「新春ゴジラ福袋2010 Bセット」は完売致しました。ありがとうございました。
4月25日はスーフェス52で
お待ちしております
4月25日は、東京・科学技術館で開催されるスーパーフェスティバル52に出店致します。
この日からは新商品「ファイナルゴジラ エリアGバージョン」の先行発売を予定しております。
お時間のある方はぜひいらして下さいませ。
▲25日の羽沢組はこのポスターが目印!!(間に合わなかったらごめんなさい)
当日イベント開場は10:30ですが、8:30から会場前の早朝販売でこの日から発売となる「ファイナルゴジラ エリアGバージョン」を販売を予定しております。今日現在、弊社のスケジュールが確定していないため当日になって早朝販売には参加しない可能性もあります。その際は通常開場時間の10:30より会場内の弊社スペースにて販売を開始致します。誠に恐れ入りますが、何卒予めご了承下さいませ。
早朝販売をした後でも、その後は10:30から他商品と共に会場内羽沢組スペースで販売致します。
久しぶりの出店イベントです。今後の励みにも参考にもなりますので、会場においでのお客様は、いつものようにお気軽に弊社商品やこのサイトについての感想、ご意見、リクエスト等ございましたらおっしゃって下さい。もちろん皆さんの大好きなゴジラの話も大歓迎です。
商品に関しての不明な点もございましたら、いつでもお気軽にお声をかけて下さい。
たくさんの皆様にお会いできるのを楽しみにしております。よろしくお願いします!
スーパーフェスティバル52
4月25日(日) 東京・科学技術館(北の丸公園内)
10:30~16:00
入場料 大人1000円 小学生700円
クリエイティブデザイン羽沢組スペース A-30
羽沢組スペースは右側入場口入って最初のホール、ほぼ中央です。
スーパーフェスティバルHP
http://artstorm.co.jp/sufes.html
■スーパーフェスティバル52での先行発売新商品
Gメモリーズセレクション
「ファイナルゴジラ エリアGバージョン」
●ソフトビニール製
●全高約17cm ノンスケール ディフォルメタイプ
●価格 4620円(税込)
●登場作品 東宝映画『ゴジラ ファイナルウォーズ』2004年作品
(C)2004 TOHO PICTURES INC.
TM&(C)2004,2010 TOHO CO.,LTD.
「ファイナルゴジラ」の新規カラー第2弾です。劇中の南極・エリアGの氷の中で次の戦いを待っているゴジラをイメージしました。
ラメ入りのクリアブルー成型(半透明)にモールを内蔵して配色。
先行販売分として用意できるのは少数になるかもしれません。会場内で後からお求めの方には通販に切り替えていただく等のご迷惑をおかけする事になるかもしれません。恐れ入りますが、ご了承下さいますよう何卒よろしくお願い致します。
■その他のソフビ商品について
その他のソフビ商品につきましては、いつものように発売中商品を全種類持っていく予定です。同様に会場内で展示・販売致します。送料・入金手数料抜きでお求めいただけますので、この機会にぜひ気になる商品をじっくり吟味して下さいませ。
また、これらの中には一部在庫数が少なくなってきたものもございます。あとわずかの物はなくなってしまう可能性もありますのでご注意下さい。今日現在の残りが少ないものは以下の通りです。
●「ミレゴジ グリーンバージョン」あと3個
●「ミレゴジ ファイアーバージョン」あとわずか
●「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」あと3個
●「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」あと2個
●「ギドゴジ 原潜襲撃バージョン」あとわずか
●「モスゴジ スタンダードカラー」あと4個
●「キングギドラ シャイニングゴールド」あとわずか
●「新春ゴジラ福袋2010 Bセット」(「モスゴジ 電撃B作戦バージョン」+未塗装ゴジラの2体セット)ラスト1個
※「福袋 Bセット」内の未塗装ゴジラ(ビオゴジ、ギドゴジの2種のうちのどちらか在中)は、ご希望の物がございましたらそちらを用意致しますので購入の際にはお申し出下さい。
上記以外の他の商品はまだございますが、全体的に少なくなってきましたのでご注意下さいませ。あとわずかになったものは当日に変動がある可能性がありますので、気になるものにつきましては早めにご検討下さい。
ではたくさんの皆さんのお求めをお待ちしております。
お求めの際、ご不明な点やご意見、質問等ございましたらお気軽にお尋ね下さい。
ではスーフェス52でお会いできるのを楽しみにしております。
「ファイナルゴジラ エリアGバージョン」を
