日本と世界

世界の中の日本

明治初期の朝鮮・京城の姿。

2018-11-01 18:09:39 | 日記


明治初期の朝鮮・京城の姿。



2015-05-08 13:54:41
テーマ:朝鮮人論


明治初期に朝鮮の京城へ旅をした日本政府の外交官・宮本小一外務大丞が朝鮮の状況を書き残している。

そのなかからいくつかピックアップしてみよう。

全文はURLリンクで見てください。


●朝鮮国には旅宿というものがなく、公務ある者の旅は各府衙門(官庁のこと)に泊まり、平民は旅先での適当な民家を宿としている。

●この間の道は1等の官道のようであるが、それでも道幅は2メートル前後に過ぎない。至るところが凸凹であり、車の往来が出来ない悪路である。

●汚水が路の中央に溜まり、牛馬の糞がうずたかく積もり牛骨が散乱している。

しかし誰も掃除する者がない。夏であるから一層臭気を覚える。

その他の道は、4、5メートル余り。凸凹を修繕するということがない。道路端の溝梁はない。人家が道に出っ張っているのと、引っ込んでいるのとが並んでいて、頗る不整である。
 
王宮は壮大である。しかし庭には青草が生い茂っている。かつて掃除をしたことがないようだ。

●途中の各官庁には風呂というものが無かったが、ここ清水館では日本人のために風呂場が新たに作ってあった。  

●途中の宿には敷地の一隅に便所が設けられていたが、頗る不潔で堪え難かった。また、部屋に銅製の蓋付きの缶があり、通常はこれで用足しをするという。

普通、朝鮮人民の家には便所がないとも言う。


そのためか、いたる所で糞尿の臭気が甚だしく数万の蒼蝿が舞い、部屋にも満ちて煩わしく、耐えられない位である。雨が降る日だけ臭気が治まった。


●食事は1日2回で、たいてい10種類から17、8種に至る。


三尺四方ばかりの有脚盆にうずたかく盛り上げて、倒れ落ちるのを恐れるばかりである。

牛豚鶏魚の肉、草餅、羮汁など、みな、器、皿に堆積する。しかし臭味がひどく箸を下す者が少ない。

ただ桃李、林檎、瓜などは臭味がないので食べられる。沙果・・林檎に似て頗る大であるが美味ではない。マクワウリ、葡萄、西瓜、梨の類が多い。

水煮の卵、牛肉、豚肉、鶏肉、麺、カラスミ、乾し魚を削ったもの、或いは日本人のためにと焼き魚も出した。蜜を湯で溶いてミル(海草)と煮餅をあえたものなど。それらが、1人に対して実に10人分程もある驚くべき量であった。

炎熱の時節でもあり、その異様の臭いに堪えきれず、胃腸も慣れないこともあって食傷を恐れて箸を下す者が稀であった。
なお、庶民のものは不潔で食べるべからずと言う。

●味醂はない。砂糖も無いので蜜を代用している。

●銅の箸で食事をする。箸が重くて物をはさむのに不自由である。

●米は日本のものと似るが、粘質に乏しく日本の下等品よりも劣る。

●草木が少ないということは、それを愛玩して植える人もないということである。

●柑橘類の木はいよいよ無い。蜜柑を朝鮮では殊更に珍なるものとし、毎年冬至の祭りに日本から求めて国王自らこれを食するのが例典という。

●桜は釜山にある。対馬の人が植えたものなれば、朝鮮固有のものではない。京城近村で一本あったのを見たことがあると人の語るのを聞いた。しかし、開花の時でないから確認はできない。

●土地は痩せていないようである。丘陵は雑木ばかりであり、開墾をしたこともあるが村民が懶惰(なまけもの)だからついにそれも止めたと言う。

●石炭は、修信使がかつて我が国の汽船に乗ったときに初めてそれを見たと言う。後に帰国してから山中に石炭を見たという。しかし掘る方法を知らないと言うので、後に(理事官-宮本小一が)石炭抗を掘る方法を書記して朝鮮国に送るを約束した。

●一般民家
その家屋は石と泥をもって築立し、稲藁を葺いて屋根としている。茅は焚き火の用に使うという。窓が小さく、大人が家に入って立つことが出来ないようだ。たいていの家に「床」というものが無く、土の上に藁むしろを敷いて座す。

