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飯島 愛プロフィール 没後

2021-10-24 18:22:00 | 日記
飯島愛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



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いいじま あい
飯島 愛プロフィール

別名義愛称生年月日没年月日没年齢出身地死没地血液型公称サイズ(時期不明)

身長 / 体重BMIスリーサイズ活動デビュージャンルモデル内容備考

大久保 松恵(本名)
愛珍(あいちん)
1972年10月31日
2008年12月17日
36歳(数え37)
 日本・東京都江東区
 日本・東京都渋谷区
A型
163 cm / 43 kg
16.2
86 - 56 - 85 cm
単位系換算[表示]
1992年
タレント、AV女優
ヌード
1992年 - 2007年
モデル: テンプレート - カテゴリ
飯島 愛(いいじま あい、1972年10月31日[1] - 2008年12月17日〈死亡推定日〉[2])は、日本の元AV女優、タレントである。

本名:大久保 松恵(おおくぼ まつえ)[3]。株式会社Thesis元代表取締役。東京都江東区出身。

瀧野川女子学園高等学校中退。元ワタナベエンターテインメント所属。

目次


経歴


デビュー以前


東京都江東区の亀戸で生まれ育つ。教育熱心で躾に厳しい両親に育てられ、小学校の頃は成績が良くおとなしい子であった。

中学に入学してからも成績は学年で常に10番以内を保っていたが、中学1年の頃に精神的な支えでもあった祖父が亡くなったことで精神のバランスを保てなくなり、それが原因で両親からのプレッシャーに耐え切れなくなって非行に走るようになった。

中学在学中から不良仲間と毎晩ディスコ等で夜遊びに耽るようになり、遊ぶお金の為に万引きやカツアゲを繰り返す生活をしていた。

高校には入学したものの全く通学しておらず、すぐに中退する。

中学卒業前後には既に家出同然の状態であり、家出後の彼氏との短い同棲生活等を経て、六本木でホステスとして働いていたところをスカウトされ、1992年にAV女優となる。

芸名は水商売時代に所属していた店のママが「みんなから愛される子になるように」という願いを込めて「愛」という源氏名を付けてくれたことによる。

(以上は著書『プラトニック・セックス』の記述による) 私立亀戸幼稚園卒、江東区立水神小学校卒

芸能界引退まで


AVデビュー後、『とんねるずのみなさんのおかげです』のスタッフととんねるずの木梨憲武が彼女のファンであったことから、同番組にハプニングゲストとして出演したことがテレビ番組初出演となった。

1992年2月から深夜番組『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)にレギュラー出演し、スカートをめくりTバックを見せるのが話題となって「Tバックの女王」と呼ばれた。