通販でご希望される方へ
通販で「ファイナルゴジラ エリアGバージョン」をお求めになりたいという方は、4月26日昼12時より電話にて受付を開始致します(他の業務に影響致しますので、12時を過ぎてからお願い致します)。スーフェスに行かれない方はぜひ通販でお求め下さいませ。
通常通り他商品との同時購入も可能です。4個以上の同時購入で送料はサービスさせていたたいております。よろしければこちらもご検討下さいませ。
たくさんの皆様のお申し込みをお待ちしております。
(2010.4.26更新)
「新春ゴジラ福袋2010 Bセット」は完売致しました。ありがとうございました。「新春ゴジラ福袋2010」商品のセットもしくは単品での再販、追加販売はございません。ご了承下さい。
(2010.7.5更新)
「モスゴジ スタンダードカラー」「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
(2010.7.26更新)
「ミレゴジ グリーンバージョン」は完売しました。ありがとうございました。
(2010.7.28更新)
「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」は完売しました。ありがとうございました。
(2010.9.27更新)
「ギドゴジ 原潜襲撃バージョン」は完売いたしました。ありがとうございました。
(2011.4.30更新)
「ミレゴジ ファイアーバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
各部の塗装について
■基本はシルバーとエメラルドグリーン
今回の「エリアGバージョン」の塗装につきましては、シルバーとエメラルドグリーンを基本としました。
クリアの成型ではメタリック系の塗装がよく用いられ、各社のゴジラソフビでも背びれをシルバーやゴールドでスプレーされているケースは多々あります。今回はクリアブラックですし、氷の中で眠るゴジラですのでシルバーがイメージに合います。が、そのままではどうしても軽い感じの印象になってしまいますし、どこかで見たような配色のイメージになってしまいます。
そこでエメラルドグリーンとシルバーのグラデーションにし、深みを出してみました。独特な雰囲気になり、「カッコかわいい」の中にも渋さが感じていただけると思います。
ツメはエメラルドグリーンではありますが、やや色を落としてシルバーに近い色で調整しました。
濃いめのエメラルドグリーンにすると、成型色との対比でツメそのものが緑に見えてしまいがちですし、シルバーだけにするとやはり軽い印象になってしまうためです。
目の瞳にあたる部分ですが、劇中スーツでの色はオレンジです。シーンによっては濃いめの黄色に見えたり、朱色に見えている所もあります。が、今回は眠っている状態を意識していますので、劇中スーツの色にはこだわらず、ツメやせびれでの配色に合わせるべくしてエメラルドグリーンにしました。こういう色のゴジラの目もある意味新鮮ではないでしょうか。
どちらかというと劇中のの雰囲気の「寒さ」よりも、明るい中にも深みや重さを感じていただける「冷たさ」を意識した全体の配色です。ぜひ実物をお手に取ってご覧いただけると幸いです。
●「ファイナルゴジラ エリアGバージョン」は、4月25・26日発売です。ぜひたくさんの皆様のお求めをお待ちしております。
成型色とラメ&モールについて
▲首からお腹にかけてモールが入っているのがわかります?
ぜひ実物をご覧いただいてご確認下さい。
ちなみに弊社の「ファイナルゴジラ」は上に向かって吠えているイメージの造形です。
ですから正面から撮影すると顔がちゃんと見えません。
■こだわった配色のバランス
今回の「エリアGバージョン」は、氷の中で眠るゴジラがテーマですので、冷たく静かに時を待っているゴジラを表現するために配色を考えました。
氷の中のゴジラといえば、弊社では昨年「キンゴジ 氷山出現バージョン」(完売)を発売しました。これはクリアライトブルーの成型色で作ったものでしたが、今回も同様にクリア(半透明)の成型色です。が、色は一般的な青に近いクリアブルーにしています。この商品のために業者の方に作っていただいた色です。「キンゴジ」の時のような明るいライトブルーでは、ドーム型のエリアGの建造物の深く冷たい氷の下で眠っている様子には合わないためです。「キンゴジ」の時よりも重い印象にしたかったのです。
冷たさを表現するために、成型の中にはグリーンとシルバーの細かいラメを入れました。この細かいラメで冷たさだけではなく、独特の綺麗さも見られますのでその辺はテーマを抜きにしても楽しんでいただきたいと思います。弊社のディフォルメゴジラの造形では、起きているゴジラでしたら大きめのラメの方が合いますが、静かにじっとしているゴジラですので細かいラメにしています。
