カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

2015年将棋「王座戦」2局目

2015年09月19日 03時27分47秒 | 将棋

2015年度の「将棋王座戦5番勝負」2局目が終わり

挑戦者である先手佐藤天彦が羽生善治王座に勝ち、1勝1敗に持ち込みました。リンク先は下記です。

日本将棋連盟(王座戦)

日本将棋連盟(トップ)

1日制のほぼリアルタイムの棋譜を見ただけでの印象であり、複雑な序盤でしたが、佐藤の圧倒的な強さを見て、久しぶりに感動しました。結果論で言えば、何もかも佐藤の戦術がうまくいきすぎただけだったのでしょうか。

角交換型の相腰掛け銀模様から、左端(王側)の歩を詰められた佐藤は、途中で▲88王から▲78王と移動して羽生善治の読みをはずし、その代償として、あっという間に後手王を寄せてしまい、プロの将棋の怖さを知りました。

羽生のできが悪かったとも言えますが、逆に言うと佐藤の切り込みが鋭かったとも言えます。

あと3番勝負となりましたが

40歳を超えた羽生が天下を取り続けている風潮を打ち破り、佐藤が2勝して初の王座位を獲得して欲しいものです。

しかし、ぼちぼち羽生が本領を発揮するので、これからの2勝が難しいのは、誰でもが分っていることですね。

相撲の世界でも、白鵬が「連勝」記録で歴代2位の63を達成し、優勝回数では大鵬の32回を抜いて歴代1位の35回としたあと今場所ではいきなり初日から2連敗してけが休場に追い込まれました。照ノ富士が横綱を狙っており絶好調ですから、つくづく世代交代を感じる次第です。

さて佐藤が将棋界での世代交代のきっかけを作れるかどうか。

佐藤天彦と言えば

その奨励会時代(2005年)に瀬川晶司アマのプロ編入試験があった際にその相手をつとめた歴史的な対局を思い出します。その佐藤が10年後の今年、またまた自身にとって歴史的な初のタイトル挑戦権利を得て王座戦で羽生王座に立ち向かっていることに、感じ入る次第です。

2015年王座戦の第3局目は2015/09/24(木曜)に行なわれます。


中国に関する醜聞 49 犯罪かどうかの区別ができない

2015年09月18日 15時43分31秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。


 ある都市の交通管理部門では、市内の路線バスすべてに「タンを吐くなら外へ」というポスターを貼った。・・・・

当局としても、別に乗客のマナー違反を注意しているのではなく、バスの中で吐かれると汚れるからやめろと、自分たちの被る不利益を言っているだけなのだ。 

別の都市の公安部門は、犯罪防止運動のキャンペーンとして、「強盗するより株をやろう、泥棒するより商売をせよ」とのスローガンを掲げた。「強盗するな、泥棒するな」というかけ声では、中国人の耳に入らないことを当局もよく知っている。だから、「強盗よりも株のほうが儲かるぞ。泥棒よりも商売のほうが儲かるぞ」と、個人の利益に訴えかけている。・・・・

一方、公安部門の打ち出した究極のスローガンが、「警察を襲撃するのは犯罪行為だ!」である。このスローガンは全国的に広がっている。 

中国で警察を襲撃する行為が社会問題化していることにまず驚くかもしれないが警察への襲撃は「襲警」と呼ばれ、中国で近年多発している。 

このスローガンは、警察を襲撃することがもはや犯罪として認識されなくなっていることの裏返しでもある。だから、公安部門はわざわざ「それは犯罪です」と、教えなければならない。そこまで、中国人の罪の意識は希薄化しているのである。
:P.50-51 石平「中国人の正体」宝島社 2011/07/01 第1刷発行 


最後の「警察の襲撃は犯罪です」を聞いて

日本の「痴漢は犯罪です」を思い出した人も多いことでしょうね。

「痴漢は犯罪ではない」と思っていた日本人が多かったのはお恥ずかしい限りですが、中国で「警察の襲撃は犯罪です」というスローガンがあったとは、これまた驚きです。

そういえば日本で青竜刀を振り回して残虐におもに同国人を殺りくした極悪中国人を思いだしますね。

中国人の犯罪意識は一体何なのか、と、その悪質さにウンザリします。日本国内では徹底的に取り締まらねばなりませんね。

中国からたくさん観光客が日本へもやってきます。

かつて私は「団体の中国人観光客のマナーは悪すぎる。せいぜい3~4名までの個人客になれば、事態は好転するだろう」と述べた事があり、これに対してある人は「個人客のほうが悪質だ」と言っていました。さてどうでしょうか(笑)。

皆さんも団体旅行と個人旅行の両方を経験したことでしょう。どちらが好マナーでしたか?

さて近年、日本へも多数押し寄せる富裕層の中国人。

しかし、こんな最低のマナーの中で成長してきた人たちなんですよ。

え、何ですって、富裕層だからそんなにマナーは悪くないはずですって?

それは・・・・ハチミツより甘~い!

普通にやっていて超富裕層になれるはずがありませんね。形は違えども、どんな悪質な方法で大金持ちになったか、想像するだけでワクワクしませんか(笑)。

何が犯罪なのか、麻痺している人たちかも知れませんよ。

その証拠に、

日本を観光して、日本人のごく普通のマナーに驚く中国人がどれだけいるか。もちろんそれは自国である中国と比較してのことです。

生まれて初めて、自分たちが常識だと思ってきたことが実は常識ではないことに気付いた中国人も多いことでしょう。

残念ながら日本への旅から中国へ帰れば、再び元の中国人に戻らねば生きていけません(笑)。

とはいえ、こういうのが10年も20年も経過すると

中国が変っていくだろうとする人がいます。

そう期待したいところですが、残念ながら、生まれ育った中国の空気汚染だけではない「環境のひどさ」に気付いた中国人は、すでに母国である中国をあとにしていることでしょう。

そして中国社会は今まで以上に、「自分の利になるかどうかだけにしか頭が回らず公衆道徳のかけらもない」人ばかりに、なっていることでしょう。

中国共産党は、もしその時まで存続しえたと仮定するならば、ですが、

そういう公衆マナーなどあり得ないという「カスのような人民」を、より無慈悲(なつかしい言葉)に弾圧支配し続けていることでしょう。もちろん国際的には一顧だにされない環境の中で・・・・

文化大革命〔1966-1967〕や天安門事件〔1989〕で数え切れないほどの同族漢人の賢者を殺りくしてきて、殺りくされなかったカス?のような人たちの子孫ばかりになった中国共産党幹部が、カスばかりの中国人を、無慈悲に弾圧している・・・・(笑)。

ま、お幸せに!


韓国の醜聞48 好き嫌いではなく事実を

2015年09月18日 05時31分15秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


朴槿恵大統領批判ビラを製作した市民が拘束

「自由民主主義国家で北朝鮮のように大統領批判もしないというのか」
朴槿恵(パク・クネ)大統領を批判するビラを製作した市民が拘束された。
4月30日午前、大邱寿城警察署は該当ビラを製作した市民パク某(41)氏を 朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する名誉毀損の容疑があるとし、 拘束令状を申請し、当日の夜に大邱地方法院が拘束令状を発行した。レイバーネット2015.05.01 


信じられないかも知れませんが

大統領批判のビラを配布すると逮捕される韓国です。それも大昔ではなく、たった5ヶ月前の韓国のことですよ。

尤も、これだけのニュースではよく分らず、他の要因もあったのかと考える余地が残りますが、常日頃(つねひごろ)の韓国人の言動から見て、この逮捕は「いかにも韓国らしい」と思わせ、納得できるものです。

批判を許さない、反論を認めない、これが韓国社会です。

  • 韓国を「まともな近代国家だ」と何となく思っていたあなた、その間違いに、まだ気付きませんか(笑)。
  • 言論の自由はおろか、物事の考え方の多様性さえ理解できず、各人みんなが「自分だけが一番正しい」と信じるケンカ社会つまり「前近代的国家・封建国家の韓国」なのです。

私は別にここで、韓国の悪口を言っているのではなく

  • 事実を述べているだけです。現実問題なのです。
  • そうすると、あ~するな、こ~するな、と自分が正義ぶらないようになってきた日本の良さを感じますか。
  • ただし最近の日本では、「人権」を重視する代わりに、他人に無関心になってしまったという傾向が出てきたのかも知れません。