1993年、「ナイショ DE アイ!アイ!」で歌手デビュー。オリコン87位。

このCDには飯島が実際に着用したパンティを細かく裁断した生地が同梱された。

1994年頃、AV女優を引退。

テレビ番組への出演等によってタレントとしての知名度を得たことで、引退後は完全にタレント業へと転身を果たした。

1999年東京都知事選挙では、雨宮処凛らとともに柿澤弘治を支援した。

2000年、半自伝的な小説『プラトニック・セックス』でリンチ被害、AV出演や性病感染、中絶手術、整形手術していたこと等をカミングアウトしベストセラーに。

映画化やテレビドラマ化もされ、以来作家活動も行っていた。

「週刊朝日」にコラム『飯島愛の錦糸町風印税生活』を執筆。また性感染症予防の啓蒙活動でも知られる。

 『あんたにグラッツェ!・あんグラ☆NOW!』にゲストとして最も多く出演した人物である(あんたにグラッツェ!参照[出典無効])。

2000年の流行語大賞においてトップテン入選した「ワタシ(私)的には…」で、「この言葉の使い手として一番ふさわしい有名人」として授賞式に出席した[4][5]。

2005年にブログを始める。同年、ネット配信番組に連動した株取引に関するブログも、短期間公開された。

2006年11月11日、個人事務所の経理担当の人間から数千万円もの横領被害に遭ったことをブログで告白した。

芸能界引退


2007年3月3日、「飯島が3月末で芸能界を引退する」という報道が流れ[6]、飯島の所属事務所もこの内容をFAX回答で認めた。

飯島は同4日に生出演した『サンデージャポン』でこの件について「いつかは引退する」と発言するも時期については明言しなかった。

しかし翌週(3月11日)の放送で飯島は3月末をもって引退することを自ら発表した。

その後腎臓病(腎盂炎)であることも報道され、それによると「症状が予想以上に重く、仕事を続ける意欲を完全に失っているという。」と理由付けされている[7]。

『サンデージャポン』最後の出演は2007年3月25日だったが、ちょうど番組放送直前の午前9時42分頃に能登半島地震が発生。

TBSは地震の状況を報道したため、飯島最後の『サンデージャポン』の放送時間はわずか15分となってしまい、飯島本人が出演した場面は3分(予告編のみ)しかなかった。

飯島はこのことをブログで「大変な事態です。人命と私の引退は比べるに値しない。今はそっと、被害が最小限に収まるように見守りましょう」と綴っている。

なお、翌日のニッポン放送の生放送ラジオ番組『テリー伊藤のってけラジオ』において、飯島と『サンデージャポン』で共演しているテリー伊藤が「飯島愛ちゃんの分は収録しました」と話し、翌週の『サンデージャポン』で放送すると明言した。

その後、テリー伊藤の言うとおり、4月1日の『サンデージャポン』のラスト10分で、事前に収録された「飯島愛 引退ファイナルカウントダウン」と題されたVTRが放送され、飯島は週刊誌で報じられている「藤田晋とITビジネスを行うという説」や「ニューヨークへ移住するという説」を否定し、「(今後は)医療関係の仕事に就きたいが、今から勉強しても間に合わない。

でも、(医療と性質の似ている)カウンセリング関係の仕事をしたい」「歌や(お笑いの)ライブなど、板の上(舞台)に立つ仕事ができないと、芸能人としては限界がある。

あと、病気で休んでいる時に、私の代わりになる若手はいっぱいいると思った」と語り、「精子バンクでシングルマザー説」については「試みようとしたことはある」と述べた。

そしてVTRの最後では、高橋ジョージが飯島のために「ロード」を熱唱し、飯島はみんなへの感謝のメッセージを贈った。

2007年3月31日、「目標や夢が見い出せず、芸能界で生き残っていくことは不可能」として所属事務所から正式に引退が発表された。

飯島は引退後も「飯島愛」としてブログ『飯島愛のポルノ・ホスピタル[8]』を続け、飯島の没後も連日ファンのコメントが書き込まれ続けており、故人を偲ぶ宝物のような存在になっていたが[9]、2015年9月18日に放送された『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS)で、ブログを管理している両親の意志によりブログを閉鎖することが発表され[10][11]、存命であれば43歳の誕生日となる同年10月31日をもってブログは閉鎖された。

最終日になっても書き込みは続いており、翌11月1日午前0時時点での最終的なコメント数は約72700件に達した[12]。

死去



ウィキニュースに関連記事があります。
  • 元タレント・飯島愛さんが急死
2008年(平成20年)12月5日、最後のブログを更新する[13]。2008年12月24日、東京都渋谷区桜丘町の渋谷インフォスタワーの自室で亡くなっているのが[14]親戚の女性によって発見された。

その後、警察などの捜査によって、発見時点で死後1週間ほど経過していたことが判明した。死亡推定日は発見日である12月24日から起算して12月17日前後であると考えられている。

36歳没。2009年(平成21年)2月4日、東京都監察医務院による病理検査の結果が警視庁渋谷警察署より発表され、死因は肺炎であったことが判明した[15]。

真冬ではあったが、室内の暖房が点けられたままであったため、遺体は腐乱していたという。

2009年2月6日、『中居正広の金曜日のスマたちへ』300回記念スペシャルにて追悼特集を放送。中居やベッキー、大竹しのぶら出演者が「お別れ会」という形で最後のメッセージを贈り、涙ながらに飯島の死を追悼した。

飯島愛の本葬(お別れの会)が、2009年3月1日、東京プリンスホテルにて執り行われ、親交のあった芸能人をはじめ約1500人が参列した[16]。

弔辞は島田紳助と盟友の中山秀征がそれぞれ読んだ。

なおこの時の模様は、かつて中山が飯島と共に司会を務めた『ウチくる!?』内で生放送された。

人物・エピソード


AVデビューを果たして『ギルガメッシュないと』に出演し始めた頃は、当初新人という事もあり、若さを前面に押し出したアイドル的(いわゆるぶりっ子的)な仕草や口調のキャラクターとして振る舞っていたが、その中で徐々に等身大の本音の部分を垣間見せるような芸風[17]を確立していった。

