Part.1 シチュエーションシーン
今日から1月9日発売予定の「新春ゴジラ福袋2011」に在中する「ビオゴジ サイキックバージョン」の詳細、こだわった所について書きます。
購入の際の参考にして下されば幸いです。
■赤いゴジラは「デスゴジ」だけじゃない!!
今回の「ビオゴジ」は、最初の告知でお知らせしましたように、『ゴジラVSビオランテ』劇中において、物語中盤のゴジラが海中から再び日本上陸を目指している最中の、海上での超能力少女三枝未希との精神感応(テレパシー)のシーンをイメージしたものです。
このシーンは、海上の関西国際空港建設予定地に立つ三枝未希の前に姿を見せたゴジラが、攻撃をする訳でもなくじっと構えて対峙しました。未希の特殊能力によってゴジラは彼女の思念を感じ、全身を点滅するかのように何度か赤く発光する様子が描かれています。
歴代のいくつかあるゴジラと人間の絡みのシーンの中でも、ゴジラが人間の意思を感じて外見的変化を見せた非常に珍しいシーンです。後々続く各VSシリーズで、ゴジラ(リトルやジュニアも含む)を未希が直接目の前にして感じるシーンの最初でもあるのです。
赤いゴジラというと多くの方が「デスゴジ」を思い浮かべると思いますし、「ビオゴジ」となると主なイメージカラーとしては黒を中心に暗い色を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、はっきりと全身が赤で表現されているゴジラは「ビオゴジ」でもあるのです。その全身真っ赤な表現のゴジラとしては、ゴジラ映画全体としても珍しい事です。
ほんの数秒のシーンではありますが、物語の要素としては重要なものであり、劇中において「ビオゴジ」だけではなく三枝未希を語る上でも不可欠なシーンといえるでしょう。
今回それを表現するべく、この「サイキックバージョン」を企画しました。
ぜひあのシーンを思い浮かべていただけたら幸いです。
(2011.1.8更新)
「新春ゴジラ福袋」は完売致しました。ありがとうございました。