しかし「韓国の醜聞」という題名から

「あなたは韓国が嫌いなのですか」と聞く人がいますが、何に対しても疑問があればそう主張するだけのことです。

私は、私が汚点を指摘すると「嫌いなんだろう」と見なす人がいることを充分に承知しております(笑)。

私は、好き嫌いで何かを言っているわけではないのです。

とはいえこれは、とくに女性にとって理解にしくい事かも知れません。なぜならば例外はあるとしても女性の多くは、好き嫌いでものごとを考えているように見えるからでした。

その好き嫌いが、昨日から今日へ激変しようとも、昨日は確かにそうだったけれど、今日は変ったのですから、これは好き嫌いでものごとを判断していると思わざるを得ませんね(笑)。

私は、好き嫌いで何かを主張しているのでは、ありません。誤解なきやうおねげーしますだ(笑)。 


アメリカの醜聞 01 対中国政策

2015年09月18日 05時03分40秒 | 海外

軍事的に強硬な共和党、経済的に狡猾な民主党。どちらにしても問題をかかえているアメリカ政界。来年2016年の大統領選挙ではどうなるのでしょうか。


中国の外貨資産はもとより、ウォール街にとっては垂涎(すいぜん)の的である。資産運用で難なく巨額の手数料が金融大手に常時、転がり込む。党幹部の放蕩(ほうとう)息子を雇って遊ばせても、何の痛痒(つうよう)も感じない。ある金融大手は投資先の米欧企業を通じて、中国の軍事転用可能な半導体の国産化に協力しているとも聞く。

事態の重大さにやっと気付いたオバマ政権は、「まず隗(かい)より始めよ」とばかり、・米金融大手ルートの撤去に取りかかった。ウォール街出身者が要職を占めるオバマ政権だけに、どこまでやるか、気にはなるが。:産経ニュース 2015.6.7 17:00 


詳しくはリンク先を御覧いただくとして

「王」とは、王岐山・党中央常務委員(66)のことです。

中米やイラク問題で

その強硬さが如実に表われたアメリカの共和党政権でしたが、今では民主党政権が中国から金を巻き上げようと狡猾に振る舞っています。

結局のところアメリカ民主党政権は

中国共産党の異常な弾圧・国内経済格差を指摘しながら、本来はあまねく13億の人に分配されるべき富がほんの一部の超富裕層に手に握られている現状を肯定し、その富裕層からもボロ儲けを狙っています。

エゲツナイ手段で獲得した富をかっぱらってボロ儲けするのは正しいとの自負があるのでしょうか(笑)。

これは中米などで見られるアメリカの狡猾な行動を思い出させます。つまり自分の支配下にある悪質な独裁者を利用して反米政権を倒そうとするもので、今回は悪質な中国共産党という独裁政権を保護しながらそこから金を巻き上げるという作戦です。このためにはスプラトリー諸島(南沙諸島)、パラセル諸島(西沙諸島)などでの埋め立てなど、言葉の上だけで警戒するものの、実質がともなっているとは到底思えず、好きなようにさせるという作戦でしょう。

アメリカ企業が儲かれば儲かるほど

中国共産党を利する結果になり、みじめな困窮中国人たちを一層たくさん生産するのに協力している、ことになります。もちろん日本でも、100円ショップで買い物をすればするほど、中国の貧困層を一層貧困へと追いやっているのです。

そんな民主党主導の現在のアメリカが、本気になって東アジアでの中国の横暴を押さえることができるかどうか、誰でも疑問ですね。

日本でもアメリカでも同じですが、

  • それぞれの人にとって、ある政党が好ましかったり、別の政党が好ましかったりします。
  • 厳密に言えば、これこれについてはこちらの政党が好ましく、別の項目では別の政党が好ましく、思うもの。
  • 人に対する好き嫌いも同じで、その傾向が、人にによってまったく異なってくるのは、不思議と言えば不思議ですね。〔ある人が好ましく思っている人を、別の人が見るといやな人だとか・・・・〕
  • 日本の国会の安保騒動でも同じで、細かいことで「死守」しあう与野党。その「細かい」ことに限定して一方の側の不都合な現状に目をつぶるならば、どちらか一方を支持することになります。

中国は、例によって

「常に狡猾(こうかつ)」で、カラスのようにずる賢いとされ、対アメリカでは、発言と実際の行動が別々です。これは驚くことではなく、中国人の歴史であって、「孫子の兵法」以来の「だます」テクニックの単なる一つなんですね(笑)。

たとえば、

ちょっとアメリカが埋立てについて警告すると、多分に国内向けと思われる例の偽りの声明を出します。

つまり誰も認めていない自分勝手な「主権」を主張しながらも、「埋立ては近く完了」と表明するも、これは真っ赤な偽りで、実際には裏で埋め立て工事を続行するなど、ウソ800満載の中国社会を反映していて、きわめて悪質です。たとえばこちら〔2015/06/16をどうぞ。

中国共産党は

アメリカの民主党がこれ以上、手を出せない、とにらんだら、とんでもないことを画策し始める、という薄汚い傾向をもっております。

しかし中国社会はそういう「だましの社会」なのであり、中国人は何も悪いとは考えず、自然に行動しているのでした。4000年の歴史とは恐ろしい!

したがって

「そういう行動が間違っている」ということを理解できない中国人ですから、何らかの方法で「それは間違っている、と教える」必要があります。教えなければ、分らないのです。

もちろん教えたからといって、意味が分るとは限らず、もしも罰則が厳しければ損得勘定で当面やめるだけのこと。もちろん道徳も宗教も存在しません(笑)。

アメリカで、再び例の共和党の強硬さを求める声が高まるのは、「懲りない奴ら」という印象が残るとは言え、やむを得ない変化なのでしょうか。

そもそもノルウェーがオバマにノーベル平和賞を与えたことが発端であって、ノーベル平和賞の受賞者だから手を下せないだろうと、中国に持ち前の狡猾(こうかつ:悪賢い)さを発揮させた、と思われてもやむを得ません。


中国に関する醜聞 48 日中の二刀流論

2015年09月17日 11時02分14秒 | アジア

中国では、法と人脈を2刀流(二刀流)に使い分けるのが伝統的なやり方である。人脈とは自分のためにつくっておくものであり、法とは敵を叩くために行使するものだという点を忘れてはならない。:P.209-213 黄文雄「日本人が知らない中国人の本性」徳間文庫 2007年11月5日 2版 


日本で二刀流といえば、文字通り2本の刀で戦った宮本武蔵〔1584?-1645〕と、野球などで投打の両方の才能を思い出します。

  • プロ野球大谷翔平(1994- おおたにしょうへい 北海道日本ハム)・・・・昨年2014年には、打者本塁打10本・投手11勝4敗でした。
  • ソフトボール藤田倭1990- ふじた やまと 太陽誘電)・・・・投手と4番打者を演じています。

ところで、上記引用によると、中国人の二刀流とは

  • 法律・・・・自分の利益のために敵を陥れる手段
  • 人脈・・・・自分の利益だけに利用する関係

とのことです。

通常「法律」というのは、

自分も他人もトラブルから守る有力な方法の一つで、互いにギスギスしないための共通の約束事と言えますが、中国での「法律」は相手を蹴落とす為に存在する、とのこと。

中国企業が、海外からの委托を受けて生産して輸出する時には何らかの検査体制が必要ですが、労働環境や各種証明書の偽造などは日常茶飯で、不正を指摘されたときの隠れ簑にするために法律が存在、します。

自分の不正が発覚することを「相手が自分を陥れようとしている」ととらえ、その目を眩ますために、近代国家で備わっているような形式の法律が存在し、通常は法律は無視されますが、そのような経営側・中国共産党が身を守る時にだけ使われるのが「法律」です。繰り返すと、それ以外では、無法地帯です。

偽造・欺瞞が日常生活と切っても切れない関係にある中国社会を示す例がもう一つあります。


中国の工場の多くで見られる実態は、監査をすればするほど隠されるようになったのである。また、多国籍企業は、中国の工場に発注する必要性からまたは中国製品の調達方法を通じ、工場側にこのような対応を迫り、それを続けるように仕向けているのである。公正労働協会 (FLA) のオーレット・ヴァン・ヘールデン会長は、「規範を守るよりも、不正を働きたくなるような環境があるからだ」という。: P.318-319 アレクサンドラ・ハーニー「中国貧困絶望工場 日経BP社2008年12月15日第一刷

