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有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ制作裏話 その174

2010年04月05日 | 制作裏話


PART.1 発売時期の理由

 今日から昨年5月に発売した「ギドゴジ 原潜襲撃バージョン」の制作裏話を書きます。
 詳細、こだわった所につきましては、2009年4月30日~5月3日に掲載した「こだわり」をご覧下さい。
 なお、商品は現在も発売中です(のこりわずかです)。ご希望の方は弊社までお電話でお申し込み下さい。

■最初の劇中シチュエーションカラー
 カラーバリエーションとしては「ブラックバージョン」に続いて2つめとなる「ギドゴジ」ですが、前に「裏話」として書いた「ビオゴジ 芦ノ湖戦バージョン」同様、この「ギドゴジ」も劇中シチュエーションのカラーとしては最初のバリエーションとなります。

 劇中でのゴジラの登場シーンとしては、この「ギドゴジ」は「ビオゴジ」に比べて出演時間が少ない印象です(実際に分数を計ったわけではないので違っていたらごめんなさい)。作品としてキングギドラ、メカキングギドラのシーンが多く描かれているし、ゴジラザウルスも登場しているので、そういう印象を持ってしまったのかもしれません。
 そのため、劇中シーンのシチュエーションカラーを企画する上では、「ビオゴジ」に比べればたくさんアイディアがあるとは言えません。
 そんな多いとは言えないシーンの中でも、一応いくつかのアイディアは用意しているのですが、最初に選んだのが、原潜を襲撃するシーンだったのです。

 原型制作時には候補としてすでにあったバリエーションアイディアのひとつで、企画段階からブルー系のカラーリングにする事は決めていました。
 劇中シチュエーションカラーとして最初に選んだ理由は発売時期です。この商品の前に発売したのがグリーン系の「ビオゴジ 芦ノ湖戦バージョン」でしたから、色として対比になるような「ギドゴジ」のカラーにしたいためにブルー系で考えていたこの「原潜襲撃バージョン」にしたのです。
 その前は「ブラックバージョン」として「ビオゴジ」と同時発売でしたから、あえて違う印象の色にしたかったのです。
 また、シチュエーションとしては、シーンの秒数としてはわずかなのですが、ストーリーにも欠かせない部分ですし、印象深いシーンでもあります。これも理由のひとつです。

(2010.9.27更新)
「ギドゴジ 原潜襲撃バージョン」は完売いたしました。ありがとうございました。