松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

防災行政無線の個別l受信機が聞こえにくい

2014年06月07日 | 市政

今週、上土棚中の住民の方から、家に設置されている個別受信機が聞こえにくいので、以前市に機械を持って行って見て貰ったが機械には問題がないと言われた。しかし市からの放送に雑音が入って聞き取りにくいので困っているとの訴えが有りました。市の防災対策課の説明、個別受信機は全部で18017台購入したが現在約17000台程度利用されていると思われる。市役所から電波を送信しているので低い場所や回りに高い建物が有る所は電波が届きにくいので、家庭用屋外アンテナ(ダイポール)を市内で2251件使用されている。建物の壁にコードを通す穴を空ける必要が有るとの話。屋外は27箇所に屋外子局で放送している。相談者宅で現在のアナグロ方式が今後デジタル方式に変わることなどを説明したら少し様子を見る事に成りました。この防災無線個別受信機は昭和61(1986年)にそれまでの一般行政無線の免許が終わり、防災行政無線しか更新出来なくなり、議会全員協議会が開催され国から10億円の防災機器の事業の話が有り、10日以内に回答するよう言われているとの話。日本共産党議員団は音声だけの機器でなく、設備投資を行なうなら映像も見れるテレビ機能を持たせるべきと主張しました。市からの要望でなく国から一方的に短期間に回答を要求するので、当時の防衛庁幹部職員の電気メーカーへの天下りの手土産ではないかと考えました。当時の新年度予算の反対討論は、民生費が県下17市中最下位にあり、一方で防災無線という不急の事業に10億円も使われう事などを批判しています。その後、平成9年(1997年)から機器の更新が行なわれ、これからデジタル方式への切り替えが行なわれます。この事業の国の補助率は75%で25%は綾瀬市の負担です。