アメリカ企業が

下請けの中国企業に「監査」という制度を持ち込みましたが、残念ながら中国人の悪質さを理解していませんでしたね。

そして中国の工場側は、米企業と手を組んで、アメリカの消費者をだましてきたようです。

米企業は、このように立派な証明書(実は偽造)がある、と米国の監督官庁・株主を説得しようと、むしろ積極的に中国の工場側へ監査すり抜け方法を教えてきた、とも言えます。

これは、「アメリカ人が中国人を理解していなかった」という一面と、アメリカ企業の「金儲けできて、米消費者から訴えられなければ、何でもする」という一面を、見せつけました。 


通常「人脈」というのは

相手にも自分にも利益となるようにすることで広がってゆくものですが、中国の場合、自分の金儲けに役立つかどうかだけで判断し、役に立ち利益になりそうならばどんどん広げ、そうでなければ平気で遮断するらしい。

同じ二刀流でも、まったく意味が違いますね(笑)。

さてアメリカの実態も見えてきました。

  • 共和党のろくでもない隠蔽体質と軍事的凶暴さ。そして民主党の中国を利用して儲けようとする経済的陰湿さ。
  • 次回(来年2016年)の大統領で、民主党の大統領になるのか、共和党の大統領になるのか、分りませんが、どっちもどっちですね(笑)。

韓国の醜聞47 「正しい」とするが

2015年09月17日 04時11分57秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


正しい発言をするほどこじれる…朴大統領の「道徳外交」パラドックス(2) 

李明博(イ・ミョンバク)政権で青瓦台(チョンワデ、大統領府)対外戦略企画官を務めた成均館大学の金泰孝(キム・テヒョ)教授は「政府は今まで道徳と外交を混同する傾向を見せてきた」とし「『対日外交原則はこうだ』と評価するだけでなく主導する必要がある」と述べた。国益に基づき昨日の敵が今日の同志となる現在の国際環境で、あまりにも倫理的な原則に拘束されて融通性がないということだ。・・・・ :2015年05月08日[韓国中央日報日本語版] 


がんばって一生懸命に記事を書いていますが、まずは、記事を書く側の「ものの考え方」そのものに、疑惑があります。

それは、「正しい発言をする」→「こじれる」として、自分たちに正義があり、それを強調すると日韓関係がこじれる、とする記述に見られる疑惑です。

とにかく、「自分は正しい」のであり「これを理解できない人が世の中にいる」、という小学生レベルの考え方ですが、私はこういうのが存在していること自体を認識しており、それゆえに「みんな自分が正しいとする中での相互理解」を探究する必要がある、と考えています。

しかしながら韓国為政者の思考の中には

中国以外には「相手が存在しない」ようで、中国には部分的などうでもいいところで小さい反発がみられるものの、ほとんどの点で唯々諾々と従いながら、その「文明の恩恵に浴しないそれ以外」の地域の人たちを「劣等」とみなす傾向が見られます。

それが「原則にこだわって身を守る」という姿勢につながります。韓国の評論家が「融通性のある外交を」と指摘しているのは、そこなのでした。

2000年以上にわたる中国の属国意識が抜けきらず、根本的な思考の転換をはからないままだと、この国は、どこからも理解されない状態をこれからも続けるつもりなのだろうか、と考えてしまいます。

分りやすく言えば

「みんな自分が正しいとする中での相互理解」をどう築くかが大切なはずなのに、そんなものは念頭にないようで、これが韓国が外交において「対等に伍そうとしない」根本原因である、と断定できそうです。

さらに

道徳と外交を混同(こんどう)」というのも不可解で、都合の悪いことを隠蔽しながら「都合のいい面に絞った美しい道徳と外交の混同」とすべきでしょうね。

中国そっくりの言論弾圧を続ける限り、この地域では自分が一体「何と何を」近藤(こんどう)してみ足が多いのか、理解できないままの状態を続けるだろうと思われます。

こういう見方をしている限り

この国に安寧(あんねい)は訪れないことでしょう。にもかかわらず「安寧(アニョン)ハシムニカ」とは、これいかに!

ここには

「自分の考え方への健全な懐疑心」

というものが、まった見られません。

これは中国そっくり。

暴力的な中国にへつらい続けたこの国の2000年以上の歴史に逆らうことは、そうとう難しいことなのでしょう。

金泰孝(キム・テヒョ)の見方を引用することには、何も問題がありません。

ただそれを都合のいいように利用しようとする姿勢に間違いがある、ということを指摘しています。自分の主張に自信がなくなると他人を引用したがるものですが、都合のいいように曲解しないでくださいね。

「自分だけが正しい、と尊大に構えている」

と一旦受け取られてしまうや、世界中の人からも、そんな程度の応対しか得られないでしょう。

韓国マスメディアが「国民を偽ってでも保身をはかる」という旧両班以来の伝統を考え直さない限り、「韓国のマスメディアに多様性や客観性などを要求するのは、はかない高望み

というものでしょうか(笑)。

自分だけが正しい→こじれる→原因は相手の非に→自分だけが正しい→こじれる→原因は相手の非に→ ・・・・

これを永遠に繰り返して下さいね。

はい、お疲れさん。次のかた、どうぞ!


安保法案反対デモ

2015年09月16日 09時43分56秒 | 社会

まさに、9月16日(水曜)~18日(金曜)の間に参議院を通過しようか、という安保法案。

私が考える状況は、次の通りです。

  • 国会周辺デモで強硬に国会に対して抗議しているようにみえ、実は自民党にすり寄りこれを大勝させた自分たち有権者に対して抗議する意味合いが強いのではないか。
  • 香港でのデモも、中国共産党の横暴に抗議しているように見え、実は中国共産党にすり寄る自分たち香港人たちに対して抗議する意味合いが強いのではないか。

というものです。

もしも日本が民主主義社会だとするならば

いくら批判・抗議しても構いませんが、「死守する」「暴力を使ってでも阻止する」

ことだけは止めましょう。それを許せば、もう民主社会ではなくなります。

どんなに困難があっても

堂々と言論で主義主張しましょう。旧社会党などでも見られましたが、国会内で椅子・机を積み上げて議員が議場に入るのを妨害するなどは、暴力そのものであり、論外でした。

もしも不服なら、自分の意志でもって、次の選挙で落とせばいいのです。

私たちにできる最大の手段が、意見をのべ、そして票を投じることです。反対票を投じればいいのです。

暴力はいけません。

選挙民が、選挙で大勝させたからこそ、自民党などが、無謀な行動に出たのであり、この共同責任者は、有権者なのかも知れません。

ここが、総選挙がない中国・香港と大きく違うところです。

有名人・芸能人が反対・賛成を述べても構いません。ただし芸能人さえ述べているのだからと、無謀な行動に走る人が出ないことを祈っております。

また公共の電波を使って、特定の政党の肩を持ち、賛成・反対合戦をすることは、避けなければなりません。

私が考える現状分析は、次の通りです。

  • 安保法案に賛成する人は、中国の暴力・脅威について語っています。強調しすぎる傾向があるかも知れません。
  • 安保法案に反対する人は、中国の暴力・脅威について、触れたがりません。中国が悪さをするとは考えていないようで、やや甘さがみられます。

この対立構造は

性善説/性悪説、の争いかも知れませんね。

性善説とは

悪いことをしなければ誰も悪いことを仕掛けてこない、つまり無防備ならばどこの国も攻めてこない、という姿勢。

これを狡猾に利用したのが中国のチベット占領でした。いろいろな要因がありましたが、チベットは無防備だったのです。印鑑を偽造されたとの説もあります。偽造なら中国の得意技ですね。

また比較的安全と言われている日本の各地に駐在所があるのはなぜか。性善説では説明できません。

中立をまもり国連加盟にさえ慎重だった人口787万人のスイス〔2002年に国連へ加盟〕は、今でもEU未加盟ですが、約4,000名の職業軍人と約210,000名の予備役という〔人口比0.05%と2.7%、GDP比0.8%〕をかけて、かなり強力な軍隊をもっているのはなぜか。中立を守るための費用だと考えているからにほかなりません。世の中には悪人がいるのですね。これまた性善説では説明できません。

ちなみに日本の自衛隊は、24万人〔人口比で0.2%、GDP比1.0%〕です。

一方、日本の武器製造会社・武器商人たちは、武器・殺人兵器を作って売り儲けるため、中国の脅威を強調して何とか国費から甘い汁を吸いたくてうずうずしているようです。寄せ集めの自民党にはこの種の人たちも含まれていて、虎視眈々と儲けの機会をねらっております。この人たちは憲法など無視し、金さえ儲かればそれでいい、という人たちでした。自民党の多くの議員がこれに押される可能性が高いといえるのは、自分の懐にも金が入ってくるからでしょうか。