その狭さ不潔さといい殆ど穴居の類である。

そういう家が表裏の別なく密集し、路地には乱石が磊落して、ほとんど足をいれることが出来ない。村の中央の家に行こうとするには、どの路地をどう曲がっていけばよいのか分からないぐらいである。

寝起きするのも容易でないような家の中にはわずかに1、2の炊具を見る。
 
ただ、日本人の眼に入るのは、貧家に不釣合いなほど大きな黒色の磁器甕がどこの家にもあるということである。これは木の樽が無いゆえの水を溜める甕であろう。質は頗る堅牢である。

●庶民の姿

 村民は、粗食に甘んじ寒寂に耐え、人間世界は斯くの如しと思うのみで、悠々として歳月を送る風がある。奔走して労働し寸陰を惜しんで急するという気性は無い。長煙管をもって煙を弄びながら余念無く日本人を見つめる姿は、山静かにして日長き殆ど太古の少年の如しである。


●一般人の服は木綿白色である。富貴の者は「紬(つむぎ)」を用いる。

 庶民の場合、男女の服装がそう変わらないように見える。
(かつて黒田全権大臣は釜山草梁において一般男女の区別がついてない。)
 染料はまだ無いようである。縞小紋の類はない。赤、紫、橙、黄など、人の目を悦ばす色もない。
 婦人などで色のある服も見るが支那か日本から輸入したものである。
 近来、日本から外国の染料を輸入しているから、漸次これを用いるようになるだろう。

●炎天陽光を遮る傘の類がない。ゆえにいかなる炎天であっても帽子なき者は天日を避ける術が無い。

 雨傘は粗末なものがある。あるいは頭だけを覆う油紙の扇のようなものがある。雨が上がれば畳んで懐中に入れる。

●虎は、北部咸鏡道あたりで多く獲れるという。落し穴を作って捕獲するという。

 皮は貢税の代わりとなるようで検印がある。官員の給料に当てることもある。

●いいかげんなのは国風
 時間を守ることをしないのは朝鮮の国風である。そのことを気にする者はいない。公務などにおいても同様である。
 対談をしていても詐偽をもって答えたり、去ることを言わないまま帰ったりする。甚だしいのになると、話の途中で立ってどこかに行ってそのまま戻って来ない。
皆これらは朝鮮の風習である。
 

★編纂解説者の宮本氏の文書を読んでの感想★
・「官妓の舞」・・・朝鮮の舞楽は、唐から伝わったものを古風を失わざるをもって誇るとあるから、独創のものではないらしい。
・やはり朝鮮には病院はなかったようである。釜山草梁公館に開設された日本のものが最初であるようだ。しかし、韓国の歴史関連の書物にはその記述があることは聞かない。

 
□結論□
 この朝鮮の実態を書き残した宮本小一外交官は、最後にこう記している。
 
「帰国する頃には、京城に行った者は半数が病人である。重症の下痢の者が多い。中の一人(金子鉄蔵)が医官の治療の甲斐なく死亡した。

(高熱を発して吐瀉を繰り返し心停止に至る。病状については「宮本大丞朝鮮理事始末 十/4 慶応4年3月から明治9年9月p23」に詳しい。

赤痢の症状に似る。氷水の飲食が原因とも考えられる。また、奥 義制書記官が重体となり、帰国後長崎の病院に入院して一命をとりとめている。)
 
この病は一種の風土病でかつて台湾で流行したものと同じ種類であろう。また朝鮮は悪性の熱病も多いという。
 
浅間艦に居た者も下痢や脚気になった者が多い。
 
今後、朝鮮国に人を派遣する場合は、予防法に注意すべきを要す。」
 
 
つまり朝鮮に滞在した間に半数が病気になり一人は死んだと。
 
これほどの不衛生でひどいのが明治初期の朝鮮だった。
 
しかし極貧ながら日本の外交使節団には食いきれないほどの食事を出して精一杯歓迎している。
 
庶民は貧しく慢性飢餓状態でもそれを運命として捉えあくせくしないで人生を達観しているような雰囲気でもある。
 
編纂解説者も最後にこう感想を述べている。

ところで、この時の宮本たちは気づいていないが、後には花房公使たちが朝鮮国の慢性的な飢餓状態に気付き、それにより接待を止めるように進言し、次の竹添公使に至っては大臣たちの邸宅を訪れても酒食のもてなしを受けるのが心苦しくて気の毒でたまらない、という感想を述べている。