またこれらだけではやや軽さがありますので、もっと深みや重みを表現すべく、内部にはキラキラのモールを内蔵しました。入っている色は金のモールです。
クリアブルーなので、シルバーやブルーのモールの方が合うと思われますが、マッチし過ぎてラメに負けてしまい、モールを入れる意味がなく重みが感じられません。あえて相反する色である金のモールを入れる事で重さを感じていただけると思います。
全体の色的には一見するとモールが入っている事に気がつかれないかもしれませんが、これがあるかないかでかなり重みとしての印象が違うのです。入っていないとかなりライトなブルーのソフビゴジラになります。物足りなさも感じてしまいます。
成型色、ラメ、そしてモールとのバランス。今回の一番のこだわりと言えるでしょう。
テーマは氷の中の眠れるゴジラ
今日から4月25・26日発売予定の「ファイナルゴジラ エリアGバージョン」の詳細、こだわった所について書きます。購入の際の参考にして下されば幸いです。
■1つめのシチュエーションカラー
3月に発売した「ブラックバージョン」に続いて、「ファイナルゴジラ」としては2つめのカラーとなるのが今回の商品です。劇中シーンのイメージカラーとしては1つめのバージョンとなます。
劇中のシチュエーションカラーとしては、物語の展開が多いのでいくつか考えられる「ファイナルゴジラ」ですが、その中で最初にテーマとして選んだのが今回の南極・エリアGの氷の中で眠るゴジラです。
南極にて旧轟天号との戦いの最中、地震が起き、地割れと共に轟天号による機転で氷の中に閉じ込められてしまうゴジラ。その後、その地帯を人類はエリアGと称して管理。ゴジラは冷たい氷の中で静かに次の戦いを待つ事となります。
『ゴジラ ファイナルウォーズ』劇中でのその氷の中のゴジラのシーンはわずか2カットなのですが、印象に残るものでした。というのも氷の中とゴジラというシチュエーションでては、『ゴジラの逆襲』『キングコング対ゴジラ』等のオマージュにもなっていると思われるからです。
そしてそれは、その後のインパクトの強い復活シーンを見せるための布石にもなっているので、すぐにシーンを思い浮かべられる方も多いでしょう。
今回はその氷の中のゴジラ表現のために成型色はクリアブルーにし、グリーンとシルバーの細かいラメを入れ、さらには内部には弊社得意(?)の金モールを内蔵。
塗装もテーマに合うように各部を彩色致しました。
その辺の詳しい事はまた明日。
4月25日「スーパーフェスティバル52」に
出店致します
4月25日(日)東京・科学技術館で開催される「スーパーフェスティバル52」に出店致します。ディーラースペースの番号が確定しましたのでお知らせ致します。
A-30 です。
今回もいつもと同じAホール(入場後すぐ右側の入り口のホールです)で、ほぼ中央に弊社のスペースがあります。前回と同じ所です。
これまで告知してありますように、この日から「ファイナルゴジラ エリアGバージョン」(詳細は新作情報を!)を発売致します。
イベントの開場は10:30ですが、当日限定品・先行品等の早朝発売が8:30より会場入口横で始まります。「ファイナルゴジラ エリアGバージョン」も最初はこの早朝販売から用意致しますので、早くお求めになりたい方には朝早くから並んでいただく事になります。残った分は10:30より会場内クリエイティブデザイン羽沢組スペースで販売致します。
会場に行かれる予定の方は、ぜひこの機会にお求め下さいますようお願い致します。
また他の発売中のソフビ商品も全種類持っていく予定です。これらもこの機会によろしくお願いします。
3月から通販で発売を開始した「ファイナルゴジラ ブラックバージョン」、4月から通販で発売を開始した「GMKゴジラ 横浜激戦バージョン」(再販分)のイベントでの販売はこの日が最初となります。
発売中の他商品の中には残りの数の少なくなってきたものもいくつかあります。現在の完売まで後わずかのものにつきましては、「通販情報」をご覧頂きご確認下さい。スーフェス当日の展示ではその日時点でのわずかの明記もしてありますので、不明な点はお気軽にお尋ね下さいませ。
久しぶりの弊社のイベント出店です。ぜひ皆様のお元気なお顔を拝見させて下さいませ。
多くの皆さんのお越しを心よりお待ちしております。
?スーパーフェスティバルの詳細はこちらまで
http://artstorm.co.jp/sufes.html
PART.3 反応と今後の展開
■テーマを変えればバリエーションはいろいろ
