松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

「脅威」前提の安全保障の根拠崩壊

2018年07月02日 | 自衛隊

 2兆円超でも役立たず。日本はこれまで、北朝鮮の核・弾道ミサイルの「脅威」を無力化するためとして、迎撃ミサイル(SM3,PAC3)や早期警戒レーダーを中心とした「ミサイル防衛」網を整備してきました。
 当初、「概ね8000億円~1兆円」としてきた「ミサイル防衛」網の整備に、すでに2兆円以上を費やしています。
 しかし、北朝鮮の弾道ミサイルは当初の想定をはるかに超えて強化され、より長距離・高高度を飛び、潜水艦からの発射や同時発射など能力が多様化されています。
  1機約1000億円のイージス・アショア2基を配備しても、複数の弾道を同時発射する「飽和攻撃」や、超高高度の「ロフテッド軌道」での発射には対応が困難とされています。
 結局、「北朝鮮脅威」を前提として安倍政権が進めてきた「戦争する国」づくりは、日本を含む北東アジアの安全保障環境の改善には、何一つ役立ちませでした。
 北朝鮮に当面の核実験と弾道ミサイルの発射をやめさせ、平和のプロセスを開始させたのは、外交の力でした。
 周辺国の「脅威」を口実にした右肩上がりの軍拡路線から決別し、外交によって相手の意思を変えさせる。--そうした道への転換が求められます。
(2018年7月2日付けの赤旗記事を抜粋して紹介します)


今年のプロ野球、セとパで対照的

2018年07月02日 | スポーツ

 セリーグは、1位広島と2位阪神まで6・5差、2位から6位まで3・5差。
 パリーグは1位西武から5位オリックスまで4・0差。オリックスと6位の楽天まで10・5差です。
 広島と楽天以外は、毎日のように順位が変わっています。
 7月・8月の暑い時期でのチームの変化と、7月後半の高校野球で甲子園球場が使えない問題など、大きく順位が変化すると思われます。