まとめると

  • 中国の脅威を強調し、暴力には暴力で対抗する、という主義を前面に押し出し、法律や憲法を無視するという大きい欠点をもっている人たちは、敵を外国に求めるという点で中国そっくりの薄汚さをもっている、と言えます。
  • 一方中国の横暴に触れたくなく、単に反自民で結集したのが、これまたてんでばらばらの薄汚い野党連合で、この人たちに従っていると、暴力的な中国の言いなりになりそうです。

どちらも薄汚い事には変りがありません。

  • 戦争法案だとか、強行突破だ、絶対反対、国民のためだ、とか様々な意見がみられますが、「中国」についての意見が堂々と出てこないのが共通したところで、これがまずい、と思うのです。
  • 今回、あえて中国を持ち出して記事を書いてみました。

どちらを支持するか、国会を取り巻くデモに賛成するか反対するかは、それぞれの人が決めることであり、私ごとき者が決められることではありません(笑)。


中国に関する醜聞 47 蔑(さげす)まれる職業

2015年09月16日 07時20分42秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


司法、公安、人民解放軍はもっとも蔑まれる職業

河南省党宣伝部にて省団委員会会議が行なわれた際、民衆に対して各階層の社会的地位に関するアンケートが行なわれた。こういったアンケートは、その後中央党部の命令で禁止となったが、このときわかったのは、中国でもっとも社会的イメージがよいのは小学生で、もっとも悪いのは司法官であった。

日本では、弁護士や裁判官の社会的地位はかなり高い。しかし中国では、それらの職業に就くのは最低の人間だけだと考えられている。

同様に、記者も人民解放軍もろくな人間ではないというのが中国だ。記者には良心のかけらもなく、党の宣伝ばかりしている。金さえもらえば、どんな捏造記事でもでっちあげられる名人だ。

人民解放軍は、企業やタクシー運転手集団などとの武闘に重装備で対処にあたる一見たくましい存在だが、実際は民衆がもっとも嫌う集団のひとつだ。

ことに、改革開放後の人民解放軍は金の亡者と成り下がり、軍営企業をつぎつぎと設立して暴利を貪(むさぼ)った。軍営企業と民間企業との問のトラブルも頻発し、そのたびに軍事力をバックに民間を脅している。九〇年代末からは、軍の企業活動が禁止され、軍営企業はじょじょに国務院に譲渡されていったが、それにも限界がある。利益をめぐっては群は民衆の敵となったのだ。: P.94-96 黄文雄「日本人が知らない中国人の本性」徳間文庫


こういったアンケートは、その後中央党部の命令で禁止となった」

というのは、中国では当然であり、どんなことであれ、中国共産党に不都合になることは「全面的に禁止」しなければなりません。笑ってしまいますね。批判を許さない中国共産党の体質がみごとに表われています! 

批判する→批判を許さない→批判されず安心→腐敗する批判する→批判を許さない→批判されず安心→腐敗する→ ・・・・

という「永遠」の負の連鎖です。

日本であれどこの国であれ

自然に何の疑惑もなく当然そうだと思っていることがあり、それが「自分が生まれ育った環境の産物に過ぎない」と、あるとき突然、気付くことがあります。危ない危ない!

ある国で「高く評価される職業」と 「低く評価される職業」という区別も、そのひとつです。

こういう分類は、人によって大きく異なるので注意深く受け止める必要がありますが、上記引用先によると

中国では

  • 悪いイメージ・・・・司法・軍人・記者
  • いいイメージ・・・・小学生

中国では、

中国共産党政府による弾圧・粛正(拘束・逮捕・投獄)の恐怖に屈しているのが裁判官や軍人や新聞記者

かれらは、共産党政府に屈するだけではなく、共産党政府に代わって国民を弾圧・威嚇し続け、「あの悪しき中国共産党からさえ暴利をむしりとろう」としているため、被弾圧者からは馬鹿にされ悪いイメージをもたれている

と理解できるものの

小学生に好感をもつ

というのは、奇妙な傾向でして、一目では理解できません。

私の個人的な見解によれば

中国で共産党政府の言いなりになっている人たちのすべてが「小学生高学年レベル」にみえ、その小学生に一番の好感をもつ、というのは、どうも解せません。〔弊ブログでこれを扱ったのは、こちら など〕

まぁ冷静に考えるならば、この場合

まだ素直(?)な低学年の小学生のことを言っているのでしょうか(笑)。

しかし私は、上方落語・江戸落語に出てくる憎まれ役の「こなまいき」な丁稚(でっち)、今では小学校に入るかどうか分らない年代の子供たちによるウンザリさせられる話も聞き及んでいるので、日本では相当むかし、たぶん奈良平安の時代から、そんな子供たちはいたのだろう、と想像しています。もちろん大人でも、そういう連中は、掃き捨てるほど、いや、掃ききれないほど、いますね(笑)。

しかし中国では、そんな子供たちでさえ純粋無垢に受け止められていて、腐敗臭ただよう大人よりは充分にマシだと受け取られていると思われ、中国社会に蔓延する「腐敗」の深刻さが、ひしひしと伝わってきます。

飜って(ひるがえって)いま日本で蔑(さげす)まれる職業というのは何か、というのは難しい問題ですが、「人をだます」職業の意味でしょうから、「狭義」には

  • 寿命が延び国民がなかなか病院へ来なくなり死ななくなったので、導入した新設備費用の「元を取る」ためサラリーマン根性をたっぷりに開花させるしか生きる道がなくなった「国民を健康面で検査検査と脅し裏切っている」医師たち
  • 偽善・偽装に走る経営者/料亭/販売者/研究者
  • わりあいまともになってきた「第一線の接客担当」以外の、派閥闘争だけが生き甲斐という没落公務員

などでしょうか。こういう国際比較調査があるといいですね。

繰り返しますと

日本では、問題が依然として残ってはいても、比較的「司法関係者・新聞記者・救助する人(自衛官・海上保安官・自治体の救援担当者など)」たちには、いいイメージがあるので、他の国でも当然そうに違いないと思うのが、ごく自然にみえて非常にあぶない

ということです。

外国に対しては、まず自分の国とは大きく異なっているかも知れない、と見ておくのが安全。どこかの国にあわせている、だけではいけませんね。


韓国の醜聞46 約束を無視する未熟さ

2015年09月15日 06時47分44秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


日本人は約束を反故にする韓国人が信じられなくなった・・韓国教授の分析に韓国ネットは「そろそろやめた方が…」「1000回謝罪しても足りない」

韓国・朝鮮日報は3日、強制徴用問題を巡る韓国政府の対応を批判し、日本の協力を引き出すような外交政策への方針転換を訴えた成均館大学のキム・テヒョ教授の寄稿コラムを掲載した。

コラムは、日本の明治産業革命遺産の世界文化遺産への登録の際、日韓両国は事前に働かされたことを意味する「forced to work」という表現で合意していたにもかかわらず、韓国政府が登録を決定する会議当日になって突然、直接的に強制労働を意味する「forced labor」にするよう主張し始めたことを指摘。日本人の感情を「いったん約束し、合意した内容を簡単に反故にする韓国と韓国人が信じられなくなった」と説明した。

強制徴用問題自体についても「間違いなく1965年の国交正常化の際に両国の政府同士が合意し、これを文書化して日本は謝罪し、補償も行った」とし、「韓国の裁判所が下した判決や韓国の世論は今も日本に対して責任を追及してくるため、日本は非常に戸惑っている」と紹介した。 

キム教授は、韓国と日本の関係については「互いに協力し、それによって得られる恩恵は安全保障や経済などあらゆる分野に及ぶ」ものの、「韓国ではそれを口にするだけで“親日"というレッテルが貼られ、特に政治家にとっては政治生命さえ危うくなる」と分析。その結果、「韓国人と日本人が互いに不信感を持って憎しみ合う感情は、過去のどの時点より今が最も厳しい状況になった」と警鐘を鳴らしている。 

コラムは最後に、中国の南京虐殺記念館では様々な日本の蛮行を記憶する展示があるが、その一方で中国政府は日本から協力を取り付けるための努力も積極的に行っていることを紹介したうえで、「韓国政府も、さまざまな事案ごとに一喜一憂するのではなく、原則と実際の対応に調和を持たせ、重みのある対日政策を進めていくべきだ」と訴えている。 