お求めいただいたお客様の反応で気がついたのは、続けていつもお求めいただいている常連の皆様を除けば、購入者の平均年齢は他商品よりやや上かと思われます。ここで前に書いた「こだわり」をご覧いただいて「わかる、その気持ち!」とおっしゃっていただいた方が何人かいらっしゃいました。いずれも私と近い世代、もしくはそれ以上の方々と思われますが、「こんな風に思っていたのは私だけじゃなかったんだ」と何だか嬉しくなりました。
別の地域、環境で育ったにもかかわらず、子供の頃に怪獣ソフビに対して近い感情を持っていたというのも何だか不思議です。
また弊社商品の中では比較的女性の方のお求めも多い方かもしれません。
今後の「大戦争ゴジラ」のバリエーションについて。
劇中シチュエーション以外のテーマとして「ノスタルジック」として企画した「大戦争ゴジラ ブルーバージョン」は、その名の通りブルー系の配色として作りました。が、同じく「ノスタルジック」をテーマとして、他の色でも企画はいくつか考えられます。
さらには「ノスタルジック」以外のテーマを考えれば、さらにバリエーションを増やす事は可能です。
弊社の「大戦争ゴジラ」はシェーポーズをしているという、ワンポーズのゴジラではありますが、テーマの持っていき方次第では展開に限界はないと思っています。
しかしここだけの話、ベースやスタンドがつきますし、制作の時間や経費等を考えれば、コストの面では頻繁にバリエーションを増やすのは、他商品に比べれば難しい所です(価格はなるべく上げたくないので)。
それでもまだ珍しくコミカルなゴジラですから「遊ぶ」という部分においては、可能な素材だと思います。ですから、ある程度の期間は空けながらも楽しい企画で今後もバリエーションを作ってみたいと思います。
お客様の方からでも、リクエストやアイディア等がございましたらぜひお寄せ下さい。
●「大戦争ゴジラ ブルーバージョン」は現在発売中です。ご希望の方は弊社までお電話でお求め下さい。
PART.2 テーマのヒントときっかけ
■当時こんなソフビゴジラがあったら……
「ノスタルジック」をテーマにした「大戦争ゴジラ ブルーバージョン」。
実はこのテーマでのカラーリングのゴジラをいつか作ってみたいと思ったのは、約2年前になります。
たまたま訪れた某博物館で、昭和30年代後半から40年代前半を意識した当時の日本の家庭の様子を再現した展示がありました。白黒テレビがあり(ちゃんと当時の番組が流れています)、ちゃぶ台と言える小さな円卓があり、タンスや食器に至るまで当時の物で再現していました。庭の横には三輪のミゼットがあります。子供のおもちゃはメンコやビー玉、ベーゴマ等……。展示と言っても実際のその再現した部屋に入って飾られているものに触れる事ができます。
私ぐらいの年齢の物にとっては「あー昔こんなんだったなー」ばかりです。
しみじみしている時にふと「ここにゴジラソフビがあるともっと嬉しいのに……」と。そして「この雰囲気にあうような色のゴジラソフビを作るとしたら……」「こういう家の中に飾っても違和感のない色のゴジラソフビの色は……」と考えたのです。それが「ノスタルジック」のヒントになっていたのです。
そこから当時小学生だった子供の頃の自分を思い出して、「当時、駄菓子屋さんや玩具屋さんに、こういうのがあればよかったのになぁ」となり、「大戦争ゴジラ」で実現しようと企画したわけです。
前に「こだわり」でも書きましたが、昭和40年代当時の怪獣ソフビと言えばマルサンブルマアクタイプばかり。造形も色も子供向けですから、小学校高学年になってくると物足りなさを感じてきます。もう少し実物に近い造形や色のソフビがあればいいのにと思い始めます。
今でも多くありますが、近年のソフビメーカーさん達の多くは、マルブルタイプをベースとしたディフォルメ、いわゆるレトロタイプとして怪獣ソフビを発売しています。良くできた商品は昔の雰囲気で懐かしさを感じさせますし、その怪獣にマッチした配色の物は純粋に手に取って嬉しくなります。私も好きでゴジラを中心に集めていますが、あまりにも多くの種類があり、時には違うテイストの物が欲しくなります。小学校高学年の頃に思ったあの時の気持ちに近いものがあるのです。「好きなのはわかるけど、どうして皆さん右習えのようにマルブルタイプの造形や配色ばかりにするんだろう……」と。
レトロなイメージのソフビゴジラは、何もマルブルタイプにしなくとも可能ではないかとも思うわけです。形でも色でもです。
配色、塗装の仕方でGメモリーズセレクションのゴジラでもできるはず……。そういう意図もこの「ブルーバージョン」にはあるのです。
PART.1 テーマは「ノスタルジック」
今日から昨年6月より発売を開始した「大戦争ゴジラ ブルーバージョン」の制作裏話を書きます。
商品の詳細、こだわった所につきましては、2009年5月25~30日の「こだわり」をご覧下さい。