AV女優を引退してタレントに転身した後はアイドル的な振る舞いをする事はなくなったが、ギャル的な口調で等身大の本音を語る芸風はその後も継続された。

タレント転身後の飯島側は、飯島の元AV女優としてのイメージを払拭しようとする戦略を取っていたらしく、タレントに転身してから2000年に著書『プラトニック・セックス』でカミングアウトを果たすまでの間、飯島の元AV女優としての経歴は芸能界では公然の秘密となっており、飯島本人はもとよりテレビ番組での共演者もその経歴について触れることが一切なかった[18]。 

そのような方針にも関わらず、一般にはAV女優としての経歴は広く知られており、AV女優のスカウトを行う際に、AV女優からキャリアをスタートして最終的にタレントや女優になれる道が開ける可能性がある、という釣り文句の引き合いとしてよく利用されていた。

タレント転身以降のテレビ番組への出演の際は、露出の多い服装でボディラインや脚線美を魅せる「お色気担当」として活躍すると同時に、クイズ番組等では珍解答を連発する、いわゆる「おバカタレント」としても活躍した。

反面、芸能、政治、スポーツなどの各分野で本音や自身の主張を展開した。

決して無知無学ではなく、相応の勉強をして教養を身に着けていた。

ゲスト出演から準レギュラーを経てレギュラーになる事が多かった。

例としては『スパスパ人間学!』『決定!これが日本のベスト』『ロンドンハーツ』等がある。


Netflix発の韓国ドラマ「イカゲーム」

2021-10-22 17:54:43 | 日記

世界で大人気「イカゲーム」はどんなドラマ?

Netflix発の韓国ドラマ「イカゲーム」は、456億ウォン(約42億3,700万円)の賞金がかかった謎のサバイバルゲームに参加した人々が、最後の勝者になるために命をかけて戦う物語である。

登場人物の設定はこうだ。
1. ろくな仕事もなく、たまに手にするお金は競馬ですってしまう人物
2. ソウル大学経営学科を卒業した秀才で汝矣島(ヨイド)の投資会社に勤め、成功したと思ったのに投資に失敗して莫大な借金を抱えた人物
3. 脱北ブローカーにお金を渡して詐欺にあった人物
 4. 織のボスのお金をギャンブルで使ってしまった人物

