彩色のこだわり Part.1
■「決戦ゴジラ」のボディの色
今回の「決戦ゴジラ」第一弾カラーは、劇中スーツの色をモチーフとした「スタンダードカラー」です。
とは言っても、劇中スーツそのままのイメージと言う事でカラーリングすると、先日発売した「モスゴジ スタンダードカラー」とほぼ同じになってしまいます。
両商品は一部共通パーツを使っていますし、発売時期も近い事から、同じような配色にしてしまうと購入される方も間違いやすいし、東宝様の許諾も難しいものになります。
成型色は全く同じダークグレーを使用しているのですが、ボディの塗装色を変える事にしました。
「モスゴジ スタンダードカラー」ではダークグレーの成型色にノーマルに近いグレーを薄めにスプレーしましたが、今回の「決戦ゴジラ」では同じダークグレーの成型色にグレーとダークグリーンの中間の色をツヤ消しでスプレーしています。はっきりとグレーともダークグリーンとも言えないし、一般的に言われるモンスターグリーンほど暗くはなく、適当な色名がなく、かなり微妙な色ではあります。連日紹介している画像でも撮影加減で微妙に違ってしまっているのですが、強いて言えばモスグリーンに近いと思っていただければと思います。
なぜこの色にしたかと言うと、『三大怪獣 地球最大の決戦』のポスターやチラシ等の各宣伝材料として目にする印刷物資料でよく目にするような、写真に着色されたグリーンがかった感じの色合いを出したかったためです。その宣材も一つ一つ色見が違うので、一つに確定できるものではありませんが、当時のゴジラ映画を見ていた子供達にとっては自然な色と言えると判断しました。
ですから完全なる劇中スーツのカラーと言うわけではなく、印刷物上のスーツのカラーのイメージと言っても良いでしょう。
スーツでの色の薄く見える胸のラインの部分と膝部分は、ボディ全般に塗ったグレーとダークグリーンの中間の色をさらに薄くした感じでややライトグレーに近い色をスプレーしています。
手足のツメは、劇中映像では白に近いクリーム系の色に見えるシーンもあれば、おそらくは汚れや表面の破損のせいか薄茶色く見えるシーンもあり、劇中イメージの色としてははっきりとはわかりにくいものになっています。おそらくは撮影時のライティングや地面の状態のせいもあるでしょう。カラー写真を掲載しているムック本等でも写りに違いが大きすぎてはっきりした色が定かではありません。
いずれにしても劇中イメージの雰囲気を出す事と、全体のボディの色とのバランスを考え、肌色に近い薄い茶色と薄めのオレンジの中間の色を作りツヤを多めにして塗装しています。
(2009.11.4更新)
「決戦ゴジラ スタンダードカラー」は完売しました。ありがとうございました。
■「決戦ゴジラ」のボディの色
今回の「決戦ゴジラ」第一弾カラーは、劇中スーツの色をモチーフとした「スタンダードカラー」です。
とは言っても、劇中スーツそのままのイメージと言う事でカラーリングすると、先日発売した「モスゴジ スタンダードカラー」とほぼ同じになってしまいます。
両商品は一部共通パーツを使っていますし、発売時期も近い事から、同じような配色にしてしまうと購入される方も間違いやすいし、東宝様の許諾も難しいものになります。
成型色は全く同じダークグレーを使用しているのですが、ボディの塗装色を変える事にしました。
「モスゴジ スタンダードカラー」ではダークグレーの成型色にノーマルに近いグレーを薄めにスプレーしましたが、今回の「決戦ゴジラ」では同じダークグレーの成型色にグレーとダークグリーンの中間の色をツヤ消しでスプレーしています。はっきりとグレーともダークグリーンとも言えないし、一般的に言われるモンスターグリーンほど暗くはなく、適当な色名がなく、かなり微妙な色ではあります。連日紹介している画像でも撮影加減で微妙に違ってしまっているのですが、強いて言えばモスグリーンに近いと思っていただければと思います。
なぜこの色にしたかと言うと、『三大怪獣 地球最大の決戦』のポスターやチラシ等の各宣伝材料として目にする印刷物資料でよく目にするような、写真に着色されたグリーンがかった感じの色合いを出したかったためです。その宣材も一つ一つ色見が違うので、一つに確定できるものではありませんが、当時のゴジラ映画を見ていた子供達にとっては自然な色と言えると判断しました。
ですから完全なる劇中スーツのカラーと言うわけではなく、印刷物上のスーツのカラーのイメージと言っても良いでしょう。
スーツでの色の薄く見える胸のラインの部分と膝部分は、ボディ全般に塗ったグレーとダークグリーンの中間の色をさらに薄くした感じでややライトグレーに近い色をスプレーしています。
手足のツメは、劇中映像では白に近いクリーム系の色に見えるシーンもあれば、おそらくは汚れや表面の破損のせいか薄茶色く見えるシーンもあり、劇中イメージの色としてははっきりとはわかりにくいものになっています。おそらくは撮影時のライティングや地面の状態のせいもあるでしょう。カラー写真を掲載しているムック本等でも写りに違いが大きすぎてはっきりした色が定かではありません。
いずれにしても劇中イメージの雰囲気を出す事と、全体のボディの色とのバランスを考え、肌色に近い薄い茶色と薄めのオレンジの中間の色を作りツヤを多めにして塗装しています。
(2009.11.4更新)
「決戦ゴジラ スタンダードカラー」は完売しました。ありがとうございました。