 文化風習の違いと国力の差があるのは、どうにもならないことであるが、だからといって茶道の例に見るように伝統を再現するならともかく「過去の栄光」を創作するのはどうかと思う。
 当時の朝鮮国が貧しいながらも精一杯真心を現そうとしていたことに比して、今の「朝鮮国」は何か病的なものを感じざるを得ない。
 
 
日本はこんな朝鮮を併合し清潔で豊かな国にしてしまった。

 その結果、感謝するどころか病的なまでに日本を憎悪する国民になってしまった。
 その原因はいったいなんなのだろう。

 
 自分たちは何一つ努力もしないで「棚ぼた」のように立派な国になってしまった。日本が何もかもしてくれた。ほんとは自分たちでもこんな風にできたのに日本が勝手にやってし まった。

  日本にバカにされたのが悔しい。

  頼みもしないのに日本人の金まで惜しみなく使ってなんでこんな立派な国にしてくれたのだ。

  この世にそんな神のような国や人種がいるはずがない。

  きっと朝鮮から何かを盗むために悪意でこういうことをしたにちがいない。そんな逆恨みでもしているのだろうか。

世界にも類をみない日本人の恵みを、空前絶後の残虐な収奪と言い換える朝鮮人。こういう神のような恩恵はこの世に存在してはいけないものだと必死で否定している朝鮮人。

  それは決して自分たちはこういう心を持つことができない、自分たちにできないことを悪鬼である日本人が行ったことを絶対に認めてはいけない。

  なぜならあまりにも自分たちの卑小さが惨めになるから・・・・。

  世界最低の極貧国家が日本人の恩恵で天国のような国になった。今自分たちは、その恩恵により先進国らしい国になり幸福になれた。

  そんなことを恥ずかしくて認めることはできない。

  こういう心理なのかもしれない。

  われわれはもっと素晴らしい国をつくることができた。だが日本の植民地支配によりその機会は永久に失われた。それが残念でならない。今後も日本の悪行を永久に追求して謝罪と賠償させるニダ。

  あまりにも考えが歪んでいる。

  朝鮮人の頭脳は腸捻転を起こしているのではあるまいか。


  
 衣食足りて礼節を知るのが人間なのだが朝鮮人は衣食足りて我利我利亡者に化してしまっている。
 まさに病的である。



 日本人が学ぶべきは朝鮮人と永久に関わってはいけないということである。 




http://f48.aaacafe.ne.jp/~adsawada/siryou/060/resi020.html
明治開化期の日本と朝鮮


AD

なぜ「非韓三原則」なのか

2018-11-01 16:38:16 | 日記
 日韓関係は冷却したまま。中国ともあつれきが絶えず、北朝鮮とは緊張関係が続いている。

東アジア3カ国とどう付き合うべきか。左翼・リベラル派の政治家、マスコミ、研究者はもとより、保守派の政治家、外交官、ジャーナリストでも大方は友好関係維持が基本的な考え方だ。

極力、対話を続け、譲るところは譲ることが日本の長期的な平和と安全につながる、という意見が多い。

 だが、長年、朝鮮半島の歴史や政治を研究してきた筑波大学大学院教授の古田博司氏は「韓国に対しては『助けない、教えない、関わらない』を『非韓三原則』にして日本への甘えを断ち切ることが肝要」と説く。

 助けても教えても恩を仇で返すのが彼の国の性格で、関わらないのが日本のためになるという。

中国、北朝鮮に対してもほぼ同様に接するのが賢明だと主張する。

 「『それでは日本はアジアで孤立する』などと恐れることはない。日本は多くのアジア諸国から支持されている。孤立しているのは東洋的専制国家の東アジア3カ国の方だ。

ただ、韓国と手を切る戦略について日本の最大の同盟国である米国を納得させることが肝要だ」

 こう主張する古田教授に、韓国を中心に東アジア3カ国との付き合い方を聞いた。

なぜ「非韓三原則」なのか

古田博司(ふるた・ひろし)氏 筑波大学大学院教授。1953年横浜生まれ。慶応大卒、1980年から6年間、韓国の延世大、漢陽大で日本語講師。

帰国後、下関市立大専任講師、筑波大学助教授を経て2000年に筑波大学教授就任。著書に「東アジアの思想風景」(サントリー学芸賞受賞)、「東アジア・イデオロギーを超えて」(読売・吉野作造賞受賞)、「東アジア『反日』トライアングル」、「醜いが、目をそらすな、隣国・韓国!」など。
井本 「非韓三原則」を説く理由からお聞きします。

