お茶の大和 ティータイム

大地からの贈り物“お茶”で素敵なティータイム

田植えと食糧自給

2006年06月25日 | 暦と行事
今日は、わが町も田植えです。今は、私のような非農家も増えてきましたが元々は、農村です。専業農家が二軒あります。しかしあとを継ぐ人はいないようです。今朝、“輸出大国中国が、輸入大国になった。”と、テレビでやっていましたが、食糧を輸入に頼っている日本(輸入量の40%が中国からだそうですね)どうなるのでしょうね。
 昔、私がまだ20代の頃だったと思いますが、日本の農業の討論会のようなものがテレビで放映されていて、正確には覚えていませんが、ある若い青年が「農地を潰して工業化して、輸入が出来なくなったとき、どうするのですか?」という内容の質問をしていました。その質問に対して、学者さんかなにか偉い人の答えは「農産物はお金のあるところに集まります。日本のような経済大国で、あなたのような心配はいりません。」的な答えでした。反論する青年に、冷笑を浴びせてこの議論は終わりました。今日本は、この偉い人の言葉どおりに、世界中から食料を買いあさっています。
 石油を、世界中から買いあさろうとしている中国、これだけが原因ではないのでしょうけどガソリンをはじめとした石油商品が値上がりしてますね。これから食料品がどんどん値上がりする時代が来るかもしれません。お金では食料品は買えない時代が来るかもしれません。敗戦直後の日本のように?
これもずいぶん昔の話ですが、確かNHKで、「輸入が完全に止まった日」だったかのタイトルで、シュミレーションしていましたが。ゴルフ場などすべての農地になる土地を農地に変えて、学徒動員して食糧自給を目指しても、3000万人の餓死者が出るという番組を見た記憶があります。
ちなみに、ゴルフ場では、唐芋(サツマイモ)がよく出来たそうです。

田植えの写真は、邪魔もんになるので諦めて、道路工事の土手の花。