北朝鮮の外相が2020年度から代わったようです。
例によって公式な発表はあるようでないのですね。従ってそこには、類推や邪推がもう渦巻いております(笑)。
(旧)李容浩(リ・ヨンホ)・・・・外務省出身
(新)李善権(リ・ソングォン)・・・・軍出身
北朝鮮外相に李善権氏 軍出身、メディアが報道:日経新聞 2020/1/24 1:45
李容浩(1956- )の外相は、2016-2019だったようで
私の印象では、李容浩は「トランプが精神的に錯乱」と2017年9月23日に国連総会で演説するなどかなり暴言に近いことも話していましたが、賛同できるかどうかは別として、比較的筋道を通すタイプですが、最終的には金正恩の判断にする巧みさがありました。というより金正恩を持ち上げる処世術はもっていたようです。
李容浩をもってしてもうまくいかなかったようで、2回目の米朝会談(2019/02/28)にも出席したものの、結局その後ボルトン(在任:2018/04/09-2019/09/10)も李容浩もいなくなりました。
もし3回目の会談があるとすれば、再選されたならば共和党のトランプが、そうでなければ民主党の誰かがアメリカの大統領になるでしょうが、世襲制の北朝鮮では相も変わらず金正恩と今回の李善権(リ・ソングォン)が出て行くことでしょう。
李善権については韓国で強硬派と言われているものの、あの韓国が言うのですからあてにはできませんが、軍出身と言うことですからある程度は予想できます。
まぁしょせん
人権の「じ」もない国、一色を好む国民性、一糸乱れぬマスゲームを演じる国、そんな国の人たちは「抑圧されるのを欲し、強制されて動く」という表現がぴったりですね。
とにかく北朝鮮は、残された数少ない弾圧国家であり、李氏朝鮮(1392-1910)の悪しき伝統を引き継いでいて、今どきあり得ない江戸時代のようなシステムを構築しています。
親がそんな国から脱北してきて韓国で産まれ、そして大統領になった文在寅が、無批判に北朝鮮へ接近するのは、ある意味で当然なのかも知れません。
きっと朝鮮半島は中国化していき「悪い意味で統一」されることでしょう。韓国が北朝鮮を吸収するのではなくて、北朝鮮が韓国を吸収するのでした(笑)。
さてさて、皆様はどう思われますか。