韓国とベトナムの関係ですが・・・・
ベトナムの毅然とした対中措置、韓国との大きな違い:川島博之 2020.3.11
ベトナムは
ベトナム共産党が、マルクス・レーニン主義、ホーチミン思想を国家の指導理念とする「一党独裁型」の社会主義国家であり、例によって異論は反革命的でしょうから「まず総選挙」の話を聞きませんが、同じく「総選挙のない中国(新型肺炎発祥国)」に対して、経済への悪影響を省みることなく、中国人などの入国制限など大きな対策を取りました(その後、一部制限を緩和)。
一方、「総選挙のある」韓国では
現在2020年3月10日になっても、まだ中国からの入国を全面的に禁止することができない状況です。これだけ中国に弱腰な韓国ですが、なぜか「日ごろの言動を顧みることなく日本に対しては極端に強く反発」して、「極めて多い感染者のいる韓国人・韓国経由の人をほぼ入国禁止にした日本」への報復措置として、「日本からの渡航制限をする」ことにしました。
くだらない決定でしたが、韓国為政者は「マジメ」なので余計に「♪ おかしさがつのります ♪」(マジメな顔をしないと叩かれるのでしょうか)。
つまり「総選挙のあるなし」だけではないのです。
国内的システムである一党独裁ですが、外交的な姿勢はこれに関係がなく、主に歴史が決めているようですね。
もっともその歴史を歪曲して、なおかつ反論を許さないという韓国のような「反論を許さない一党独裁共産主義」を目指す擬似民主国家もありますが・・・・
韓国に関して
中国やベトナムが韓国からの入国を禁じていますが、韓国は中国やベトナムには強い抗議や入国阻止をしていないのです。
韓国は、サムスン電子の工場を中国からベトナムへ移しつつありますが、サムスンが中国・ベトナムで韓国貿易に貢献しているためか、新型肺炎で「中国・ベトナムへの強硬な措置を取れず、韓国の感染者が多くなってしまった」のでしょう。
事実中国はサムスンを利用しようとし韓国はそれに抵抗(2018/08/21)していますが、ここでも韓国は中国に弱腰であり、中韓ともに希望的ウソを応酬して争っています。希望的観測は文在寅が得意とするところです(反日はその反動らしい)。
韓国は、サムスン電子の利益のためでしょう、入国を制限された中国・ベトナムに対して何もできなかったのです。一方日本で販売不振のサムスンですが、研究所はあるけれど工場が少ないため日本には「報復」したようです。尤も韓国の言い分は違うと思いますが・・・・
歴史をさかのぼっても、ベトナムは中国と戦い、韓国は中国に服従してきた、という大きな違いがあったようです。
これが現代にも受け継がれており
韓国は、中国の属国であることに無類の喜びを感じているらしく、いまでも中国と国境を接するベトナムと朝鮮半島では、大きな違いを見せております。
さてさて、皆様はどう思われますか。