古田 助けてもロクなことがないから。教えても感謝せず、むしろ「ちゃんと教えない」などと難癖をつけてさらに要求してくる。

 日本は幕末から明治維新にかけて初めて西洋に出会った、とよく言われますが、実は当時、東洋にも初めて出会ったのです。

 何も知らないのに、自分も東洋人だから、東洋のことはよく知っていると思い込んでいた。それが間違いのもとだった。

 明治期の朝鮮は驚くほど遅れた貧しい国家で、針一本作れない。木を丸くする技術もないので樽もクルマの車輪も作れない。染料がないので、衣服はすべて白衣でした。近世でも中世でもなく、古代に近かった。

韓国に分かる形で怒り示そう

2018-11-01 15:36:00 | 日記
【阿比留瑠比の極言御免】

韓国に分かる形で怒り示そう

2018.11.1 09:00

産経

 2014年6月、ソウルで元韓国外務省東北アジア局長、趙世暎(チョ・セヨン)氏に慰安婦問題や元徴用工をめぐる訴訟問題についてインタビューした。

趙氏は1965年の日韓請求権協定に関し、こう明言していた。

 「2005年に韓国政府は、反人道的問題である慰安婦問題、サハリン残留韓国人問題、韓国人原爆被害者問題の3つは請求権協定の対象に入っていないという解釈を発表した。

裏を返すと、徴用工問題は入っているということだ」


 請求権協定をめぐる日韓交渉では、韓国側が「個人への支払いは韓国政府の手でする」と主張した。そして実際、韓国は1975年に元徴用工への補償を実施し、2008年から追加補償も行っている。

 慰安婦問題などに関しては日本政府の見解と相いれないが、徴用工問題はすでに決着済みだと韓国も自覚していたのである。

 それが簡単に韓国最高裁に覆されたのだから、たまったものではない。31日の自民党の外交部会などの合同会議では、出席議員の言葉もとがっていた。

 「韓国は国家としての体をなしていないんじゃないか」(中曽根弘文元外相)

 「もう怒りを通り越してあきれるというか、韓国のセンスのなさを言うしかない」(新藤義孝元総務相)

 ソウルの在韓日本大使館前に設置されたウィーン条約違反の慰安婦像を放置していることも含め、韓国が国際条約もルールも守れない非法治国家であると自己宣伝するのは勝手である。

 だが、韓国は中国に対してはこんな暴挙は仕掛けはしない。何をやっても反撃してこないと、日本を甘く見ているのだろう。



 「非常に残念だ」

 岩屋毅防衛相は10月20日、韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相と会談した際に、韓国での国際観艦式で、海上自衛隊の自衛艦旗(旭日旗)の掲揚自粛を求められ、参加を見送った問題でこう伝えた。


 日本人らしく抑えた物言いだが、これでは意味がない。麗澤大の西岡力客員教授は、月刊『正論』3月号でこう訴えている。

 「日本人は100のことを言いたい場合は50のことを言う。

相手が50のことを話したら『本当は100、言いたいのだな』と忖度(そんたく)するわけです。

でも、韓国人は逆なのです。韓国人は、100のことを伝えたいときに200を言います。相手が200を言ったらそれを100と受け止める」

 難儀な話だが、韓国に対してはそれ相応の対応を取るしかない。

徳島文理大の八幡和郎教授は10月30日、自身のフェイスブックに「日本は何もしないと思われるから韓国は無茶をする」と書き、次の5つの報復措置を提案していた。

(1)

日本人が(朝鮮)半島に残した個人財産への補償を要求

(2)対北朝鮮経済協力の拒否(統一時も含む)

(3)3代目以降に特別永住者の地位を認めない事

(4)歴史教科書における(近隣国への配慮を定めた)近隣国条項を韓国に限って撤回

(5)韓国大衆文化の流入制限-。

 八幡氏は筆者に「これらは日本が単独でできる」と指摘し、こう付け加えた。

 「日本はここまでやれると見せないと、韓国とは話し合いにならない。紳士的に対応していたら、韓国政府も(感情に流されがちな)国民を説得できない」

 韓国側にも理解できる形で、日本の怒りを示すべきだろう。(論説委員兼政治部編集委員)

