カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国経済は

2015年01月14日 05時57分51秒 | アジア

2015年の中国経済

さまざまな人が述べております。

気のせいか、中国があれだけ元気だった時代には持ち前の「はったり」が光り輝いていましたが、いまでは経済を統制したいのに制御不可能な状態に陥ったやに見えます。やはりどこかに、避け得ない無理があったようで、巨大恐竜は経済という名の隕石によって絶滅に至る、のでしょうか。 

ヨーロッパでは、2010年頃からギリシャ神話〔粉飾決算〕の裏事情が暴露されはじめ、EUの深刻な経済危機へと発展しました。

北京から定期的に発表される統計指標には、ギリシャ以上の、忍者ハッタリくん黄河流ギャグがみられ、中国共産党支配下で信頼性を欠くのは、いわば当然なのかも知れません。

    • 経済の専門家が、中国から発表される数値を分析すると、無数の矛盾があるらしい。
    • 中国がこの疑惑を認めこれに応えるか、といえば、ますます巧妙に覆い隠してきたようです。この背景には、ギリシャと違った一党独裁による言論統制、つまり中国共産党に不都合なことが表面化しないような隠蔽体質、があるのでしょう。

つまり内部告発で病院内の不祥事が発覚したときに、病院が調査し、病院が裁く、というようなもので、温情という名の談合癒着があったものです。

中国には、国として重要な働きをする「チェック体制・監視体制」が、まったく存在しない、ということです。それもそのはず、中国共産党による一党独裁であり、中国共産党が中華人民共和国を建国したのですから・・・・・・。

ここが、一党独裁の玄界、つまり小倉生ま~れのぉ限界育ち~ぃ♪」でしょうか(大笑)。 


元気のいい分野

経済分野

  • こちら〔経済成長率の推移〕では、中国経済が以前ほどの勢いはなくなったものの堅調な推移を見せている、として1980~2014年の経済成長率を折れ線グラフで解説しています。 

不安な材料

クラゲの大発生

しばしば耳にする

魚の乱獲→クラゲ捕食が減少→クラゲ大発生→日本近海で被害

は自然な流れ〔2013年03月20日 AFP BBnews〕ですから、「クラゲ有効利用」の研究加速が期待されています。

また底引き網が根こそぎ海底生態系を乱して漁師の生活が成り立たなくなったからこそ、罰金の危険があるのに日本の領海を侵犯してまでサンゴ密漁を繰り返す漁民が続出したのでしょう。

クラゲ大発生が原因か、世界各国で原発冷却用の海水取り込みが不可能になり緊急運転停止したり、日本沿岸でもクラゲが大量に網にかり漁船が転覆する被害も出ているようです。

こちら〔日経Web版〕では、クラゲ大発生が40年に1回程度のだったのが、2002年以降は毎年のように発生しているとしています。

中国の場合、乱開発や上下水道不備のまま生活用水が大量に流れ込んだ渤海〔湾の内側〕・黄海〔湾の外側〕沿岸でクラゲが大発生し、やがて日本近海へ流れてきたらしい。

主に不気味な悲観予想

こちら〔zakzak夕刊フジ〕では、中国ほかの国に関して、意外な分野も含めて、悲観予想を集めています。中国に関しては、やはり住宅バブルを挙げているようです。

中国の住宅バブルに関しては、こちら〔石平〕でも同様の主張が見られます。 


日本には、喫緊(きっきん)の課題がたくさんありますが、近隣諸国の実態に、目を閉じ・耳栓をして・口を塞ぐ、俗にいう「見ざる、聞かざる、言わざる」という三猿(さんざる)を続けていては、喫緊の課題のどれから手を付けるべきかでさえ、正しい判断を下せないでしょう。

尤も、国民が「正しく判断」できなくなるほうが選挙で大勝した与党には有利となってきますが(笑)。

中国の実態をよく知ることが大切で、「うわべだけで、信頼したり、脅威を感じる」ようでは、いけないのでしょうね。