日本と世界

世界の中の日本

元徴用工訴訟の却下判決、韓国で波紋…「漢江の奇跡」日本の寄与言及

2021-06-09 18:24:27 | 日記

元徴用工訴訟の却下判決、韓国で波紋…「漢江の奇跡」日本の寄与言及

 
【ソウル=建石剛】

日本企業16社を相手取った韓国人「元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)」による損害賠償請求訴訟を却下した7日のソウル中央地裁判決が、韓国で波紋を呼んでいる。

却下の根拠として、韓国が驚異的な経済成長を遂げた「漢江ハンガンの奇跡」に日本が経済支援で貢献したことなどに言及したためだ。

日本から5億ドル

 判決は、日本が1965年の日韓請求権・経済協力協定に基づいて提供した計5億ドル(無償3億ドル、借款2億ドル)の支援について、「『漢江の奇跡』と評される輝かしい経済成長に寄与した」とした。

 同協定は、日韓の請求権問題は「完全かつ最終的に解決される」としているが、元徴用工らは日本の経済協力は少ないことなどを挙げ、協定で元徴用工の請求権は解決されなかったと主張している

判決が日本の「寄与」に言及したのは、こうした主張を否定する根拠の一つとしたものだ。

 韓国では、経済発展への日本の寄与を認めることに批判的な世論もあり、「裁判所は正しいか」(左派系のハンギョレ新聞)との報道も出ている。

 今回の判決が、2018年に日本企業に賠償を命じた韓国大法院(最高裁)判決を否定した点も注目されている。

 大法院は賠償命令は請求権協定に違反しないとしたが、今回の判決は、賠償を命じれば国際法である同協定に違反しかねないと判断した。

元慰安婦訴訟でも同様に、ソウル中央地裁が今年1月に日本政府に賠償を命じた一方、4月に別の訴訟で国際法を理由に請求を却下した。

 文在寅ムンジェイン大統領は1月の賠償判決後に記者会見で「(判決に)困惑している」と述べており、聯合ニュースはこの発言で「司法が日韓関係を考慮する流れが作られた」との観測を伝えた。

 ただ、今回の判決が日韓関係改善につながるかどうかは不透明だ。

 8日付のハンギョレ新聞は、大法院判決と異なる地裁の判断について「荒唐無稽な論理で組み立てられた異例な判決」と批判した。

 一方で保守系の朝鮮日報は「前例のない司法混乱」と指摘し、

「歴史問題を政治利用してきた文政権と超法規的判決を出した大法院の責任だ」と論じた。

割れる世論に韓国外交省報道官は8日、「関連動向を注視する」と述べるにとどめた。

 



「高齢化が最も速い韓国…老人貧困率もOECD1位」

2021-06-09 17:13:41 | 日記

「高齢化が最も速い韓国…老人貧困率もOECD1位」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 
韓国の高齢者人口の増加が経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最も速いことが分かった。
 
2048年にはOECD加盟国のうち最も高齢の国になるだろうという見通しだ。そのうえ老人貧困率もOECD加盟国のうち最も高く、対策づくりが急務だという指摘もある。

韓国経済研究院(韓経研)は17日、米国・英国・ドイツ・フランス・日本など主要5カ国(G5)と韓国の高齢化現況および対応策を分析した結果を発表した。
 
これによると、2011年から昨年まで韓国の65歳以上の高齢人口は年平均4.4%増加していることが分かった。
最近10年間、老年層が毎年29万人増えたということだ。韓国の高齢化速度はOECD平均(2.6%)の1.7倍で、加盟国の中で最も速い。

現在、韓国の高齢人口比率は15.7%で、OECD37カ国のうち29位だ。
 
だが、今の勢いでいけば20年後の2041年には33.4%となり、人口の3人に1人は高齢者になる。
 
2048年には65歳以上の高齢者が人口全体の37.4%を占め、OECD国家のうち最も年老いた国になる見通しだ。

◆老人貧困率、OECD加盟国中で最高水準

高齢人口の比率が急激に伸びている中で、他の国々と比較して韓国高齢者の経済的困難は相対的に大きいことが分かった。
 
韓経研によると、2018年基準で韓国の老人貧困率(43.4%)はOECDのうち最も高かった。これはOECD平均(14.8%)の約3倍水準だ。

韓経研のチュ・グァンホ経済政策室長は
「韓国の老人貧困率はG5国家である米国(23.1%)、日本(19.6%)、英国(14.9%)、ドイツ(10.2%)、フランス(4.1%)と比較して圧倒的に高い」とし
 