韓国、「徴用工裁判」賠償認め14万人対象で日韓関係「最大危機」

2018-11-01 15:05:21 | 日記
勝又壽良の経済時評

日々、内外のニュースに接していると、いろいろの感想や疑問が湧きます。それらについて、私なりの答えを探すべく、このブログを開きます。私は経済記者を30年、大学教授を16年勤めました。第一線記者と研究者の経験を生かし、内外の経済情報を立体的に分析します。


2018-11-01 05:00:00

韓国、「徴用工裁判」賠償認め14万人対象で日韓関係「最大危機」

10月30日、韓国大法院(最高裁判所)の下した日韓徴用工判決は、パンドラの箱を開けることになった。

1965年、日韓国交正常化の前提である日韓請求権協定が、個人請求権を認めたこと。

請求権には時効(10年)を認めないなど、遺族は永久に請求権行使が可能になった。

対象者は14万9000人。今回の判決で一人1000万円が認められた。


韓国政府は、この判決で極めて困難な立場に追い込まれた。

文大統領は、昨年8月に今回の大法院判決を導くような、「個人請求権容認説」を唱えていた。

韓国司法は、時の大統領の意向を忖度する判決を下すことで知られている。

文氏が、それを熟知して「誘導発言」したとすれば、なんと無知な発言をしたかと思われる。


韓国政府は今回の判決で、日本企業に判決履行を迫れない立場にある。

日韓請求権協定で、「個人の請求権は存在しない」と認め、韓国政府が一括して受領する立場を明らかにしているからだ。

それに応じて、日本政府は「無償3億ドル+有償2億ドルの供与・貸付」で決着した。

韓国大法院は、この日韓請求権協定自身を認めない判決を下したのだ。


文氏が昨年8月、日本企業と日本政府を虐めてやれ、というレベルの認識に基づく発言であったならば、余りにも浅薄であったと言うほかない。

1965年以降の日韓関係の土台になってきた政府間協定は、今になって無効という判決が出たのだ。

その「導火線」が「文発言」にあった印象が強い。文氏の責任は極めて重い。


『朝鮮日報』(10月31日付)は、「強制徴用、被害者14万人中962人が訴訟、今後続々勝訴の可能性も」と題する記事を掲載した。


(1)

「強制徴用問題で訴訟を提起できる人は少なくとも14万人と推定される。

国務総理室(首相室)の「対日抗争期強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者支援委員会」が実態調査で把握した被害者は14万8961人だ。

うち生存者は約5000人だが、損害賠償対象は本人に限られず、遺族も訴訟を起こすことができる」

請求権に時効がなく、遺族が請求できる。だから「1000万円の判決」に勇気を得て、「100年裁判」が始る可能性も出てきた。


(2)

「韓国政府の調査によると、日帝強制占領期の強制徴用で動員された韓半島(朝鮮半島)の労働者を雇用した日本企業は299社ある。

当時の三大財閥である三菱、三井、住友の系列企業をはじめ、日産など自動車メーカー、カネボウ化粧品(旧鐘紡)、キリンビール、パナソニック(旧松下電器産業)なども含まれる。

韓国に事業体を持つ企業も多い。

国税庁によると、韓国に進出している日本企業は395社で米国(420社)に次ぐ。投資総額は891億円だ。

強制徴用に関連する299社と直接的、間接的に関係する企業が多数含まれており、大法院の判決による動揺は避けられない。

損害賠償請求訴訟などの民事訴訟は原告の一方的な提訴で始まる」


韓国に進出している日本企業は395社ある。徴用に関連する299社と直接的、間接的に関係する企業が多数含まれている。

これら日本企業は、原告の一方的な提訴で被告の立場に身を置く。日本政府は国際司法裁判所へ提訴する方針である。その間の裁判は停止となろう。


(3)

「被害者は損害賠償を受ける権利を確保したが、実際に賠償を受ける道のりは遠い。

新日鉄住金が自発的に賠償を行わない限り、裁判所を通じ、新日鉄住金の資産を差し押さえなければならない。

しかし、日本国内の資産差し押さえは不可能だ。

過去に日本の裁判所が「新日鉄住金は賠償責任がない」と判断しているからだ。

結局、韓国国内にある資産が差し押さえ対象になる。

新日鉄住金はポスコの株式3.32%(289万4603株)を保有している。

30日現在で時価7550億ウォン(約748億円)相当だ。

ところが、米国の銀行が中間に介在する米国預託証券(ADR)であるため、差し押さえには米国の裁判所による承認が必要となる」


(4)