こちらの商品は現在も発売中です。ご希望の方は弊社までお電話でお申し込み下さい。
■劇中シチュエーション以外のテーマで……
ご覧いただいておわかりかと思いますが、この「大戦争ゴジラ ブルーバージョン」は、弊社商品としては、珍しく(?)比較的シンプルに明るいブルーをベースに配色されたものです。
商品の造形がシェーポーズをしているゴジラですから、劇中シーンのシチュエーションとしてのカラーは限られてしまいます。そういう意味では「スタンダードカラー」と「ブラウンバージョン」で充分だと判断しています。
そういった理由もありますが、その後のカラーバリエーションを考えるとなると、別のテーマが必要になります。
Gメモリーズセレクションのパターンとしては、あまり意味を持たない「なんとなく決めた色」で商品化していませんし、お求めいただく皆様に「何でこんな色にしたんだろう?」と言われるような安易なカラーリングは避けたいのです。ですからテーマは必要と毎回決めています。
この「大戦争ゴジラ」の劇中シチュエーション以外のテーマとしてまず最初に選んだのは「ノスタルジック」。具体的には以前書いた「こだわり」をご覧下さい。そちらにたっぷり思いを書きました。
早い話、私の実体験からヒントになっているのですが、昭和40年代に一番怪獣に胸を踊らせていた子供時代を過ごした人達がリアルタイムで経験、感じただろう思いを商品化したいと言う所からカラーリングの企画を思いつきました。
私のように思った事のない方でも、現在の40代半ば以上の人達には、何となくでもこの感覚、懐かしさはわかっていただけるのではないかと思います。私よりずっと先輩にあたる50代以上の方々にとっては、ちょっと子供っぽい企画だと笑われてしまうかもしれませんね。
私の世代よりもずっと若い方にとっては、懐かしさはわからないと思いますが、当時の雰囲気を想像するきっかけになれればとも思いました。
「ファイナルウォーズ」の好きな所
私にとっての「ファイナルウォーズ」の好きな所。
何だかんだ言ってもたくさんの怪獣の登場は楽しいし、ゴジラがその中でも特に強いのも嬉しい。
ガイガンはメチャメチャかっこいいし、私の大好きなエビラの登場も嬉しかったです。
旧轟天号をゴジラ映画で見られるのもしみじみ感じたし、後半の廃虚と化した舞台での戦いも新鮮でした。
ドン・フライ演じるゴードンはぴったりだと思ったし、中尾彬艦長も似合っていました。北村X星人も適役だったと思います。
ついでに言うなら、小美人の2人を筆頭にM機関の女性兵士、X星人の女性、轟天号のクルー等わき役の女性達もみんな美人!
私よりもっとハマっちゃった人は、もっといろいろ好きな所はあるんでしょうね、きっと。
中年ど真ん中の私ですが、若い頃はゴジラに対して今ほどは優しくはありませんでした(ゴジラ映画に限らずどんな作品に対しても)。ついつい好きな所や感動した所以外にも、ツッコミ所を探したり、残念な所を言いたくなったりしていました。
いい大人になってからでしょうか(たぶん30歳過ぎてからかも……)、「本音」「個人の感想」「批判」と言った言葉を盾にして、特撮やアニメ、それらを好きな人達に対しての一方的な(批判にも批評にもなっていない)悪口や中傷を言っている他の大人達を見て、なんてカッコ悪いんだろう、なんて青臭いんだろうと感じました。上から目線で常に見下して言うその態度には時には醜さすら感じ、かわいそうにすら思う事があります。今でもです。
それからでしょうか。かなり見方が変わったのは。
せっかく大好きなゴジラ映画を見るなら、ケチや文句を言いながら見るよりは、好きなシーンやシチュエーションを楽しみにして喜んでみたいと思うのです。
せっかく語るなら、カッコいい所、嬉しかったシーン、感動した所等を話した方が何倍も幸せです。
だから「ファイナルウォーズ」も画面に向かう時は、いつも楽しんで見られるのです。
そういう気持ちがなかったら、今頃は個人的にゴジラ映画の納得できない所が引っ掛かり過ぎて、良い所を見逃してしまい、愛情を込めてゴジラソフビを作る事はなかったのかな……と思う今日この頃です。
私にとっての「ファイナルウォーズ」の好きな所。
何だかんだ言ってもたくさんの怪獣の登場は楽しいし、ゴジラがその中でも特に強いのも嬉しい。
ガイガンはメチャメチャかっこいいし、私の大好きなエビラの登場も嬉しかったです。
旧轟天号をゴジラ映画で見られるのもしみじみ感じたし、後半の廃虚と化した舞台での戦いも新鮮でした。
ドン・フライ演じるゴードンはぴったりだと思ったし、中尾彬艦長も似合っていました。北村X星人も適役だったと思います。
ついでに言うなら、小美人の2人を筆頭にM機関の女性兵士、X星人の女性、轟天号のクルー等わき役の女性達もみんな美人!
