カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞972 香港

2021年09月20日 18時28分48秒 | アジア

香港でも、民主派の苦労が続きます。 


香港 新たな制度で選挙委員の選挙 親中派がほぼ独占する見通し:nhk 2021年9月20日 5時15分


選挙制度ですが 

ロシアでは

選挙に至る手前で審査があり、民主主義を強調しておりますが、その審査に問題があり、こういうのを民主主義とは言いません。

日本では、選挙権の年齢さえ守れば、誰でも投票できます。

香港では 

選挙委員の選挙があり、この選挙委員が中国共産党の息がかかったものであり、こういうのを民主主義とは言いません。

民主派の排除ですね。

日本では、選挙権の年齢衆議院議員や地方議会議員や地区町村長は25歳以上、参議院議員や知事は30歳以上さえ守れば、誰でも立候補できます。

中国本土や北朝鮮

総選挙さえありません。

日本では、保証金さえ積めば、誰でも立候補できます。ただし取得票が一定の比率以下だと保証金没収されますが、これは「名前を売ろうとする人の立候補を少しでも抑えるため」です。

選挙権が変わりました(2016/6/19施行)。

      • 20歳以上→18歳以上

被選挙権も

このように、「ある息がかかったものしか立候補できない」とすれば、いくら18歳以上にまで引き下げたとしても、ロシア香港の例では、民主主義としては意味がありません

さてさて、皆様はどう思われますか。


フィリピンとアメリカ

2021年09月20日 14時25分38秒 | アジア

フィリピンでは

      1. 1991/06:火山噴火でクラーク基地は使用不能
      2. 1992/11:スービック湾からアメリカ軍が撤退

フィリピンは「アメリカとのVFA協定破棄を保留」しドゥテルテの側近がアメリカに制裁されたこともありましたが、フィリピンがアメリカを揺さぶっているつもりです。


同盟維持も残る不信 「米国は守ってくれない」―安保条約70年・フィリピン:時事 2021年08月26日20時32分


VFAとは「Visiting Forces Agreement」で、ドゥテルテが破棄を通告したものの、破棄寸前になって「破棄を撤回」しました。

理由として

        1. 中国の南シナ海進出への抑止力維持
        2. 米国が、貧困削減や無人機提供

などがありました。日本の「思いやり予算」と大きく違いますね。

中国はこのフィリピンとアメリカの交渉を見守っており、間違いなく間隙を狙っております。

分かりやすく言えば、アメリカがフィリピンから撤退すれば、中国を利するのです。

問題はアメリカ軍が「核の存在を明確にしない」ことに原因があるのかも。比は憲法上核を認めていませんが、米国の軍事力を追い出すと中国の軍事力に悩むことになります。

さてさて、皆様はどう思われますか。


ミャンマーと露

2021年09月20日 13時19分05秒 | アジア

ミャンマーでは

国軍が不正選挙」を叫び

露では

反政府派が「不正選挙」を叫んでいます。

ミャンマーと露では、真逆ですね。


ミャンマーでは

公式には中国・ロシアは黙ったままですし米国も閣僚を制裁するだけ。ミャンマーでは反中国が強いのでしょうがこの中国の隙を狙ってロシアがミャンマーに攻勢をかけています。米中露は、ミャンマーでは周到に準備しながら互いに様子を見ているようです。

アフガニスタンでは

中国としては、タリバン警戒論が出てきて安全上の問題があったものの上海経済機構もあり中国が孤立していないとわかればパキスタンでも高速道路などで干渉を深めており、タリバン政権を正式に承認するでしょう。

ロシアにとってミャンマーよりアフガニスタンが重要でしょうが、条件つきながら承認するかも。露と中国の亀裂と友好は、EUと米国の関係にも似て、興味があります。

これは直接米国が介入し、そして米国が撤退したことにもよります。

タリバンは撤退するアメリカを深追いしましたが、これに対しアメリカは無人機で対応しました。アメリカが誤爆を認めたようですが、これはタリバンとアメリカが組んでISに対抗したというかつてなかった構図に関係しています。

アフガニスタン内戦は、シリア内戦と同じですね。

まだアメリカ軍が撤退したので、アフガニスタンのほうが「マシ」でしょうか。

ロシアにまつわる

      • ミャンマーと露
      • アフガニスタンと露

は同じくらい興味あるものです。

突っ走るか、自重するか、は国際化と関連しそうです。

国際化すれば突っ走れなくなり、自重するでしょう。この意味で中露を比較したとき、ほんのわずか中国がロシアを国際化の面でリードしているようです。

さてさて、皆様はどう思われますか。


比2022大統領選では

2021年09月20日 10時57分47秒 | アジア

元ボクサーのパッキャオが出馬を表明

ドゥテルテではだめなんでしょう。 


パッキャオ氏、来年のフィリピン大統領選出馬を表明:afp 2021年9月19日 20:17 


かつての中国華僑の進出がはげしいようで

フィリピンの大統領ドゥテルテもその例に漏れませんでした。出馬表明したパッキャオの過去もあばかれていくでしょう。

それにしても、比ドゥテルテ韓国文在寅にはがっかり

これがアジアの限界玄海灘のつもりでしょうか。

文在寅に比べ、まだドゥテルテのほうがマシですが、ドゥテルテには「麻薬取り締まり」に関して致命的な欠陥があります。

選挙管理委員会が投開票でしっかりしているとの条件ですが、ともに大統領制(国民による直接選挙)があるフィリピンと韓国でした。

いっときの風潮で時の大統領を選ぶ国民投票に比べ、日本の首相は国会議員(衆参議員)の中から国会で選ばれワンクッション置いています。

日本の場合、時の流れに左右されませんが、国民が直接選べない欠陥があります。比や韓の場合がっかりしたとは、時の流れに従っていたからでしょう。

それほど国際環境に依存するのが政治です。

それを頑固にある方向を守っている国の代表が「中国」で、その命運は風前の灯火です(笑)。

左派右派ともに先見のめいがないといけませんね。


日本国憲法第67条 内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。


日本国憲法第68条 内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。但し、その過半数は、国会議員の中から選ばれなければならない。

つまり総理は、民間より国務大臣を任命できますが、過半数は衆議院・参議院の議員から任命されることになり、まあ今回は見送りになると思われる野田聖子の民間登用は夢のまた夢ですね。

さてさて、皆様はどう思われますか。