これに対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。

  • 「日本が侵略してきた時には、何も言わないで、今さら補償を求めるのは、道徳的とは言えない。韓国人は自分たちの出来の悪さに腹を立てている」
  • 「何度、謝罪しても受ける国がしっかり受け取らないと意味がない」
  • 「実利外交のためにも、日本に謝罪を求めるのは、そろそろやめた方がいい」
  • 「米国や中国にだけ謝罪する日本がいつか韓国にも謝罪するように、力を育て、統一を果たすべき」
  • 「李前政権と朴現政権の大きな失敗は対日本政策。韓国と日本はお互いにとって重要な存在。小さい魚のために大きな魚を逃してはいけない」
  • 「国交正常化後大きな問題がなかった韓日関係が慰安婦問題で躓(つまず)いている。両国の指導者はきちんと責任を果たし、問題を解決し、次の段階へと進むべき」
  • 「日本人はねじ曲がっている。なぜ素直に謝罪しないか分からない」
  • 「強制労働であったことは世界的に知られている。それを否定する日本はずうずうしい。100回、1000回謝罪しても足りない」
  • 「日本を信じていた韓国外交部の大失態」
  • 「ドイツは過去のイメージを払しょくするために蛮行を認めたが、日本は絶対に認めない。それが果たして日本にとって得だろうか。謝罪と反省の時期を逃すと永遠の足かせになる」
  • 「日本は絶対によくならないし、自分たちの世界に閉じこもって永遠に抜け出せない」(編集 MJ)

FOCUS-ASIA.COM 2015年8月3日


このサイトでは

例によって「色とりどりの虚実コメント」を散りばめて、より多くの読者を獲得するよう工夫、をしていますが・・・・

題名の「そろそろ(ウソや謝罪要求は)やめたほうが」

には笑ってしまいます。もう「止められない」レベルに達しており、これからも永遠に「互いのウソ八百八橋」と付き合って生きてゆかねばならない社会だからです(笑)。

韓国の信頼性欠如」の原因

対外的な韓国為政者の「約束や条約を平気で無視する姿勢」は、韓国国内で「法律を平気で無視する姿勢」からごく自然に生まれたものであり、両者に違いはみられません。

韓国国内では、幼児期からの「いびつな競争意識」が「人をだます」習慣を育て上げたようで、「人をだまさない」と生存できないほどごく身近な習慣にまで増長したため、これが無意識のまま、何の悪気もなく、隠すことなく、国外へ漏洩した、だけのことです。

この妙な「だまし」の習慣が隣国の暴力的な中国からやってきたのは事実でしょうが、韓国国内だけにしておけばよかったのに、この偽りの国民性がすでに世界中の人たちに知られたようで、まっこと遺憾なことでした。

わかりやすい例が、若い人からして「反日」を唱えるにもかかわらず無意識で何から何まで「日本のまね」をしているなど、あまりにもバレバレですね。そんなのは台湾はもちろんのこと世界各国の人が気付いていることです。

韓国の若い人が、年長者たちが保身のために「反日」をかかげているのをマネするのではなく、世界に嫌われないようなやり方で、韓族の特長を堂々と謙虚に作りあげていってほしい、と願っております。

まぁ無理かとは思いながら、そう言っております(笑)。

こんなことをしているから

世界中の国から信頼されない政府に成り下がってしまいました。いやすでに韓国内でさえ、互いにだましあうのが人生の最終目標になっているらしく、この国に「信頼性」など、どこにも見られません。

今までは、北朝鮮という論外の無頼漢がいたため(今もかろうじて存続中)、さらに南北分断という現実があったため同情される面がありましたが、もうここに至って、明確に韓国人、いや朝鮮半島人の信頼性にヒビが入ってしまったようです。

東西分裂から悲願の統一を成し遂げたドイツでさえ、南北分裂した状態を続けるのには、むしろ韓国に大きな問題があるのでは、と考えるようになっています。

しかしこのニュース記事をみると、ほんの一部の人ですが

韓国人が現実を正しく認識できるほど成長したと言えるようです。今までなら、こんなことを主張すると袋だたきにあったものです。そうです、「親日」というレッテルを貼られてしまうと、もう生きていけない国だったのです。この国では、言論の自由のかけらもないからですね。

が、そんな意見を新聞に掲載するようになった韓国のマスメディアも、成長したと言うべきでしょう。 

さて韓国がこれから、どういう道を歩むのか。

調子のいいときには、のぼせ上がって有頂天になるものですが、真の価値は調子の悪いときにあらわれるもの。

できるだけはやく、韓国が「まとも」な国になり、そしてついには「無事」に南北統一できることを願っております。

その為に必要なことは

  • 韓国人がまず、「人の考えの多様性」を理解すること
  • 次に韓国社会で、「言論の自由」を尊重すること
  • つまり「だましあいやパクリをやめ、自分で創意工夫」することにより重要な意義を見いだすことです。
  • そして難しいのですが「歴史を客観的に見る」努力をすること。これは「多様性」にも関連し、人の意見にも耳を貸すことですが、「多様性から客観性へ」という意味です。
  • そして最終的には「主観も客観も尊重できる」地域へと成長して欲しい。

現在、韓国では

細かいどうでもいいこと以外では「一色」であり、まったく「多様性」がありません。「多様性」とは「混乱」も意味するでしょう。

今でさえ大混乱の韓国社会に、なぜ更なる「混乱」を望むのか

ということですが、この多様性という混乱を知ることによって、韓国の血気盛んの度合いが少しは減って、物事を冷静に見る視点が養成され、自分が主張するだけでなく相手の意見も尊重するようになり、最終的には客観性という崇高な特性を手に入れることができると思うからです。

まぁしかし、こんな軟弱な見方は、ハチミツより甘い、か(笑)。 


ただし韓国の「反日国是」を考える上で忘れてはならないのが

「国益のため」なら何でもするアメリカ

戦後、アメリカが韓国を反日へ仕向けたという疑惑が、ずっと前からあります。これは、日本を再び強国にさせないための作戦で、相手同士を戦わせ疲労させて自分に対抗できない勢力とする、という伝統的な手法にのっとっています。

その韓国が調子に乗って日本の従軍慰安婦問題をもちだすようになり、かえって米軍兵士と韓国慰安婦の問題が浮かび上がったのは、皮肉なことですね。

アメリカの手法は、戦前のことですが、日本と蒋介石の国民党を戦わせて蒋介石が疲れ果てるのをまって攻撃を開始し、ついには台湾へ押し出し、無事に中華人民共和国を建国した毛沢東の中国共産党を思い出させます。

日本と韓国を争わせるのに成功したアメリカ為政者たちは、いま、日本と中国とを戦わせるのに腐心しているようで、それを利用しようとするのが安倍の自民党ですね。

アメリカが自分で中国共産党を相手にするのではなく、隣国同士を争わせて疲れるのを待つ、これは自分には損失がすくない賢明な方法なのかも知れません。

相手同士をかき混ぜて対立させ、漁夫の利を得ようとするアメリカの伝統を忘れないようにしましょうね。これはアメリカ社会内での競争対立に起因していると考えられます。 


一方で、韓国の行き過ぎに、大きく反発してきた韓国人がいます。 

昨年(2001年)の8月、小泉首相の靖国神社参拝問題をめぐつて反日デモが最高潮に達していたころ、本書の草稿を掲載した私のふたつのウェブサイトが「情報通信倫理委員会」という政府の検閲機関によって、なんの通告もなく閉鎖されました。このウェブサイトが運営されていた二〇日たらずのあいだ、一日におよそ数百人の韓国人から脅迫を受けました。私のサイトは日本でも知られており、何人かの日本人が「命の危険だってあるのだから、真実をいうのは諦めなさい」と心配の手紙を送ってくれました。 

本書が出版された今年の3月には、閔妃(みんび)の末裔たちから「名誉棄損」と「外患煽動」で告訴され、逮捕されました。私は「こんなことで私を投獄するなら、日本大使館に亡命を求めざるをえない」といって抗議し、ようやく釈放されることができました。 

4月には、やはり政府の検閲機関である「刊行物倫理委員会」が本書を「青少年有害図書」に指定し、事実上書店での販売を禁止しました。「青少年有害図書」はビニールで包装して「一九歳未満購読不可」と表示しなければならず、書店では一般の書籍と一緒に販売できないという規制を受けます。 