私よりもっとハマっちゃった人は、もっといろいろ好きな所はあるんでしょうね、きっと。
中年ど真ん中の私ですが、若い頃はゴジラに対して今ほどは優しくはありませんでした(ゴジラ映画に限らずどんな作品に対しても)。ついつい好きな所や感動した所以外にも、ツッコミ所を探したり、残念な所を言いたくなったりしていました。
いい大人になってからでしょうか(たぶん30歳過ぎてからかも……)、「本音」「個人の感想」「批判」と言った言葉を盾にして、特撮やアニメ、それらを好きな人達に対しての一方的な(批判にも批評にもなっていない)悪口や中傷を言っている他の大人達を見て、なんてカッコ悪いんだろう、なんて青臭いんだろうと感じました。上から目線で常に見下して言うその態度には時には醜さすら感じ、かわいそうにすら思う事があります。今でもです。
それからでしょうか。かなり見方が変わったのは。
せっかく大好きなゴジラ映画を見るなら、ケチや文句を言いながら見るよりは、好きなシーンやシチュエーションを楽しみにして喜んでみたいと思うのです。
せっかく語るなら、カッコいい所、嬉しかったシーン、感動した所等を話した方が何倍も幸せです。
だから「ファイナルウォーズ」も画面に向かう時は、いつも楽しんで見られるのです。
そういう気持ちがなかったら、今頃は個人的にゴジラ映画の納得できない所が引っ掛かり過ぎて、良い所を見逃してしまい、愛情を込めてゴジラソフビを作る事はなかったのかな……と思う今日この頃です。
「ファイナルウォーズ」の印象
今日はちょっとだけ「ファイナルウォーズ」について思う事を。
キャリアのあるゴジラファンの間では、賛否両論の作品のようですが、私的には「たまにはこんなゴジラ(映画)もいいなぁ」と言うのが一番の印象です。
私は幼少から食べ物では嫌いなものがほとんどありません。大抵のものは美味しくいただけます。だから「食べ物で何が好き?」と聞かれると、第一声は「何でも」としか答えられないのです。
ほとんどの人がそうだと思いますが、おじさんと言われて不自然ではない年齢になってからは、味の濃いものや油っこいものを食べる機会も量も減ってきました。
それでもごくたまーに(年に一回ぐらい?)そういう物が食べたくなる時があります。
そんな時、不思議と思い出すのが「ファイナルウォーズ」なんです。
普段はご飯と味噌汁を愛して和食中心で生活していますが、ごくたまに大味のジャンクフードが欲しくなったりするのです(食べるともうしばらくいいや……になりますが)。
私にとって「ファイナルウォーズ」はそのジャンクフードに近い感覚なのです。
嫌いじゃないし、食べる時は美味しく食べられるけど毎日はいらない……です。
賛否の否ばかりおっしゃっている人達のように、私から見てもそのツッコミ所はいくつかわかる所はあります。
多くの方がおっしゃるように、たくさんの怪獣が登場したわりにそれぞれのシーンが短いものがいくつかあるとか、逆に役者さん達のアクションシーンが長く感じたりとか。
設定、演出、キャスティング等で懐かしい所が多々あって、「オマージュ」と「パロディ」と「パクり」の差がよくわからなくなってしまったのも正直な感想です。
だからと言って嫌いにはならないし、作品全体を「好きか?」と問われれば「好き」と即答できます。
いいなぁ、面白いなぁ、と思う所もたくさんあるからです。
続きはまた明日。
今日はちょっとだけ「ファイナルウォーズ」について思う事を。
キャリアのあるゴジラファンの間では、賛否両論の作品のようですが、私的には「たまにはこんなゴジラ(映画)もいいなぁ」と言うのが一番の印象です。
私は幼少から食べ物では嫌いなものがほとんどありません。大抵のものは美味しくいただけます。だから「食べ物で何が好き?」と聞かれると、第一声は「何でも」としか答えられないのです。
ほとんどの人がそうだと思いますが、おじさんと言われて不自然ではない年齢になってからは、味の濃いものや油っこいものを食べる機会も量も減ってきました。
それでもごくたまーに(年に一回ぐらい?)そういう物が食べたくなる時があります。
そんな時、不思議と思い出すのが「ファイナルウォーズ」なんです。
普段はご飯と味噌汁を愛して和食中心で生活していますが、ごくたまに大味のジャンクフードが欲しくなったりするのです(食べるともうしばらくいいや……になりますが)。
私にとって「ファイナルウォーズ」はそのジャンクフードに近い感覚なのです。
嫌いじゃないし、食べる時は美味しく食べられるけど毎日はいらない……です。
賛否の否ばかりおっしゃっている人達のように、私から見てもそのツッコミ所はいくつかわかる所はあります。