こういった「脛に傷を持つ人間」が、金を目当てにサバイバルをかけて戦うもの。

劇中では「こんなことをしていたら俺たち駄目になる」と漏らす人間らしい一面を覗かせている。

海外メディアでは、次のような評価だ。

米『ニューヨーク・タイムズ』紙は、「不平等とチャンスの喪失という韓国の根深い感情を扱って世界の観客を集めた『最新の韓国文化輸出品』にすぎない」。

仏『ル・モンド』紙は、「貧困層と富裕層を対照的に描いた内容で2019年アカデミー作品賞を受けた映画『パラサイト 半地下の家族』などと軌を一にする」。

前記の二紙による「イカゲーム」に対する見方は共通している。韓国社会の貧困層と富裕層の対照的な存在の指摘である。

だが、こういう評価だけで十分だろうか。

格差問題といえば、経済的には客観的データとして「ジニ係数」(所得再分配後:2018年)を持ち出さなければならない。

日本の0.33に比べて、韓国は0.35と若干高い(不平等)状態だ。

だが、米国の0.39に比べれば低いのだ。
この「ジニ係数」だけを持ち出せば、米国こそ「イカゲーム」が起こって当然である。

逆に、「アメリカンドリーム」を生んでいる。
「イカゲーム」の裏には、韓国特有の国民性が存在している。

背景に「就職したくてもできない」厳しい現実

「イカゲーム」の社会的な背景には、就職したくてもできない厳しい現実がある。

日本では、一人で何社もの「内定」を取ったという豪の者がいるほど。売り手市場である。

韓国では、逆である。就職したいが競争が激しくて「困難」であるから、就職活動すら止めるという人たちが増えている。

韓国経済研究院は、4年制大学の3~4年生や卒業生など2,713人を対象にアンケート調査を行った。

その結果が10月12日に発表された。

その内容は次のようなものだ。『中央日報』(10月13日付)から引用した。

「積極的に求職活動をしている」 9.6%
「儀礼的にしている」 23.2%
「休んでいる」 8.4%
 「ほとんどしていない」 33.7%

上記のデータでは、求職活動を積極的に行っているのは、9.6%に過ぎない。

他は、ほぼ諦めている。大学を卒業して、「いよいよこれから人生がスタートする」というはずの年齢で、早くも諦めた状況に追込まれている。

育たぬ転職市場。希望就職先は公務員

今年、積極的に求職活動をしている大学生と卒業生は、入社願書を平均6.2回出したという。書類選考に合格した回数は平均1.6回だった。就職を希望する企業については、公企業(18.3%)と大企業(17.9%)・公務員(17.3%)の割合が同程度である。
就職希望先は、公企業・公務員、それに大企業である。すべて、「寄らば大樹の蔭」である。ベンチャー企業や中小企業ではない。ここに、韓国社会の特異性を見る思いがする。朝鮮李朝時代からヤンバン(両班)支配の気風が、今なお生き続けていることだ。最初から、「勝ち馬」に乗るという人生の選択をしている。
この思惑が外れた場合、韓国社会では「乗った馬」から自分で降りて、自営業を選んで「一国一城の主」の道を進む。
韓国の自営業者数が、GDP世界10位前後の国にしては飛び抜けて高い(24.6%=2019年)理由は、産業構造の近代化が遅れているほかに、この「気位の高さ」が影響していると見られる。自営業は、好景気の時にその波に乗って行ける。だが、景気に逆風の吹いたときは、最初にそのつむじ風に吹き飛ばされる、極めて不安定な経営環境にあるのだ。
職場で、嫌なことがあっても我慢する。韓国社会では、それが困難ゆえにすぐに退職して自営業の道へ進んでいる裏に、もうひとつ「転職市場」が育っていないという事情がある。終身雇用制と年功序列賃金制が、今なお牢固として守られているからだ。大企業労組が、この2原則を絶対に譲らない結果である。
転職市場さえ完備していれば、自営業を選ばずとも転職によって働く環境を一新できるのだ。嫌いな上司の顔を見なく済む。
韓国の「イカゲーム」の裏には、こういう韓国社会の柔軟性欠如が災いしている。

4分の1は自営業者の怪

ここでもう一度、韓国の自営業者比率が国際的に見てどのレベルにあるかを確認しておきたい。
自営業者比率は、就業者数に占める自営業の比率である。OECDで、韓国よりも高い比率の国は、全て韓国のGDP規模を下回る国ばかりである。ブラジル・メキシコ・ギリシャ・トルコ・コスタリカである。
韓国は、「先進国入りした」と胸を張る。就業構造から見ると、発展途上国の一角に位置していることは明らかだ。日本の自営業者比率は9.98%、ドイツ9.61%、米国6.32%(いずれも2020年)だ。データは、OECDである。
誤解のないように指摘したい。自営業がダメで、ビジネスマンが上という単純な話ではない。景気変動時の雇用は小舟よりも、大きな舟に乗っていた方がより安全という意味である。その点で、米国の6%強は韓国の25%弱より、はるかに安定しているであろう。もっとも、企業でも解雇がある。その場合、退職金もあれば再雇用の際に、優先的に雇用されるという条件もつく。雇用の安定面では、自営業よりも有利だろう。
韓国が、終身雇用制と年功序列賃金制に縛られて、転職市場も育たない現実を脱するには、広い視野から雇用を考えることである。

韓国の労組は、自分たちの利益だけを優先して、国民全体の利益を無視している。

文政権は、労組の支持を繋ぎとめるべく、この「業」を増幅しているから、ますます救いがなくなる。韓国の経済も社会も不安定化する理由なのだ。

文政権は“有害無益”な存在。国民生活に直結する経済政策で大失敗

文政権が発足したのは、2017年5月である。

それ以来、経済政策は失敗の連続である。
1. 賃金政策では、最低賃金の大幅引き上げによって、逆に失業率を高めた
 2. 不動産政策では、住宅需要を抑制する一方、住宅供給も抑えて価格高騰を生んだ
以上のように、国民生活に直結する経済政策で大失敗した。最大の理由は、現実を直視せずに実証したことのない政策を「公正」という美名に酔って行ったことである。
経済政策は、「実証の学」である。文氏の政策は、世論に阿(おもね)る政策であり、「曲学阿世の徒」と言われる類いだ。
韓国の不幸を増幅させたのである。

韓国の失業率は次のように、文氏が大統領就任(2017年)してから悪化した。
2015年 3.60%
2016年 3.70%
2017年 3.70%
2018年 3.85%
2019年 4.15%
2020年 4.00%(大量の公的アルバイトを採用し糊塗)
 出所:ILO統計
2018~19年は、明らかに最低賃金の大幅引上げが失業率を高めるという、常識では考えられない事態を招いた。
昨年は、新型コロナウイルスで世界中が混乱した。

