楽天の一律 2020/03/18(本日)実施が延期されました。
楽天から送料無料が無理なら退店してくださいとお知らせが届いたお店の話:2020年2月16日
楽天の送料無料化、3月18日開始に“変更なし”--公取委「緊急停止命令」受けてもなお:2020年02月28日 20時18分
本当かどうかわかりませんが
楽天から「送料無理なら退店してください」とお知らせがあったらしい。
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- 加盟店としては、「一旦加入したのだから、その権利は守りたい」
- 楽天としては、「一旦参入した世界であり、いやなら加盟を辞退してほしい」
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のでしょう。
一律2020/03/18から「3980円以上の注文をした際に送料込み(送料無料の表現を変えた)」としていましたが、楽天が「一律」を変更したので、緊急性がなくなり公取も緊急停止命令の申し立てを取り下げましたが公取は引き続き調査する予定。
この楽天の「優越的地位の濫用」にあたるかどうかの判断でしょう。
公取委/楽天「送料込みライン」独禁法違反の疑いを再表明:2020年03月06日
楽天「共通の送料込みライン」全店舗導入を延期 新型コロナの影響で:2020/03/06
楽天にとって、降って湧いたような「新型コロナウイルス騒動」であり、これを理由に、一律2020/03/18導入を延期したもようです。
ただし全店舗導入を延期しただけであり、「準備が整った店舗より導入する」のであって、5月には一斉に導入するのではないかとみられています。
公正取引委員会による緊急停止命令の申立ての取下げについて:楽天 2020年3月10日
楽天の送料問題 公取委が「緊急停止」取り下げ:日経新聞 2020/3/10 17:00
楽天では
公取が「緊急停止命令の申し立てを取り下げた」ことだけを伝えています。
しかし日経新聞では
「楽天が18日からの一律導入を延期したことから、緊急性が低くなったと判断」とその背景まで説明しております。
もしも楽天の記事だけしか読んでなければ、「公取が取り下げたので、もう楽天が勝ったも同然」と思っていたことでしょう。
ここでも、複数の情報源が必要なことが分かりますし、多様性が欲しいのです。
楽天「送料無料化」巡る対立、まずは楽天側に軍配:2020.3.11
さて、引き延ばしただけであり、根本的な解決には至っておらず「まずは楽天側に軍配」が上がったのであって、2か月後にどうなるか分かりません。
あした(2020/03/19)開始予定のセンバツも「中止」となり、プロ野球もオープン戦が無観客試合となり公式戦の開幕も延期、そしてMLBもオープン戦中止で公式戦の開幕もとりあえず2020/04/09に延期(再延期の可能性も)。そう日米の野球が中止になり東京五輪も延期になるかも知れません。
さてさて、皆様はどう思われますか。