多くの方がおっしゃるように、たくさんの怪獣が登場したわりにそれぞれのシーンが短いものがいくつかあるとか、逆に役者さん達のアクションシーンが長く感じたりとか。
設定、演出、キャスティング等で懐かしい所が多々あって、「オマージュ」と「パロディ」と「パクり」の差がよくわからなくなってしまったのも正直な感想です。
だからと言って嫌いにはならないし、作品全体を「好きか?」と問われれば「好き」と即答できます。
いいなぁ、面白いなぁ、と思う所もたくさんあるからです。
続きはまた明日。
「ファイナルウォーズ」の格闘家達
現在「ファイナルゴジラ」では「ブラックバージョン」が発売中、4月25・26日には「エリアGバージョン」が発売予定です。
それもあって「ゴジラ ファイナルウォーズ」について少しだけ雑感です。
「ファイナルウォーズ」には、多くの格闘家、プロレスラーが出演しています。格闘技・プロレス好きにとってはかなり気になりました。今日はそんな話を。
●船木誠勝
M機関教官役。格闘家としてはヒクソンとの対戦で一度は引退、その後俳優としてドラマや映画に多く出演していましたが、近年現役復活。現在はプロレスラーとして活躍中。
以前雑誌で俳優としては行き詰まっていたと言うような発言をしていましたが、「Dr.コトー診療所」の島民は適役だと思いましたし、「ファイナルウォーズ」の教官もぴったりだと思いました。「お前、つえぇなぁ」のセリフが印象的です。無骨な役は似合っていると思うのでもっと役者としても活躍してほしいと思っています。
●角田信朗
コメンテーター役。大のゴジラファンとしても有名な空手家。K-1のレフェリーとしても活躍。
このコメンテーター……どうなんでしょう? GMKでの自衛隊隊長役がハマっていたので、「ファイナルウォーズ」でもカメオでいいのでそんな感じで出てほしかったなぁと思います。
●レイ・セフォー&ゲーリー・グッドリッジ
エリアGにいた2人。役のニックとグレンの名前に喜んだファンも多いかも。当時は2人ともK-1のトップファイター。セフォーはニュージーランドでは超がつくほどの人気スターで、グッドリッジは親日家としても有名で総合でも活躍。実際にも友人同士なのだそうです。
この2人2004年の「ファイナルウォーズ」公開初日に何をしてたかすぐ言える人はかなりのマニア!? エリアGによく似た東京ドームでK-1の試合で直接対決していたんです。これちょっとしたトリビア?
●ドン・フライ
轟天号艦長。プロレスではA・猪木の引退相手として、総合では高山善廣戦は名勝負として有名。
ゴードンの役は存在感もあってバッチリでした。印象的なセリフも多かったし、ゴジラ映画としては新鮮なキャラクターだったと思います。役者としてまた特撮映画に出演してほしいと思いました。
現在「ファイナルゴジラ」では「ブラックバージョン」が発売中、4月25・26日には「エリアGバージョン」が発売予定です。
それもあって「ゴジラ ファイナルウォーズ」について少しだけ雑感です。
「ファイナルウォーズ」には、多くの格闘家、プロレスラーが出演しています。格闘技・プロレス好きにとってはかなり気になりました。今日はそんな話を。
●船木誠勝
M機関教官役。格闘家としてはヒクソンとの対戦で一度は引退、その後俳優としてドラマや映画に多く出演していましたが、近年現役復活。現在はプロレスラーとして活躍中。
以前雑誌で俳優としては行き詰まっていたと言うような発言をしていましたが、「Dr.コトー診療所」の島民は適役だと思いましたし、「ファイナルウォーズ」の教官もぴったりだと思いました。「お前、つえぇなぁ」のセリフが印象的です。無骨な役は似合っていると思うのでもっと役者としても活躍してほしいと思っています。
●角田信朗
コメンテーター役。大のゴジラファンとしても有名な空手家。K-1のレフェリーとしても活躍。
このコメンテーター……どうなんでしょう? GMKでの自衛隊隊長役がハマっていたので、「ファイナルウォーズ」でもカメオでいいのでそんな感じで出てほしかったなぁと思います。
●レイ・セフォー&ゲーリー・グッドリッジ
エリアGにいた2人。役のニックとグレンの名前に喜んだファンも多いかも。当時は2人ともK-1のトップファイター。セフォーはニュージーランドでは超がつくほどの人気スターで、グッドリッジは親日家としても有名で総合でも活躍。実際にも友人同士なのだそうです。
この2人2004年の「ファイナルウォーズ」公開初日に何をしてたかすぐ言える人はかなりのマニア!? エリアGによく似た東京ドームでK-1の試合で直接対決していたんです。これちょっとしたトリビア?