その中で、韓国が改善したのは、公共アルバイトの大量採用である。

文氏が、大統領に就任してソウルの住宅価格は8割も上昇した。

住宅価格の高騰抑制には、住宅供給を増やして先高観を沈静化させることである。

文政権は、住宅供給を軽視したので、市民の住宅先高観を一段と高める結果となった。

以上のように、文政権は人間生活に不可欠な「衣食住」のうち、食=雇用と、住=住宅の2面で失敗した点で有害な政権になった。

国民こそ、大変な迷惑である。
まさか、その不満を政府へ直接向ける訳にいかないので「自衛」に走った。

それが、哀しいかな「イカゲーム」となって現れたのだろう。

20~30代の借金が膨大

住宅高騰を見た若者は、生活防衛で銀行借入に走った。
文在寅政権の4年間(2017~21)で、20代の銀行ローン残高は2倍以上増えたが、その後も膨らんでいる。昨年1年間で20代への銀行貸付残高は32兆7,000億ウォン(約3兆1,065億円)から44兆5,000億ウォン(約4兆2,275億円)へと36.1%増加した。

全年齢の平均増加率の11%を大幅に上回った。
昨年1年間で、銀行借入残高が36.1%も増えるとは異常である。

当然、ローンで長期返済とは言え、月々の返済が家計を圧迫する。果たして、生活できるだろうかという他人事ながら心配するほどの急増ぶりである。

これは当然、個人消費支出を抑えるはずだ。
30代への銀行貸付残高も、昨年1年間で17.5%も増加した。

20~30代の借り入れの大半が、マイホーム購入や株式・仮想通貨への投資にも投じられたと推定されている。
この背景に、政策金利が年利0.50%と最低水準へ引下げられたことの影響もある。

この超低金利を利用して住宅ローンを組んだのであればまだ救いようもある。
だが、株式や仮想通貨などの金融取引に使われたとなれば、事態は変わってくる。

借金して投資する悲劇

実は、仮想通貨や株式への投資が多かったのである。

昨年末からの仮想通貨投資ブームは、20代が主導した。今年1~3月の韓国4大仮想通貨取引所の新規加入者249万5200人余のうち、20代は32.7%で最多だった。

この「博打好き」には度肝を抜かれる。

不動産市場は30代が主導した。韓国不動産院によると、今年1~4月に売買されたソウルのマンションの36.7%は30代が購入した。次に多い40代(26.6%)との差が拡大した。
株式市場では、20~30代の動きが目立った。新韓銀行によると、20代全体に占める株式投資家の割合は、19年の23.9%が20年には15.3ポイントも急上昇した。30代でも同じ期間に28.3%から10.5ポイントもの上昇である。
韓国の20~30代は、株式・仮想通貨・不動産の主役として動いたが、その傷跡(延滞)も大きくのし掛っている。
銀行延滞額が、2017年1~3月期と2021年1~3月期を比較すると次のような結果が出てきた。
20代 167.5%増
30代 22.0%増
40代 138.0%減
50代 19.4%減
 60代以上 1.8%減
20~30 代の延滞額の増加が大幅であることに「エッ」と息を呑む思いがする。払えずに終われば担保を没収される。
それこそ「イカゲーム」そのものになりかねない。「資産が少ない若い世代への行き過ぎた融資は、未来の経済状況を不安定にするリスクである」と指摘されている。当然であろう。

この記事の著者・勝又



韓国に渦巻く格差社会とは?その実態を探る

2021-10-22 17:27:19 | 日記
  • 韓国に渦巻く格差社会とは?その実態を探る
人や国の不平等をなくそう
韓国に渦巻く格差社会とは?その実態を探る
  • 韓国に渦巻く格差社会とは?その実態を探る

大ヒットとなった韓国の映画「パラサイト 半地下の住人」では、韓国に渦巻く格差社会が描かれました。

2020年のアカデミー賞では4部門で受賞するなど、日本でも話題となった映画です。

実は、この映画が上映される以前から、韓国は超学歴社会であり、受験や就職、昇進における競争が非常に厳しい国でもあります。

そのため、所得格差が広がり、深刻な問題となっているのが実態です。
今回は、韓国の格差社会にスポットを当て、映画だけではわからない背景を解説していきます。
目次
  • 韓国における所得格差の実態
    • 広まる高齢者の貧困
    • 若者にも押し寄せる格差の波
  • 韓国の格差社会における背景
    • 経済発展の裏にある格差社会の実態
    • 韓国における男女間の格差
  • N放世代における格差の実態
    • 就職難による負の連鎖
    • 出生率が世界初の「0人台」
  • まとめ
韓国における所得格差の実態


