
PART1.発売の理由
今日から6月1日発売の「モスラ幼虫 誕生バージョン」「モスラ幼虫 岩島戦バージョン」の造形や彩色の詳細、こだわった所について書きます。購入の際の参考にして下されば幸いです。

▲左「モスラ幼虫 誕生バージョン」右「モスラ幼虫 岩島戦バージョン」
■ぜひ「モスゴジ」と並べてみて下さい!!
今回弊社から発売する「モスラ幼虫」は『モスラ対ゴジラ』(1964年)に登場した2体の双子のモスラ幼虫です。「見聞録」でも書きましたように、造形や彩色が違う他作品の幼虫ではありません。
これまで弊社で発売してきたソフビの中で、ゴジラの対戦怪獣は「キングギドラ」だけでした。ですからそれ以来の対戦怪獣となります。
いくつか各種ゴジラソフビを発売してきましたGメモリーズセレクションですが、並べたり遊んだりと言う点で、対戦怪獣が別にあるかないかで印象も変わってきます。ゴジラ中心のGメモリーズではありますが、作る側としてたまにはこういった対戦怪獣が欲しくなりますし、日頃お求めいただいているお客様達からもリクエストをいただきます。
各ゴジラのソフビを発売する際(特に新規造形第一弾の時)、同一のディフォルメで劇中の比率サイズにあったそのゴジラの対戦怪獣があればもっと楽しいし、並べた時の雰囲気もより増すといつも思っています。
昨年から「モスゴジ」を発売しましたが、「こうなるとモスラも欲しいですね」と言うお声もたくさんいただきました。弊社としても原型制作時から「並べられるモスラも欲しいなぁ」と言う思いがいつもより強くありました。
諸事情で「モスゴジ」と同時発売はできませんでしたが、こうして今「モスゴジ」と並べられる「モスラ幼虫」を発売する事ができました。
弊社としてもゴジラ中心のGメモリーズセレクションである事は変わりがないと考えてはおりますし、PRのために嘘を言ってもしょうがないので正直に言いますと、「ゴジラに並べるため」「ゴジラと遊べるため」という、「ゴジラありき」の思いで企画した商品です。だからと言ってゴジラのためだけと言う思いや、モスラへの思い入れが希薄で作ったものではございません。ゴジラ同様にモスラへもたくさんの愛情と魂を込めておりますし、Gメモリーズならではの「モスラ幼虫」としてしっかりこだわって作りました。
ですから逆に「ゴジラよりモスラが好き」と言われるモスラファンの方々にでも、楽しんでいただける事、お求めいただいてよかったと思っていただける事を目指しました。
これまで弊社商品をお求めいただいている皆様のほとんどは、ゴジラが大好きなのだと思います。中には「ゴジラだけ」「モスラは興味が薄い」という方もいらっしゃるでしょう。でも弊社商品の「モスゴジ」の側にこの「幼虫」を置いておく事で、その「モスゴジ」の「カッコかわいさ」がより増すと思いますし、劇中の雰囲気も多少は思い出していただけるものになるのではないかと思います。ゴジラでの楽しみ方にもプラスアルファになれればと考えております。
その反対に、モスラが大好きな方には、「幼虫」のそばに「モスゴジ」を置いていただける事で「幼虫」の魅力もアップするのではないかと思っております。
ぜひゴジラファンにもモスラファンにも楽しく並べていただけると嬉しく思います。

▲「モスラ幼虫 岩島戦バージョン」と「モスゴジ ブルーグリーン」。
並べてみていい感じになったと思いますが、いかがですか?