私は、歴史とは過去の分析ではあるが現在の問題の反映でもあるとの思いを強くしました。100年前の日本統治を肯定的に評価したというだけで、一介の物書きが身の危険を感じなければならない現実は、いろいろな意味で慨嘆すべきものです。しかし、本書によって韓日関係の未来にあらたな希望が生まれるなら、私は正しい仕事をしたという誇りをもてるでしょう。2002年6月ソウルにて

:P.14-17 金完變(キム・ワンソプ)「親日派のための弁明」扶桑社文庫 2006年7月第5刷 日本語版への序文より

こういう気品溢れる金完燮(キム・ワンソプ 1963- )のような人が韓国にいるということを、私たちは知っておかねばならないのです。

きたないようにみえる泥のなかに咲く美しい「蓮の花」を思い出しましょう。

電車のドアが開くと降りる人を無視して乱入し座席を確保しようとする人が多い関西の泥の中で谷川浩司(1962- 将棋棋士)という蓮の花が咲いたように、韓国の泥の中にも金完燮(キム・ワンソプ 1963- )という蓮の花が咲いているのを、見逃してはいけないようです。

品の悪い韓国人による嫌日にそそのかされて嫌韓に走るのも一つの道ですが、より広い視野で日韓関係を考えたいものです。


中国に関する醜聞 46 爆発列伝

2015年09月14日 05時22分10秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


多すぎる中国に関連する爆発事故は1ヶ月で5件にも

  • 2015/08/12 天津市で巨大爆発 08/31死者数158人に〔死者行方不明計 173人〕
  • 2015/08/17 タイ・バンコクで爆発テロ 軍事政権がウイグル族109名強制送還の報復か
  • 2015/08/31 山東省東営市化学工場、死者1人。09/06死者13人へ〔パレード期間隠蔽か〕
  • 2015/09/01 甘粛省花火工場、死者1人,
  • 2015/09/07 浙江省麗水市開発区の化学工場、死者なし報道
こんな程度では済まず、まだまだ増えそうです。

自然災害ではなく、誰が見ても人災ですから、防げたはずですが、こんな程度の死者数など「たいしたことがない」、これが中国共産党の偽らざる本音でしょう。
  • 中国共産党さえ安全に存続できるのであれば、人命など、どうでもよく、いかようにも事実をねじ曲げる訓練を、ひたすら積んでまいりました。
  • すべての面で、中国共産党の事情が最優先なのです。

日本では自然災害が多い〔今回の豪雨では河川はん濫〕のですが、中国では爆発が多いようです。
  • 韓国では、西海フェリー事故(1993)、セウォル号事故(2014)が続いており、孔子も剣道も、なんでもかんでも「朝鮮半島が起源」と唱える「イケナイ癖」があるようですから、さしずめ船の沈没は朝鮮半島が起源なのでしょうね。
  • 中国でも負けずに長江で船の沈没事故(2015)を起こし船長が乗客よりもいち早く脱出していますから、船沈没の起源は中国だと譲りません。確かにベトナム漁船へは得意の「体当たり」をして沈没させ、尖閣でも日本の船へ「体当たり」を試みましたが、中国内モンゴル自治区出身の力士蒼国来(そうこくらい:中国籍)の得意技が「体当たり(ぶちかまし)」だとは、断定できません。
中国での爆発事故は、まだまだ増えそうです。

沖縄の醜聞 09

2015年09月14日 04時48分05秒 | 社会

本日〔2015/09/14(月曜)〕、沖縄県知事翁長が、正式に「辺野古埋立て承認取り消し」を表明することになったようです。多くは昨日〔2015/09/13(日曜)〕の日付ですが、今朝集めてみました。


沖縄知事、14日の会見で承認取り消し表明へ読売新聞 2015年09月13日 20時39分

翁長知事、14日に会見 辺野古承認取り消しを表明へ産経新聞 2015.9.13 21:43更新

辺野古移設作業再開:政府、「既定」を強調毎日新聞 2015年09月13日 11時30分

翁長知事、承認取り消しの手続き開始へ 14日に会見朝日新聞 2015年9月13日18時48分

14日に辺野古取り消し表明 沖縄県、知事会見を発表琉球新報 2015年9月13日 19:13


詳しくはリンク先を御覧いただくとして、ここでは見出しだけに絞ってみます。

  • ほとんど(毎日以外)は14日に翁長が会見を開き、表明することを伝えています。
  • ほとんどが「取り消し表明」としますが、琉球新報だけが「取り消し表明」としています。 地元だけに確信を持って「取り消し表明」としたのか、それとも同じキャンペーン仲間として「内通」していたので「取り消し表明」としたのか(笑)。
  • 普通は、予定のことでは「~へ」とすることになっていますが、なぜ既定事実のように伝えるところがあるのでしょうね(笑)。厳密さを欠く、とされてもやむを得ません。
  • 「14日に辺野古取り消し表明」とすると、その記事発信の時刻が14日より前なら予定のことを、あとなら既定事実を、報じたことになり、いちいち日付を確認しなければ記事題名の意味が伝わらない、という欠点があります。
記事作成の日時:2015/09/14 午前4時44分

沖縄の醜聞 08

2015年09月14日 03時53分20秒 | 社会

うっかりしていると見逃してしまう醜聞や「自分と異なる意見を醜聞とする」醜聞。日本にも看過できない醜聞がありそうですよ。今回は「沖縄の醜聞」です。

いよいよ9月から再開した防衛省と翁長沖縄知事との「話し合い?」あるいは「戦い?」。 


辺野古移設、協議決裂=政府、作業再開へ

 政府と沖縄県は7日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設に関する集中協議の最終会合を首相官邸で開いた。

 県側は、名護市辺野古に移設する現行計画に反対を崩さず、話し合いは決裂した。これを受け、菅義偉官房長官は中断している移設作業を再開する方針を表明。同県の翁長雄志知事は「あらゆる手段で阻止する」と述べた。:時事通信 2015年9月7日 


どうも気になるのが、沖縄県知事である翁長雄志(おなが たけし 1950-  )の姿勢。

結論ありきの言動、つまり交渉ではなく、自分に正義があり、自分の「正義を死守する」、という姿勢。そこには法治国家の行政長としての「良識」が見られず、発展途上の中国や韓国ならばいざ知らず、日本の沖縄県知事としてふさわしくない印象が残ります

翁長が中国福州市の名誉市民だからだ、というわけではありませんが、この翁長の姿勢は、「不都合なことにはぜったいに触れない」ことにしている中国共産党を彷彿(ほうふつ)とさせます(笑)。

一方では

防衛省側が、結論ありきの姿勢であり、アメリカとの同盟が優先されて沖縄に基地を押しつけている、という意見があります。普天間の返還の代わりに辺野古基地建設が予定されていても、です。

  • 残念なことですが、それは翁長が沖縄県のすぐ近くにある「中国に関して口を閉ざしている」ことに大いに関係する、と私は考えています。
  • 翁長は、中国の横暴に関して何も言わないことで初めて、米軍基地反対を前面に押し出すことができるのでしょう。
  • 「中国の横暴」を認めてしまえば、「米軍基地反対」について何らかの別の根拠が必要になり、今のところその根拠が見つからないらしい。
  • よって翁長は、一言も中国の横暴について語れない、のでした。

そもそも

中国の軍事力増強に対抗することに起因すると思われる旧基地返還・新基地建設について、当該地域である日本の沖縄県知事である翁長が「中国の不作法・無頼ぶりに関しては一言も言わない」のが、まるでウクライナ東部の親ロシア派が「ロシアについて何も言わない」のにそっくりでした。

ウクライナ東部には、ロシア系の人が多いため、ロシアにヨイショし、ロシアに併合されるのを望んでいました。これにつけ込んだのが昨年2014年の「ロシアによるウクライナ国土クリミア半島の武力併合」でした。

この結果、ロシアは世界中から経済制裁されることになり、好調だったロシア経済がどん底に落ち、ロシア内務省が1割(11万人)の人員削減に追い込まれました。それでもロシア民衆は、独裁に対して声を上げようとはしません。声を上げることが禁止されているからですね。この点で中国そっくりでした。

防衛省のまわし者ではない私ですが、さすがに翁長の姿勢は、行政の長として不適切ではないか、と思います。

沖縄には、長い中国との交易の関係〔はっきり言えば朝貢意識、つまり朝鮮半島と同じ中国への属国意識か〕から、親中国派が多く、日本やアメリカではなく、中国に併合されるのを望んでいる、と受け取られる恐れがあります。翁長が福州名誉市民であるというだけでその度合いが強いのに、さらに「経済的な儲け」だけに焦点をあわせ、ひたすら「中国を刺激しないための米軍撤退」を主張します。