所得格差を測る尺度として一般的に使われるのが「ジニ係数」です。
ゼロから1までの値で計測し、0に近づくほど格差が少ないことを表します。

2016年のOECD(経済協力開発機構)による調査では、韓国におけるジニ係数は、0.355となっており、世界においてワースト6位を記録しました。

とはいえ、韓国を含める6位以下の国は大差がなく、それほど深刻な数字とはいえません。

2018年には、0.295と数値を縮めています。

実際、日本のジニ係数と比べても、それほど大きな差はないものの、韓国は年金制度が成熟しておらず、高齢世帯に所得再配分がなされていないのが実態です。

参照元:第5-16表 所得のジニ係数|データブック国際労働比較2019|OECD
広まる高齢者の貧困

高齢世帯への所得再配分が日本と比べて遅れている韓国ですが、この背景にあるのが社会保障制度の整備が遅れていることが挙げられます。

韓国で国民年金制度が始まったのは1988年であり、ごく最近のことです。
すでに加速化している高齢化社会の波に対する体力が、社会自体に備わっているとはいえません。

高齢化率の方が韓国より高くなっています。

しかし、韓国における少子高齢化のスピードが日本に比べて早く、2045年になると日本の高齢化率を韓国が上回ると予想されるほどです。

このまま少子高齢化が加速し続けると、2065年の段階で韓国の高齢化率は48.8となり、同年に予想される日本の高齢化率38.4%をはるかに超える結果になります。

参照元:日本の将来推計人口 平成29年推計|国立社会保障・人口問題研究所

若者にも押し寄せる格差の波

韓国の格差問題は、高齢者に限ったことではありません。

韓国は世界の中でも屈指の学歴社会であり、実際のところ、貧困層から抜け出すためには、名門大学に入ることがポイントとなります。

とはいえ、名門大学に入ったからとって将来が安定するとは限りません。

韓国は、儒教の国でもあり、職種より「格」を重んじる傾向にあります。
たとえば、結婚という側面から見ても、同等の「格」にある家柄同士で行うものであるという見方もあるほどです。

そのため、富裕層と貧困層のカップルが結婚すれば、個人の問題ではなく「家」や「家系」全体の問題になることも考えられます。

こうした格差は、就職においても影響しており、一流企業に入ることが重要視され、そのための激しい競争が生まれるのです。

韓国においては、学費を払う「親」や「家系」への想いも強く、就職は自由にならないことも多いといいます。

韓国の格差社会における背景


韓国の格差社会が顕著である理由は、学歴や思想だけの問題ではありません。
背景には、急激に加速した経済発展も影響しています。
1950年代の韓国は、朝鮮戦争による大きな打撃を受けて、経済的に困窮していました。

世界の中でも最貧国と言われるほどの貧困ぶりでしたが、1960年代後半から劇的な復興を遂げます。

そのきっかけとなったのが、海外から得た多額の資金であり、そこに貢献したのは財閥企業でした。

こうした背景が、現在の韓国における格差社会の実態を作り上げているともいえます。
経済発展の裏にある格差社会の実態

韓国では、1997年の通貨危機をきっかけに、新たな自由主義思想が登場しました。
その流れを汲み、経済においても自由化が加速しています。
こうした経済発展の裏には、個人間に大きな格差を生んでいる実態があります。
もともと独裁政治が続いていた韓国は、経済発展を目指す政府と財閥企業とが密接に関わってきました。

韓国の財閥企業として代表される、サムスン・現代自動車・LGの3社が、現在の韓国経済における多くを占めていることもあり、未だ政府との関係が色濃いままです。

政策が変わるたびに格差社会対策も施されてきましたが、こうした根強い社会構造は、なかなか覆せないのが現状といえるでしょう。

韓国における男女間の格差

韓国の格差社会は、男女間においても顕著に現れています。

特にわかりやすいのが、賃金格差です。
たとえば、韓国の財閥企業は、女性をトップに置かないことで有名でしょう。

また、OECDの調査では、韓国における男女間の賃金格差は34%と、先進国のなかでワースト1という結果が出ています。

世界の平均値が約13%となっている中で、このような数字が叩き出されるのはなぜでしょうか。

ここ最近は、多少改善の兆しは見えるものの、韓国で働く女性の生活は非常に苦しいものがあります。

たとえば、財閥の多くは、女性が妊娠する可能性を「リスク」と捉えており、採用は男性の方が有利です。

韓国の女性にとっては、家庭と仕事を両立させることは非常に難しいと言われています。

こうした背景もあり、韓国において女性がキャリアアップしていくことも至難の技だといえるでしょう。

現に、韓国の大企業において幹部になっている女性を見ていくと、ほとんどが持ち株主の親族であり、コネがなければ出世もできないような実態が未だ
に根付いている点は否めません。
参照元:How does KOREA compare?|OECD

