新しいレンズを持って大阪へ-大阪市中央区：大阪農林会館

Osaka Nourin Kaikan Bldg., Chuo Ward, Osaka City

さてさて、ワタクシは長い間キヤノンユーザーでしたが、サブカメラに使おうとFUJIFILM X10を購入してから
FUJIFILMのカメラの描写力、色彩の美しさに惹かれてしまい、その後X-E1、X-T1というミラーレス一眼も購入しまして
最近ではすっかりFUJIFILMのカメラがメインになってしまいました。

そして、カメラを手に入れればレンズが欲しくなるのがカメラ好きの悲しい性というものですな。
ワタクシ、FUJIFILMのXマウントで使えるマクロレンズが欲しくてたまりませんでした。


買ってしまいましたXF60mmF2.4 R Macroレンズ。ちまちまと小遣いを貯めてはレンズに使ってしまうワタクシです。


これでワタクシのXFレンズは単焦点レンズがXF23mm F1.4、XF35mmF1.4、そして今回購入したXF60mmF2.4 Macroの3本。
ズームレンズがXF18-55mmF2.8-4、 XF55-200mmF3.5-4.8の2本の計5本となりました。

この日、ワタクシは以前の職場の先輩と、久々に再開して飲む約束をしておりました。
せっかく大阪市内に出るのだから待ち合わせが夕方ですので、それまでの間に大阪市内で写真を撮ろうと考えました。
今回は新たに購入した60mmマクロと23mm、35mmの単焦点三兄弟をバッグに詰めて大阪市内へと向かいました。


まずワタクシが向かったのが大阪市中央区にある大阪農林会館という建物なんですよ。
大阪市の北区から中央区にかけては、大阪が繁栄していた時代の名残で重厚なレトロビルが数多くあるんですよ。


この大阪農林会館は昭和5年に三菱商事大阪支店として三菱地所が設計し、建築されました。
その後昭和24年に大阪農林会館となり、現在は商業ビルとして多くのテナントが入店しています。
ではでは、中に入るとしましょうか。


この写真が今回購入した60mmマクロで撮った初めての一枚です。
マクロレンズですが60mmという焦点距離は、中望遠レンズとしても使いやすいんですよねぇ。


南船場という場所柄もあるのでしょうか。ブティック、美容室、雑貨屋等々、いろんなお店が入店しています。


金網の入った窓に歴史を感じます。かつての大阪には「首都は東京かもしれんが、経済の中心は大阪や」
「東に東京があるなら、西には大阪がありまっせ」というような気概、プライドがありました。
しかしながら、高度経済成長期から東京への一極集中が加速し、今では大阪の地位は大きく低下しました。
このエリアに点在する重厚なレトロビルには、かつての大阪の誇りを感じます。


ワタクシは大阪市の下町で生まれ育ったのですが、大阪府の東南部にある郊外に住むようになって25年を越えました。
最近では大阪市内に来ることも少なくなりまして、どんどん田舎もんになって行く気がいたします。


それでは生まれ故郷の大阪市をウロウロするといたしましょう。

大阪農林会館…大阪市中央区南船場3－2－6

使用したカメラ：1,2枚目はFUJIFILM X-E1、他はFUJIFILM X-T1


最近のデジカメの技術進歩には目を見張るものがありますが、写真を撮る側からすれば「どうでもいい」機能がやたら増えている気がします。
本来カメラに必要な「操作性」「描写力」「色彩の美しさ」「頑丈さ」などに、もっと力を入れてほしいと思うのです。
私がFUJIFILMのカメラに惹かれるようになったのは、カメラ本来の「写真を撮る楽しさ」を感じるからなんです。


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