「ソウル大法学専門大学院の石光現(ソク・グァンヒョン)教授は、

『米国の裁判所が『賠償責任あり』とする韓国の判決と

『賠償責任なし』とする日本の判決のいずれを受け入れるかにかかっている』と指摘した。

国民大日本学科の李元徳(イ・ウォンドク)教授は、『強制執行など極端な措置に出ることは、歴史戦争を布告するに等しい。

政府も政治的合意で問題を解決するのではないか』と予想した」



関連日本企業は、韓国に所有する資産が差し押さえされる対象になる。

ただ、米国の法律の絡む場合は、米国裁判所が韓国大法院判決か日本の最高裁判決のいずれかの判決を採用する。

すぐに、大法院判決が執行されるわけでない。


(5)

「大法院は損害賠償請求権の時効(最長10年)も認めなかった。

大法院は「被害者はこれまで権利を行使できると考えられない状況だった」とした。

韓国外国語大法学専門大学院の李長熙(イ・ジャンヒ)教授は「いくらでも過去にさかのぼり、賠償請求問題を争えるという趣旨だ」と述べた。

時効を認めなかったことで、損害賠償は「強制徴用」にとどまらない可能性がある」


今回の大法院判決が、時効を認めなかったので徴用工以外にも適用される道が開かれた。

そうなると、日韓併合時代の全事件が提訴の対象になりうる。

まさに、「パンドラの箱である。

日韓は、1910年の日韓併合以来の問題で対峙する立場に変わる。

歴史の彼方に消えた問題が、現実問題として日韓で争われるのだ。

文氏はそれが楽しみなのか。「未来志向」でなく「過去志向」である。

韓国が日本を追い抜いていた!? 8年後の韓国人23%は介護対象、「

2018-11-01 13:39:53 | 日記


2018.6.7 朝鮮日報


在日朝鮮人から見た韓国の新聞

韓国の新聞を新米帰化人の目から見て、韓国で報道されている内容の中から気になることやウラ読みについて書き綴っていきたいと思います。


2018年6月7日

韓国が日本を追い抜いていた!?

8年後の韓国人23%は介護対象、「在宅支援」推進へ (2018.6.7 朝鮮日報)


保健福祉部(省に相当)は「急激な高齢化で介護が必要な人が急増している。長期療養サービスを拡大し、社会的に入院を防ぐなどコミュニティ・ケアを推進する」と明らかにした。政府の調査によると、高齢者や障害者など、介護が必要対象者は昨年876万人で、全人口の約17%にあたるという。8年後の2026年には介護対象者が全人口の22.9%にまで増える見通しだ。 (抜粋)


超高齢化社会の日本では2030年、要介護者人口は669万人に達するとの予想が出ています。

今年の最新データを見ると要支援者を含めてると639.6万人。その人口はどんどん増えていき、要介護者は2060年で794万人。

要支援を含めると1100万人となり、その時代になると日本国民の7〜8人に1人の割合で介護対象者になります。

今後、抜本的な制度改革をしない限り、介護保険制度は近いうちに破綻する事になるでしょう。

お隣、南朝鮮では2017年時点で「介護が必要対象者」が876万人になったのだそうです。

日本の半分にも満たない人口の南朝鮮が、日本の要支援含めた数字よりもさらに多い要介護者を抱える国になっていたのです。

念願の、日本を追い抜くことができたのですね!ホントかいな。

本当は単に高齢者人口に障害者人口を足した数字なんですけどね。記者の国語力に問題があるお粗末な記事、というのが真相でした。

で、実際問題はどうなのかというと。

2017年の南朝鮮の合計特殊生産率が1.05だったことを踏まえて、今後どうなるか計算してみました。

計算式は面倒なのでここでは割愛しますが、日本の生涯独身率の高さと合計特殊生産率が今後低下するとした上で計算すると、

日本は2060年で現役世代1.3人で1人を支える計算になりますが、南朝鮮は1.2人で1人を支えなければいけない計算になるのです。

似たような数字ですが、実際に使える金額は日本の方が倍以上ある。


また、国富自体が比較にならない事から、2060年、南朝鮮は現実問題として、国として窮乏しているのは確実になるのです。


いつもお読み下さりありがとうございます。あなたの一押しが同胞と戦う支えになります!