Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

74ゴジラのこだわり その6

2012年02月07日 | 新作商品情報




 今日は「74ゴジラ ブラックバージョン」を作る上で「正義のゴジラ」としての思いを込めた事について。

6.正義のゴジラ

■ぼくらのゴジラ
 この「74ゴジラ」の頃、昭和のゴジラシリーズの後期のゴジラは間違いなく「正義の味方」になっています。『怪獣総進撃』から徐々にそういう印象を感じさせる作り方になっていると思われ、見ている子供達には敵怪獣をいかにしてゴジラ(とパートナー怪獣)がやっつけるかが見所になっています。
 しかし、ファンの中には「ゴジラはそうあるべきではない」と思われている方も少なくはありません。『ゴジラ対メガロ』ではよりコミカルに、親しみのあるゴジラに変わり、『流星人間ゾーン』で「正義の味方」としての存在をより決定付け、この『ゴジラ対メカゴジラ』で侵略を企む敵に立ち向かう存在として描かれています。
 この「正義の味方」の時代も、間違いなく正規のゴジラであると考えます。
 そして当時ゴジラ映画を見始めた頃の子供達にとっては「僕らのゴジラ」である事は否定できません。
 弊社としては「正義のゴジラ」も「恐怖の存在としてのゴジラ」も「巨大生物としてのゴジラ」も完成された作品としてある以上は同様に、それぞれの「ゴジラ」であると考えます。
 ですから今回のように「正義のゴジラ」を作るのであれば、Gメモリーズセレクションのディフォルメテイストの中でその正義のイメージをできる限り表現すべく企画したものです。
 この「正義のゴジラ」を「僕らのゴジラ」としてとらえている方には喜んでいただきたい思いがありますが、そうでない方にも「このソフビなら正義のゴジラがあってもいいかも」と思ってお求めいただければいいなぁという気持ちも込めて作りました。ぜひ実物をお手に取ってご覧下さい。

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