N放世代における格差の実態


韓国における若者の就職難は、各ライフイベントにも影響しています。
1997年のアジア通貨危機(IMF危機)以来、20年にもわたる若者の就職難ですが、現在も劇的な回復は見せていません。

そのため、いわゆる若者世代である20〜30代の人たちは、様々な人生におけるイベント放棄せざるを得ないのが現実です。

こうした実態を踏まえて、彼らは「N放世代」と呼ばれています。
「N」に当てはめるのはライフイベントの数で、中には、「結婚・出産・家・趣味」など非常に多くのものを諦めざるを得ない「7放」と呼ばれる人も少なくありません。

就職難による負の連鎖

就職できない人たちは、交際費すら捻出できない状態に追い込まれてしまい、人間関係も諦めざるを得ないケースも見られます。

その結果、恋愛もできず、さらには、家を借りられないことも加わって、出産や結婚は叶わぬ夢と成り果てているのです。

そのため、非婚化・少子化高齢化が加速し、韓国における格差社会にも拍車をかけているといえるでしょう。
出生率が世界初の「0人台」

N放世代に現れる、世代間の格差は、出生率にも大きく影響しています。

韓国統計庁による「2018年出生統計」では、出生率が0.9人と世界で初めて「0人台」となりました。
この数字は、韓国という国家自体の存続すら脅かすものであり、格差社会は見逃せない問題と言えます。

統計庁が2016年に発表した人口推計では、2028年頃から総人口が減少するとしていましたが、2018年の出生統計を踏まえると、はるかに超えた水準で減少していることは否めません。

そのため、2019年3月に発表された「将来人口特別推計」では、2019年下半期から、自然減少するだろうと修正しているほどです。

まとめ


韓国における格差社会は、思想や政治的な根強い理由に加えて、経済発展に力を入れたことによる揺り戻しも大きく影響しています。

未だ厳しい経済状況と、政治に翻弄される韓国社会において、若者に限らず多くの人が格差社会に悩まされているのが実態です。

こうした問題は、韓国に限ったことではありません。政治や思想が偏り、道を踏み外せば、日本でも起こり得ることでしょう。




韓国、「失敗」世界で7番目 人工衛星打ち上げ国になり損ね「意気消沈」

2021-10-22 16:50:11 | 日記
勝又壽良のワールドビュー
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韓国、「失敗」世界で7番目 人工衛星打ち上げ国になり損ね「意気消沈」


2021年10月22日


  • 韓国経済ニュース時評アジア経済ニュース時評

   

