋敷は、約9,400坪の広さと、約2,000人の収容能力をもち、瓦葺き2階建ての長屋が約20件ありました。
長崎の商人たちが入れたのは屋敷入口の二の門までで、中に入ることを許されたのはなんと遊女だけ。
長崎には「丸山」という大きな花街がありましたので、そこから遊女が出入りしていたんですな。
なお、中国人の外出が許されたのは唐寺参拝の時だけでしたが、屋敷内では伝統行事を自由に行うことができ、
宴会は毎日のように開かれていたそうです。出島から出ることを許されなかったオランダ人に比べると、
比較的自由が認められていたんですね。
ワタクシは中国に行ったことは無いのですが、台湾は三度訪れました。ここ唐人屋敷跡を歩いていると、
台湾の下町を歩いているような気持ちになります。11年前に長崎に来た時に、ワタクシは初めて唐人屋敷跡を訪れたのですが、
ワタクシにはとても印象に残る町並みだったので、今回も歩いてみたいと思ったんですよ。
南へ向かうと坂道を登っていく形になります。長崎という町は本当に坂道が多く、狭い道も多いんですよねぇ。
この建物は天后堂といいまして、航海安全の女神である天后聖母を祀ったものです。
天后聖母は媽祖とも呼ばれ、台湾では至る所に媽祖廟がありました。
唐人屋敷跡には猫がたくさんいました。ブロック塀の上は日当たりがいいので、気持ちいいんでしょうかね。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
私は家人と旅行に行くと、国内でも外国でも、このように別行動をとることがよくあります。
お互いに興味や関心がある場所が違う時もありますし、ゆっくりと自分一人の時間を過ごしたい時もあります。
別行動をとることで、二人ともうまくストレスを溜めることなく旅を出来ているんだと思いますわ。
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さてさて、ワタクシ達はこの日(12月29日)は長崎市に宿泊しました。宿はオランダ坂に程近い場所にあるビジネスホテルで、
ワタクシと家人はそれぞれシングルの部屋を予約していました。ホテルにチェックインをすると、家人は夕食までの間、
部屋でゆっくり休憩するとのこと。ワタクシは一人で行きたい場所があったので、ホテルから歩いてそちらに向かいました。
向かった先は「唐人屋敷跡」と言いまして、現在は館内町という町になっています。
以前は無かったのですが、現在は「唐人屋敷象徴門」が建っているので、場所が分かりやすくなりました。
唐人屋敷とは何かと言いますと、鎖国政策が行われるまで中国人は長崎市内に自由に住んでいました。
しかし密貿易とキリスト教浸透を防止するため、幕府は1689年に唐人屋敷を建設し、中国人を収容・隔離したのです。
周囲を練塀や堀で囲まれた唐人屋敷は、約9,400坪の広さと、約2,000人の収容能力をもち、瓦葺き2階建ての長屋が約20件ありました。
長崎の商人たちが入れたのは屋敷入口の二の門までで、中に入ることを許されたのはなんと遊女だけ。
長崎には「丸山」という大きな花街がありましたので、そこから遊女が出入りしていたんですな。
なお、中国人の外出が許されたのは唐寺参拝の時だけでしたが、屋敷内では伝統行事を自由に行うことができ、
宴会は毎日のように開かれていたそうです。出島から出ることを許されなかったオランダ人に比べると、
比較的自由が認められていたんですね。
ワタクシは中国に行ったことは無いのですが、台湾は三度訪れました。ここ唐人屋敷跡を歩いていると、
台湾の下町を歩いているような気持ちになります。11年前に長崎に来た時に、ワタクシは初めて唐人屋敷跡を訪れたのですが、
ワタクシにはとても印象に残る町並みだったので、今回も歩いてみたいと思ったんですよ。
南へ向かうと坂道を登っていく形になります。長崎という町は本当に坂道が多く、狭い道も多いんですよねぇ。
この建物は天后堂といいまして、航海安全の女神である天后聖母を祀ったものです。
天后聖母は媽祖とも呼ばれ、台湾では至る所に媽祖廟がありました。
唐人屋敷跡には猫がたくさんいました。ブロック塀の上は日当たりがいいので、気持ちいいんでしょうかね。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
私は家人と旅行に行くと、国内でも外国でも、このように別行動をとることがよくあります。
お互いに興味や関心がある場所が違う時もありますし、ゆっくりと自分一人の時間を過ごしたい時もあります。
別行動をとることで、二人ともうまくストレスを溜めることなく旅を出来ているんだと思いますわ。
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長崎に唐人屋敷跡というのがあるのですね。
長崎観光と言えば、定番のグラバー邸とか
平和公園などですが、隠れた名所として
唐人屋敷跡というのもあるのですね。
唐人と言えば、下田の唐人お吉を思い出しました。
この様に詳しくそれも教科書のようにして、
いろいろときめ細かくそれも丁寧に、
教えていただくと知らないところですから、唐人屋敷跡。
よくわかりますし頼もしくなります。
勉強になり、
それはうれしくなりました。
再訪なんですね。
唐人を、収容・隔離。
遊女だけが、出入り可能。
色々と、勉強になります~。
凸
唐人屋敷跡、11年前の記事も読ませて頂きました
よっちんさんのフォト日記を拝見してると
見てるだけでわくわくしてきます
ありがとうございます
ビジネスのシングルの部屋で
それぞrのんびり?好きな時間を過ごすのもいいですね
私も旅も友と行ってもこのスタイルが多かったです
おはようございます
唐人屋敷跡なかなか面白そうなところですね
ビジネスホテルでシングルで別々って良いですね
よっちんさんの旅のスタイル素晴らしいです
中国の様な感じ、確か建物は神戸にもありました
中国は行ったことは一度だけ桂林に行きました
奥さんと別行動が出来るのはいいですね
唐人屋敷初めて見ました
いい場所ですね
ゆっくりと歩いてみたいです
こうして色々なところ回り旅行してみたいものです
何時も急いであちこち回って帰ってくる私の旅行とは大違い
今度はこんなゆったり旅行計画してしてみたくなりました
やはり、大人の目で再度見てみたいです😌💓
旅先での別行動良いですね。
無理して相手に合わせる行動はストレスにもなりますね😅
中国のような街並み
唐人屋敷跡というのですね。
中国のような街並み
唐人屋敷跡というのですね。