県民が判断するべきことに関して、知事が態度を示していない

ので、「知事に対する支持/不支持」を判定しかねるのです。これでは知事失格で、このままだと結局は「知事への不支持」につながります。

  • にもかかわらず、沖縄で翁長知事を支持する人が多いということは、沖縄には「中国については触れない」という暗黙のルールがあるようです。
  • 外国からの内政干渉を許さないとしながら勝手に外国へ内政干渉する中国共産党、一方では中国に触れようとしない沖縄。日本を刺激し続ける中国と、すでに刺激している中国を「さらに」刺激してはいけないと口を閉ざする沖縄どっちもどっち(五十歩百歩)であり、奇妙でおもしろい関係ですね。

翁長がいつまでも「どっちつかずのまま」で進められると思っている、とするならば、その知性を疑ってしまいます。

まぁしかし、総選挙のない中国とは違って日本では、不都合ならば次の選挙で反対票を投じればいいだけのことですが、一部の沖縄県民は今こそ何か行動を起こすべきだととらえているようです。

沖縄県知事翁長は、埋立て認定作業に瑕疵(かし)があったとする報告書を

瑕疵(かし)のある第三者委員会に報告させましたが、前沖縄県知事の仲井真はもちろんのこと、現職を続ける沖縄県庁の認定作業担当者を処分する意志を示さないまま、イスラム原理主義者、チベットやウイグルに送り込んだスパイが育てた親中国派、のように突っ走るのでしょうか?

結局、埋立て認可の過程に瑕疵(かし)があったけれども認定作業をした人には瑕疵(かし)がなかった、ということですか。

ということは、やはり「埋立て認定に瑕疵(かし)があったとする認定そのものに、瑕疵(無理)があった」と結論づけるしかありません。

最悪の場合、防衛省が翁長や沖縄県を訴えるかも。

その期間中、埋立て工事が進まないことが考えられます。こうなると長引きそうですね。この時、利益を得るのは、いったいたれか。

杞憂(きゆう)かも知れませんが・・・・・・

  • あらゆる手段で阻止する」と述べた翁長が、ひょっとして被告人席に座るのではないか、という事態さえ想定しています。
  • 翁長が直接手を下さないとしても、翁長に心酔した犯罪人があらわれて、「過剰防衛による犯罪」を引き起こし、翁長が「暴力の幇助」を問われるおそれがないか、ということです。まぁないとは思いますが、翁長が使い慣れもう麻痺してしまったあらゆる手段で阻止する」にはそれほどの強い意味があります。
  • いくら人気や支持がほしいからといえ、落ち目の民主党のように知事が「あらゆる手段で阻止する」と言うのでは、翁長の人間性が疑われます。まぁそうとう前から疑われ続けていますが・・・・(笑)。
  • とにかく、「あらゆる手段を使って」が「死守」につながってしまい、絶対反対で暴力で法案成立を阻止しようとした旧社会党などを連想させるのは、つらいものです。「死守」が「正義の振りかざし」につながり、「自分が一番正しい」として暴力に走りやすいからです。イスラム原理主義を思い出せば理解できますね。
  • 民主主義では「数が多いから採用する」だけであり、何も「正しいから採用する」のではありません。しかし世の中を見ていると、どうやら、「民主主義で決ることは正しい」と信じている人が「死守」を標榜したがるようですね。たとえ「腐敗」していようとも、やはり民主主義なのです。「死守」してはいけません。
  • 日本は、中国とは違って、法治国家です。知事が中国と同じようなことをやっていると、年間10万件発生していると言われる暴力事件が沖縄で起こらないとも、限らないのです。
アメリカの言いなりになってはいけませんが、中国の横暴を許すのは更にまずい。

私はそう思っています。なんとか、いい解決策がないものでしょうか。

EUの醜聞02

2015年09月13日 01時43分07秒 | 海外

ヨーロッパは、日本から見て遠くに位置していますが、統合の裏に見え隠れする「EU加盟国家の深刻な対立」から、重要な問題点が見えてきて、私たち日本人にも考えさせる何かがあるかも知れません。

ギリシャ財政問題、加盟国のEU離脱問題、域内の各国対立、それに「合法移民問題・不法難民問題」が加わったのでしょうか。


難民問題が浮き彫りにしたEUの無力・不仲・冷酷...加盟国が非難合戦 

[ブリュッセル 6日 ロイター] - 欧州は現在、中東やアフリカ、アジアから流入する難民にどう対応するかをめぐり、各国間で深い亀裂を抱えている。難民問題をめぐる各国の不和は欧州連合(EU)の価値を揺るがし、ユーロ圏改革などへの一致団結した行動力も弱める可能性がある。・・・・

難民危機は、約10年前に中東欧10カ国がEUに加盟して以降初めて、東西の亀裂を引き起こした。新たな加盟国のほとんどは、難民受け入れ枠の割り当てに反対しており、一部の国は宗教的な理由をはっきりと掲げている。

一方、オーストリアのファイマン首相は、東側各国が負担を引き受けないのであれば、こうした国への将来的な資金援助もEUは考え直すべきだと反発した。

かつて共産政権による弾圧で大量の難民が西側に逃れたハンガリーとチェコやスロバキアも現在、難民受け入れ枠の設定には強硬に反対している。・・・・

(米シティのアナリスト)フォーダム氏はまた、英国のキャメロン首相が進めるEUとの関係見直し交渉にも、難民問題が影響を与える可能性があると指摘。キャメロン首相は2017年末までにEU離脱の是非を問う国民投票を実施するとしているが、「負担を受け入れなかったと受け止められれば、国民投票を前に(EUから)譲歩を引き出す力をキャメロン首相から一段と奪うかもしれない」と述べた。

そのキャメロン首相は4日、「数千人」のシリア難民を受け入れる方針を示した。トルコ海岸で溺死した幼児の写真が欧州全体で大きな波紋を呼び、難民受け入れに消極的だったキャメロン首相の姿勢を変えた形となった。:Paul Taylor記者 2015年09月07日 19時39分 


かつてソ連に属し

ついこの間、ソ連共産党政権の人権無視の弾圧によって、多くの難民を西側へ出してしまった旧東欧諸国がソ連ロシア圏を脱して今ではEUに所属していながら、外国からの難民を受け入れないのはなぜでしょうか。

どんな事情があるにせよ、身勝手だと非難されることでしょう。

またEU離脱をちらつかせていた

イギリスが難民を受け入れないと、「離脱をちらつかせて有利な条件を得るという戦術が使えなくなる」、とは興味ある見方ですね。

とにかく

イスラム教徒の合法移民・不法難民をたくさん受け入れた結果が、ヨーロッパ諸国の治安悪化につながったと仮定するならば、人道上の移民・難民受け入れ理念と、国内の受け入れ態勢との間に、整合性がみられない、と言えます。

もちろんそこには、アメリカの対アフガニスタン・イラク対応の稚拙さが、関係しているでしょうが。

また似た問題があり、有利な条件を引き出そうとして離脱をちらつかせるのが

  • EUから離脱しようとする英国
  • 英国から離脱しようとするスコットランド
  • スコットランドは英国から離脱し単独でEU加盟か 

つまり

英国は難民受け入れやEU運営で有利な条件を要求しそれが得られなかったらEUから離脱するぞとし、スコットランドは大幅な自治権などの有利な条件を要求してそれが得られなかったら英国から独立するぞとし

あいかわらず対立が続いています

どちらに転ぶか分りませんが

ャメロン首相が、英国のEU離脱問題とスコットランド独立問題について、どのような手腕をみせるのか見もの

ということにしておきます。その程度しか分りませんから(笑)。


東京で地震

2015年09月12日 06時42分58秒 | 科学(気象)

今朝 2015/09/12 05:49ごろ東京で最大震度「5弱」の強い地震があったとのこと。

  • 最大震度は調布市の「5弱」
  • 震源地は羽田空港の南〔東京湾アクアライン浮島の南東1.4km、深さは70km程度

気象庁が発表した震度分布地図は下の通り。

気象庁が発表したデータをGoogleEarthに書き込むと次のようになっています。

なお、06:30頃のNHK総合ニュースでは、羽田空港では異常がなかったとのことで、運航には差し支えないようです。また06:40頃には調布市役所でも棚からものが落ちるなどはなかったとのこと。

