Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

南極戦バージョンのこだわり その1

2010年07月16日 | 新作商品情報


PART1.シチュエーションテーマ

 今日から7月25・26日発売予定の「ファイナルゴジラ 南極戦バージョン」の商品の詳細、こだわった所について書きます。

■2度に渡る南極での戦いのゴジラ
 今回発売する「ファイナルゴジラ 南極戦バージョン」は、『ゴジラファイナルウォーズ』劇中の2度に渡る南極での戦いのシーンのゴジラをイメージしたものです。

 最初はストーリー冒頭。極寒の極地、吹雪が吹き付ける中、南極にて雄叫びをあげるゴジラ。旧轟天号が追い詰められている事がわかります。しかし、地震が発生し、氷の地割れが起こりゴジラは身動きが取れず、なおかつ旧轟天号の機転で頭上の氷山の巨大な破片が覆いかぶさっていきます。ゴジラはそのまま氷の中に閉じ込められてしまうのです。
 吹き付ける雪が吹雪となっている中のゴジラ、これまで意外にありそうでなかったシーンです。

 2度目の戦い。ゴジラは、南極・エリアGとして管理されていた氷の中にいましたが、新轟天号によって復活させられます。再び地上に姿を表わしたゴジラを待ち受けるのはガイガン。雪や氷の破片が飛び散る中、圧倒的な破壊力でゴジラはガイガンを倒します。

 この2つの南極でのゴジラの戦いぶりは、ある意味、作品中のゴジラのキャラクターとしての立ち位置を明確にしているシーンと考えます。そしてゴジラ映画としては特に重要な「存在感」のファーストインプレッションの表現でもあります。
 最初の旧轟天号との戦いは、人間側から見た地球におけるこの時代のゴジラの立ち位置の表現。ガイガンとの戦いは、この作品におけるゴジラの破壊力・攻撃力と、ゴジラの戦いがこれから始まるのだと言う印象を与えるための表現として描かれています。
 つまり(現在)ゴジラの最後の映画でもある『ゴジラファイナルウォーズ』を語る上では、南極でのゴジラのシーンは特に重要であると考えられるのです。

 シチュエーションカラーとして「ファイナルゴジラ」ソフビを企画する際、この南極でのゴジラのイメージの配色は、商品化する上では欠かせないバージョンと言えるでしょう。

 続きはまた明日。

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