「韓国は高齢者が非常に困窮していて、高齢化も世界的に類を見ないほどのスピードで進んでいる」と話した。

◆硬直した労働市場、青年・老年求職難に

高齢化と老人貧困問題を触発する原因として、
 
1つ目に労働市場の硬直性が指摘されている。
派遣・期間制に対する規制が強化されて解雇費用が高く、企業がさまざまな人材を活用して柔軟に人材を調整できる余地が狭まっているということだ。
 
これによる青年の求職難は長期的に少子化問題と結びついて高齢化がますます進み、老年の求職難は老人貧困につながるという指摘だ。

延世(ヨンセ)大学経済学部のソン・テユン教授は「最近制度の変化によって増えた労働費用と労働硬直性で、企業が雇用を増やしにくい状況」としながら「職に就けなかった青年が結婚をしないから出生率が低くなり、高齢化を触発する原因になっている」と話した。

韓経研のイ・サンホン雇用政策チーム長は労働市場の硬直性が高齢層の就職環境を悪化させている原因だと話す。
 
イ氏は「G5国家は製造業を含むほとんどの業種で派遣を許容している。派遣・期間制期間もドイツやフランスを除く3カ国は無制限」としながら「これらの国々は賃金体系も職務・成果給中心なので、企業が高齢者を雇用するにあたり負担がない」と説明した。

◆「年金機能を強化して老後所得の拡充を」

韓経研は老人貧困問題の解決策として年金機能の強化を提案した。
 
韓経研によると、2018年基準で韓国の公的・私的年金所得代替率は43.4%だ。
 
退職年金や個人年金などの私的年金と、国民年金や公務員年金など公的年金をすべて合わせても引退前の平均所得の半分にも至らないということだ。
 
反面、米国などG5国家の場合、年金の所得代替率は平均69.6%水準だ。

韓経研は、G5国家は税制の恩恵を通じて私的年金加入を活性化したおかげで、年金受領だけで所得を補填する効果をあげていると分析した。
 
これらの国々の場合、私的年金に対する税制支援率は2018年基準で平均29.0%だった。米国の場合、この比率が41.0%に達する。その結果、G5国家では満15~64歳人口の私的年金加入率が54.3%と比較的高い。

反面、韓国は私的年金税制支援率が20.0%で、加入率も16.9%にとどまっている。
 
チュ氏は「主要国家は私的年金の加入を誘導する代わりに、
 
公的年金は韓国に比べて『もっと多く出してもっと遅く受け取る』形で運営し、財政健全性を強化した」とし「韓国も私的年金に対する支援を強化し、公的年金を効率化して国民が老後の所得基盤を拡充することができるようにしなければならない」と話した。

韓国与党議員に不正疑い 慰安婦支援団体

2021-06-09 16:44:07 | 日記

韓国与党議員に不正疑い 慰安婦支援団体
朝日新聞社 2021/06/08 19:00



© 朝日新聞社 韓国の文在寅大統領=2021年5
月10日、ソウル、韓国大統領府写真記者団
(東亜日報提供)
韓国の文在寅(ムンジェイン)政権を支える与党「共に民主党」は8日、不動産の取引や保有などをめぐる違法行為に関与した疑いがあるとして、党所属の国会議員12人に離党勧告した。

このなかには、元慰安婦支援団体「正義記憶連帯」
(正義連)の資金不正疑惑をめぐり、補助金管理法違反などの罪で在宅起訴された前理事長の尹美香(ユンミヒャン)議員も含まれる。


土地住宅公社の職員らが都市開発計画の発表前に予定地の土地を購入していた疑惑を受けて、韓国政府の国民権益委員会が3月末から党所属の国会議員174人とその家族ら計816人を対象に調査を開始していた。

委員会は7
日、過去7年間の不動産取引を調べた結果、12人の議員に違法行為の疑いが
あると発表した。
調査結果の発表を受け、党は8日、12人の議員名を公表し、離党勧告した。

尹氏には、親族名義により不動産の所有を意図的に隠した疑いがあるという。

今後、警察を主体とした政府合同特別捜査本部が捜査を進める。
公社職員らの土地の不正取引疑惑は文政権を直撃し、支持率が一時30%台前半まで下落。

4月のソウルと釜山の市長選では与党が惨敗した。与党議員も不正を働いていた疑惑が表面化したことで、風当たりがさらに強まるのは必至だ。

党内では「国民の不信はあまりに強い」(宋永吉(ソンヨンギル)代表)など、政権運営や来年3月の大統領選への影響を懸念する声も出ている。ソウル=鈴木拓也