豪雨が、北関東→東北へ移ったかと思うと、今度は関東(東京)の地震と、心が安まりません。


中国に関する醜聞 45 歴史観の偽善

2015年09月12日 03時00分34秒 | アジア

誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。 


中国が日本の「戦後」を認めない理由

教科書に見る中国の歪んだ歴史観

「中国の教科書の偽善」──米国の大手紙「ウォールストリート・ジャーナル」(6月17日付)がこんな見出しの分析記事を掲載した。〔下に引用〕中国は日本の教科書の内容を厳しく批判しているが、自国の歴史教科書では重要な史実を無視し、ことさら愛国と反日を煽っていると指摘する報告だった。

 中国の教科書が日本に関しては戦争中の残虐行為ばかりを教え、戦後の日本の平和主義や民主主義の実績はまるで無視しているという実態は、以前から指摘されてきた。中国当局が、日本の終戦70年談話で過去の戦争への謝罪のみにこだわるのも同様の現象と言ってよいだろう。

 ウォールストリート・ジャーナルの記事は、「東アジアで歴史修正主義を志向する国は日本だけではない」という副題が付けられており、中国の歴史教科書の内容の偏りを「偽善」と断じる内容だった。

 中国は日本の教科書の小さな修正や変更に対して国家をあげて厳しく糾弾するが、その一方で自国の国定教科書では、同様の、あるいはもっとひどい事実の無視や軽視が顕著だというのだ。 2015.7.8(水) 古森 義久 


この数年でいちばん滑稽だったのは

日本の歴史教科書にいきなり妙なイチャモンをつけ始めた中国や韓国の歴史教科書が、日本のそれよりも、もっともっとお粗末だったことが判明したこと、でした。

自分の足元を見ないまま、よくぞ言えたと、感心するほどお粗末な中国・韓国の「未熟」度合いでした(笑)。

20年前ならいざ知らず

今となっては、中国や韓国の歴史認識に「客観性」なるものがあり得ないと、日本人の多くが分ってきたようです。

そして日本人の自虐史観〔その1 その2〕がこれを増長させたとも言えます。 

上記ニュースの元となった:米WallStreetJournalの記事〔英文〕については、

こちら〔Beijing’s Textbook Hypocrisy

を御覧下さい。Hypocrisy(ヒポクリシィ)偽善

ただし冒頭以外は登録者用の記事になってしまったようですね。ならばその前に読んでいた私が、分る範囲で要約するしかない、か・・・・

  • 日本政府の要請に従って日本の教科書が改訂されたが、中国政府が「それは反則だ」と叫んだ。
  • ただし中国政府も、同じ罪をおかしている。
  • 中国の教科書では、「日本兵が殺戮だけを望んだ、とするが、第2次大戦の多くの内容が略され、同情心につけ込んでいる。
  • 香港に関する記述があまりにも簡単すぎ、誤りが見られる。
  • 大躍進政策(1958-1960)によって引き起こされた1000万人~4000万人にのぼる餓死者について記述していない。
  • これらは1990年代からの江沢民の政策から始まった。 

この記事についての印象として

  • 文化大革命〔1966-1967〕の恥部には触れず、江沢民が天安門事件〔1989〕以降に取ってきた政策によるものが多いとの点では、だいたい正しく認識できているように思いました。
  • とにかく、あまりにもひどすぎる自分の恥部をひたすら隠し、攻撃あるのみの、偽善にみちた醜い姿勢に、ようやく気づき始めたのでしょうか。

中国共産党が主催した先日の70周年式典で

  • またまた「日本と戦った中国共産党」と歴史をねつ造していることがわかりました
  • 実際のところは、蒋介石の国民党が、中国共産党と日本とを相手に、戦っていたのでした。
  • 狡猾に国民党との協力・離反を繰り返しながら、中国共産党は「国民党が日本との戦いで体力を落とす」のを待っていたのであり、アメリカなどの参戦で日本が焼け野原になったあと、ようやく中国共産党は、疲れ果てていた蒋介石「国民党」に戦いを挑みます。戦力を使い果たしていた蒋介石の国民党は敗退し、ついに台湾にまで逃げ込んだのです。
  • いかにも「抗日で中国共産党ががんばった」とでっち上げるのですが、世界の人々は歴史をちゃんと知っています。これが中国共産党による歴史のねつ造。台湾が中国の一部であるというこれまたねつ造でもって、まるで中国共産党が日本を打ち負かせたと、平然といってのけるのですね。そしてこんなでまかせにコロリとだまされる中国人や、日本人が多いのでしょうか(笑)。
  • なぜこんなウソを平気でつくのか。もちろんそれが中国共産党の生き残りをかけたカケなのでしょう。そこでは、歴史の書き換え、不都合なことをすべて隠す、のは当たり前。突っ張りヤクザという現役時代のことをコロリと忘れ、今やたまに道徳心を説いて笑われる張本勲のようなものですか(笑)。
  • 一旦ウソをつき始めると、次々にそのウソを別のウソで埋め合わせ〔正当性を強調し〕なければなりません。中国共産党は、もうにっちもさっちもいかない状況に追いこまれているのでした。
  • スポークスマンの、引きつって、つっぱった顔つきからだけでも、うそをつきっぱなしであることがよく分りますね。不都合な質問は許されておらず、かりにその「約束」を破ったら、「関係がない」と一蹴するだけですね。
  • 中国共産党は、旧日本軍の残虐性をしつこく指摘することで、自らの汚点を隠し正当性を偽造しなければ、もはや存続できない運命にあるのでした。中国共産党が存在する正当性を偽造するための行為は、旧日本軍の残虐性に比べて大したことではない、とまたまた歴史を歪曲しているのです。
  • 中国共産党が国民党に対していかに残虐だったかとか、中国共産党が文化大革命〔1966-1967〕で1000万人~8000万人の同国民を虐殺したことなど、どうでもいいのですね。絶対にこれに触れようはしないどころか、中国人がこれを知ろうとすれば厳しく罰する有様です。天安門事件〔1989〕についても、まったく同様です。
  • これは例えるならば、日本で、日本人が幕末の新政府側の殺戮などなかったと隠蔽し知ろうとすれば拘束・逮捕・投獄されるようなものです。日本ではあり得ないことでしょう? そんなのが平然とまかり通っているのが、今の中国なのでした。
  • もしも文化大革命や天安門事件をなかったことにするとか、中国共産党が日本に対して勇敢に戦ったとか、そんな歴史のでっち上げさえしなければ、今では中国は世界に冠たる国になっていたはずです。しかしそれは「はかない夢」にすぎません。中国は、4000年の長期にわたって、あまりにも都合良く歴史を歪曲し続けてきた極悪な国家だったのです。今となっては自業自得(じごうじとく)という言葉がふさわしいですね。

これらすべての根源にある中国人の悪質な性癖は

漢族の考えることが世界で一番正しいのであり、その他の民族を「野蛮人」と軽蔑する、例の「中華の独善」

でした。「正義をかざすところに正義がない」の好見本ですね。

  • 自分たちの野蛮性が自分で見えない、ところが中国人の滑稽なところで、見えていないから、平然と「歴史をねつ造できる」とも言えます。
  • 私は、こんな薄汚い中国人であっても、その言論の自由や存在そのものを認めますが、なぜもっと普通の、まともな人間になれないのか、あまりにもひどすぎる中国共産党政府を許しているのか不思議で、文字通り「馬鹿に付ける薬はない」、ということわざがピッタリになってしまいそう。
  • まぁ一言でいえば、自分の利益だけしか視野にないからでしょうか。

僭越ながら私は

  • この中国人の悪質さを理解していない日本人に対して「歴史とは一体何なのか」と問いかけたいと思うのです。
  • いやそれでも、「歴史とは、ねつ造の繰り返しだ」、とがんばりますか(笑)。
  • 私は逆でして、「どうやって歴史のねつ造を暴くか」を考えるのが「歴史の本質だ」、と思うのですが・・・・・・。
  • そう、古代中国人である司馬遷(しばせん 前145~前87 生没不詳)が「史記」で歴史の著述に挑んだ姿勢と同じです。私は司馬遷「史記」のすべてを信頼しているわけではありませんが、司馬遷が「どうやって歴史のねつ造を暴くか」に腐心したらしいと垣間見られることから、今の中国人にはあり得ない崇高さを感じるのです。
  • 今の中国人が、かつての中国人と逆の方向ばかりを向き悪質な民族になり果てていているのが、いわば滑稽です。
なれのはて」はこちら
 
文言の一部加筆修正:2015/09/12