韓国紙『中央日報 電子版』(10月21日付)は、韓国が世界で7番目の人工衛星打ち上げ国になったと報じたが、すぐに軌道に乗らず失敗と判明し意気消沈している。


発射場には、文大統領も駆けつけたが、成功の美酒を口にできなかった。


『AFP=時事』(10月21日付)は、「韓国、初の純国産ロケット打ち上げ 模擬衛星の軌道投入失敗」と題する記事を掲載した。


韓国は21日、重さ1.5トンの模擬人工衛星を搭載した初の純国産宇宙ロケット、通称「ヌリ号」を打ち上げた。

だが、文在寅大統領は、模擬衛星の軌道投入には失敗したと発表した。

韓国は宇宙先進国の仲間入りを目指しており、成功すれば世界で7例目だった。

文氏によると、打ち上げと3段階の切り離しには成功し、衛星を搭載する先端部の切り離しもうまく行ったが、「模擬衛星の軌道投入は未成功のままに終わった」という。


(1)「高興の打ち上げ場から炎を上げながら上昇したヌリ号は、数分以内に当初の目標高度600キロに達した。

ヌリ号は3段式で、10年をかけ2兆ウォン(約1940億円)を投じて開発された。

重量200トン、全長47.2メートルで、液体燃料のエンジン6基を備える」

ロケット技術は、軍事転用が可能なため各国とも技術流出には厳しい警戒がされている。

韓国も独自技術開発に頼るしか道はない。

10年の歳月と2兆ウォンの開発資金を投じたが、最終段階の「模擬衛星の軌道投入」で失敗した。


(2)「韓国の宇宙開発計画はトラブルの連続だった。

2009年と2010年に一部ロシア製のロケットで初の打ち上げを目指したが、2回とも失敗に終わった。

2010年は打ち上げの2分後にロケットが爆発し、韓国、ロシア間で非難合戦が起きた。

2013年には打ち上げに成功したものの、1段目のエンジンはロシア製だった」


韓国は、これまで2009年、10年、13年に失敗している。

今回は、全て国産技術開発であり、それだけに期待も掛かっていた。

結局、今回を含めて4回の失敗となった。それでも、確実に成功への階段をあがっていることは疑いない。次回は、成功するだろう。


『中央日報 電子版』(10月21日付)は、「韓国の科学技術自尊心打ち立てた…ヌリ号一度で打ち上げ成功」と題する記事を掲載した。


この記事は、地球上空700キロメートルの軌道に到達したので、これで「成功間違いなし」と早とちりした記事である。

「韓国は、世界で10番目にロケット打ち上げに成功した」と報じたもの。


(3)「ヌリ号は離陸後127秒で高度59キロメートルに到達し1段目を分離した。

離陸233秒後には高度191キロメートルに達し3段目の末端にあるフェアリングを分離した。

フェアリングはヌリ号の先端に搭載している人工衛星を保護する一種のカバーだ。

ヌリ号の場合、開発後初の打ち上げだけに正式な人工衛星ではなくダミー衛星を載せた。

ヌリ号は打ち上げ274秒後に高度258キロメートルに達して2段目も分離した。すぐに3段目が火を噴いた。

打ち上げ967秒が過ぎ3段目のロケットが目標高度の700キロメートルに到達し、重さ1.5トンのダミー衛星を分離して軌道に乗せるのに成功した」

下線部の軌道に乗せる最終過程で失敗した。



(4)「ヌリ号の打ち上げ成功は、韓国が世界10大宇宙ロケット技術保有国になったことを意味する。

これに先立ち2013年に最初の韓国型ロケット(LSLV-1)ナロ号が打ち上げられたが、実際には半分の成功だった。

当時韓国政府は「自国の打ち上げ場で自国のロケットで自国の人工衛星を軌道に乗せた国になった」と自慢したが、ナロ号の1段目のロケットはロシア製の「完成品」だった。2段目もやはり液体ではなく固体ロケットを使った」


韓国は、確かにロケットの打ち上げに成功した。その意味では、世界10番目の国である。正直正銘、国産技術によるロケット打ち上げ国になった。


(5)「現在、世界的に宇宙ロケットの自力打ち上げ能力を備えた国は、米国、ロシア、中国、フランス、インド、日本、イスラエル、イラン、北朝鮮の9カ国だけだ。

この中でも重さ1トン以上の実用人工衛星を打ち上げられる国は6カ国だけだ。

イスラエルとイラン、北朝鮮は300キログラム以下の衛星打ち上げ能力だけ保有している」

これまで、重さ1トン以上の実用人工衛星を打ち上げられる国は6カ国だけである。

韓国が今回、人工衛星の軌道に乗せられたならば、世界で7番目の実用人工衛星打ち上げ国になるところだった。

次回の発射で実現するほかない。イスラエル、イラン、北朝鮮は300キログラム以下の衛星打ち上げ能力を持っているに過ぎない。


小室さんがNY州の学生論文コンペで優勝

2021-10-22 16:31:09 | 日記
小室さんがNY州の学生論文コンペで優勝

2021/10/22 13:32

小室圭さん=18日午前(代表撮影)

秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまと26日に結婚する小室圭さん(30)の論文が、米ニューヨーク州の弁護士会が学生を対象に募集した論文コンペで優勝した。
同会が21日までにホームページで明らかにした。

小室さんはビジネス法部門に「ウェブサイトへの接続におけるコンプライアンス問題と起業家への含意」というタイトルの論文を提出し、第1位を獲得した。

優勝賞金は2000ドル(約22万8千円)。

米東部時間の26日にオンライン形式で表彰される。小室さんは昨年、同じコンペで2位を獲得していた。


小室さんは今年7月に同州の司法試験を受験。結果は11月10日までに発表される。(ニューヨーク 平田雄介)