●ドン・フライ
轟天号艦長。プロレスではA・猪木の引退相手として、総合では高山善廣戦は名勝負として有名。
ゴードンの役は存在感もあってバッチリでした。印象的なセリフも多かったし、ゴジラ映画としては新鮮なキャラクターだったと思います。役者としてまた特撮映画に出演してほしいと思いました。
PART.4 「ビオゴジ」「ギドゴジ」の区別
■マニアックと言えばマニアックですが……
今日はちょっと裏話と言うよりは余談に近い話です。
「ビオゴジ」と「ギドゴジ」の商品を発売して感じた事です。
両ゴジラの区別化ができるのは、ファンの中でもフィギュアを作られている方でも多いとは言えないのではないかと言う事です。メーカーさんに限って言えば、私の知る限りきちんと理解した上で作られていると感じたのは、一部のガレージキットメーカーさんだけのような気がします。(違っていたらごめんなさい)
多くのソフビメーカーさんが「ギドゴジ」を発売しなかったのは、昨日書いた商売上のリスク以外に、「ビオゴジ」との区別ができなかった、もしくは違いを知らなかったと言う理由もあったのかもしれません。
無理もありません。映画が公開された当時、雑誌やムック本でも、劇中スーツの説明の写真でのキャプションや説明ネームが間違っている事が多々ありました。特撮に詳しいはずのライターさん達ですらそうなのですから、それらを資料に作られるだろうメーカーや造型師さん達が、もしきちんと区別して作るとなれば大変な作業です。
弊社としてもできる限り資料を集め、何度も両作品の映像を確認、流用部分についてはスーツの流れを弊社なりの推察も含めて把握し、造型したつもりです。やはりその手間は、シンプルに単体のゴジラを作る作業に比べれば遥かに時間を要するし、マニアックな作業です。
今まで生意気な事をズラズラ書いてはいますが、私自身、商品化するためにいろいろと調べたり映像で比較するまでは、事細かく具体的にスーツの流用部分の流れや違い等、具体的にはわかりませんでしたから(弊社なりの調べた部分は「ブラックバージョン」の時の「こだわり」をどうぞ)。もしかしたらまだ知らない部分はあるのかもしれません。
もちろん弊社商品をお求めいただいた皆様の中には、はじめからちゃんと違いを理解されていた方もいらっしゃます。画像やイベントで展示したサンプルをご覧いただいて、こちらが説明するまでもなくすぐにこだわって区別化した点に気がつかれていた方もいらっしゃいました(内心「おおっ、さすが!!」と思わずにはいられません)。
それでも限られた方々だけです。それだけ区別して「ギドゴジ」を商品化することはかなりマニアックな事なのかもしれません。
そして「原潜襲撃バージョン」は、劇中シーンとしてはほんのわずかのシーンのイメージのカラーです。そういう意味ではさらにマニアックなバージョンと言えるのかもしれません。
多くはありませんが、「ギドゴジ」につきましては、まだいくつかのシチュエーションカラーの企画案があります。「またマニアックな……」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それでもGメモリーズらしく、「ギドゴジ」らしく、ゴジラが大好きな皆さんに喜んでいただける「ギドゴジ」を作っていきたいと思います。
●「ギドゴジ 原潜襲撃バージョン」(あとわずか)現在発売中です。ご希望の方は弊社までお電話でお求め下さい。
(2010.9.27更新)
「ギドゴジ 原潜襲撃バージョン」は完売いたしました。ありがとうございました。