韓国、「狡猾」徴用工・慰安婦問題の解決案出さず、日韓首脳会談求め「実績づくり狙う」
2021年06月03日
韓国は狡猾である。
日韓に横たわる最大の問題である旧徴用工と旧慰安婦の問題について解決案を示さずに、首脳会談だけ開いて実績づくりを狙っている。
日本は、こういうなし崩し的な韓国の手法に強く反発している。
文政権が、外交信義にもとる姿勢を取っている背景には、次の点が考えられる。
来年の大統領選挙で、日韓関係が争点になるだろう。
野党からは、日韓首脳会談も開けない韓国の大統領では意味がない。
こういう攻撃が予想される。
これを避けるには、形式・内容を問わず、日韓首脳会談を開いておきたいのであろう。
明らかに、次期大統領選を狙った「アリバイ」づくりである。
『中央日報』(6月3日付)は、「なだめる米国・呼応した韓国・持ちこたえる日本 道のりが遠い韓日米首脳会談」
仲裁者として出た米国とこれに呼応した韓国、そして距離を置きながら持ちこたえる日本。
韓日米首脳会談をめぐる3カ国の本音を要約すれば、このようになるだろう。
(1)「ジョー・バイデン米国大統領が韓日関係をめぐる「離婚相談者」の役割を自任したにもかかわらず、日本は依然として韓国に対する不信と反感を持っている。
反面、韓国は、バイデン行政府が強調する韓日米3カ国協力の観点から韓日関係の改善への意志を示している。
結局、もう日本の態度が韓日米3カ国協力の度合いと密度を決める核心要素になる可能性があるという意味だ」
日韓対立は、文化の問題でもある。
これだけ考え方の違う両国も珍しいであろう。
韓国の日本への甘えが、外交の基本ルールを逸脱させている。
日本は、韓国の甘えを絶たなければならない。国際法に則った外交を実現させることである。
(2)「韓日米首脳会談が開催されれば、そのきっかけは6月11~13日、英国ロンドンで開かれるG7(先進7カ国)サミットになる可能性がある。
読売新聞は、政府関係者を引用して、G7首脳会議期間に別途の韓日米首脳会談を開催する方針を調整中だと2日、報じた。
また、このメディアは、バイデン大統領が新たな北朝鮮政策に関連した協力方針を確認し、北核問題に共同対応するために韓日米首脳会談お開催を主導していると分析した」
韓国は、ロンドンのG7で日韓首脳会談を開こうとしている。
日本は、韓国が具体的解決案を出さない限り会わないという態度だ。
外交は、遊びでない。韓国は、この厳粛な事実を認識すべきである。
(3)「韓日米首脳が最後に一堂に会したのは、2017年9月国連総会を契機にした午餐会だった。
それ以来、4年近く韓日米3カ国の首脳会議は開かれていない。
その間、韓日関係は急激に悪化した。
2018年10月日本企業が強制徴用被害者に賠償するように命じた韓国大法院(最高裁)の判決が言い渡され、2019年7月日本は半導体素材などに対する輸出規制など報復措置に出た。
文在寅大統領が「もう日本には負けない」とし、敵対感を表わしたのもやはりこの時期だ」
文氏は、最初から反日姿勢を強めて臨んできた。
それが、国内支持を高められると見たからだ。
こういう計算違いが、韓国を追込んでいる。
日本は、今後の日韓関係のあり方を含め、いま妥協すれば、元の木阿弥になる。妥協は禁物だ。
韓国の甘えを絶つべきである。
(4日)「バイデン行政府発足以降にも韓日両国をめぐる悪材料は続いた。
1月、日本政府が慰安婦被害者に賠償することを求めた韓国裁判所の判決が言い渡され、4月には日本政府が福島原発汚染水の海洋放流を決めて葛藤が激化した。
最近では、日本政府が東京オリンピック(五輪)のホームページに独島(ドクト、日本名・竹島)を日本の領土のように表示し、外交部・文化体育観光部・大韓体育会などが強く抗議した」
東京五輪ホームページの竹島地図は、韓国の要望を聞いて一度消しているが、「点」で残った。
それも肉眼では分からないという。
拡大鏡で見れば痕跡があるという。
韓国は、その痕跡すら消せと騒いでいるのだ。竹島は、日本領である。
(5)「対立が深化しつつある中、日本は韓日関係改善の前提条件として慰安婦・強制徴用問題に関連した韓国の解決法の提示を要求している。
その背景には、韓国政府が過去史問題を解決するための対内外的な努力をせず、事実上放置する間に日本側の賠償責任を決めた裁判所判決が相次ぎ出る状況に至ったことに対する不満がある。
外交筋は「バイデン大統領が韓日米首脳会談を主導しているが、韓日首脳会談の開催に架け橋の役割まで期待することは難しい状況」とし
「バイデン行政府発足後、韓日関係の回復のために数回にわたって日本に接触を試みたが、回答どころか立場さえもきちんと明らかにしていない」と話した」
下線部に、日本の怒りが表われている。
日本は、韓国と聞いただけで「疲れる」のである。韓国は、この日本の嫌悪感の原因を探り解決案を出すべきだ。
(6)「結局、韓日関係の改善が先行されなければ、バイデン行政府の仲裁で韓日米首脳会談が開催されても形式的なイベントにとどまる可能性が大きい。
韓米および日米同盟を無理に一つの垣根で縛る物理的な結合以上の意味を持ち難いからだ。
実際、5月、G7外相会議を契機に別途の韓日米解消会議が開かれたが、「3カ国協力の意志の再確認」という宣伝的メッセージにとどまった。
続いた韓日外相会議は、過去史問題と福島汚染水放流などをめぐる両国間の意見の隔たりだけを再確認したまま、成果なしで終了した」
日韓外相会談ですら、何らの日韓関係解決に資さない。韓国が、解決案を出す意思がないのだ。