人と話すのが苦手なくせに、なぜ通訳してるんだろう?
子供の頃、2番目に憧れた仕事です。
まあ自分の意見を言うわけではないし、仕事中は真剣に聞いて頭フル回転なので
人にどう思われるかなんて気にしてる暇はないです。
なじみのない分野だと事前の下調べに時間もかかるし
現場では聞き取れなかったらどうしようかと緊張もするけど
伝わって「わかりやすかった」と言われるとうれしい。
でも、それだけではないかも。
以前、カエルの研究者の方の通訳をしたことがあります。
世界的に活躍している方だったんですが、話をしていて本当にカエルが好きなんだな~と感じました。
小さいころカエル好きだった少年がそのまま大人になった、みたいな。
講演する日の朝、できたスライドを見せながら説明してもらい
いざ通訳。
その日はどういうわけか、カエルはこんなに面白い生き物なんだよという
話し手の熱い気持ちが伝わってきて
わたしもその情熱が乗り移ったみたいになって
びっくりするくらい通訳の出来がよかったんです。
いつもなにかしら「あそこはああ訳せばよかった」という反省点が出てくるんですが
この時だけは自分でも「100点!いや120点!!」って思いました。
わたし自身もものすごく楽しかった。
これまでいろいろと通訳してますが、こんな風に感じられたのはこの時だけです。
研究者の情熱が乗り移ったせいかカエルにはまって
3年間くらい毎年カエルのカレンダーを買ってました。
今もカエルはわりと好きです(でも柔らかい両生類より硬い爬虫類が好き)。
あ、話がそれちゃった。
おそらく他人の情熱を感じ取れるところも
通訳の仕事をしていて好きなところかもしれません。
感覚的には
話し手の言うことを聞いて
自分の頭の中でイメージを作り
感情を追体験して(ここまでできないこともあるけど)
それを表すのにいちばんふさわしい言葉を探す
という感じです。
翻訳でも基本は同じことをしているけど
書いた本人に会うわけではないので
通訳の方がより熱を感じるといえるかも。
話し手の情熱を、その人らしく聞き手に伝えることができたら最高です。
それがたくさんできるように精進したい。
書きながら「通訳っていい仕事だな」と再確認しました。
子供の頃、2番目に憧れた仕事です。
まあ自分の意見を言うわけではないし、仕事中は真剣に聞いて頭フル回転なので
人にどう思われるかなんて気にしてる暇はないです。
なじみのない分野だと事前の下調べに時間もかかるし
現場では聞き取れなかったらどうしようかと緊張もするけど
伝わって「わかりやすかった」と言われるとうれしい。
でも、それだけではないかも。
以前、カエルの研究者の方の通訳をしたことがあります。
世界的に活躍している方だったんですが、話をしていて本当にカエルが好きなんだな~と感じました。
小さいころカエル好きだった少年がそのまま大人になった、みたいな。
講演する日の朝、できたスライドを見せながら説明してもらい
いざ通訳。
その日はどういうわけか、カエルはこんなに面白い生き物なんだよという
話し手の熱い気持ちが伝わってきて
わたしもその情熱が乗り移ったみたいになって
びっくりするくらい通訳の出来がよかったんです。
いつもなにかしら「あそこはああ訳せばよかった」という反省点が出てくるんですが
この時だけは自分でも「100点!いや120点!!」って思いました。
わたし自身もものすごく楽しかった。
これまでいろいろと通訳してますが、こんな風に感じられたのはこの時だけです。
研究者の情熱が乗り移ったせいかカエルにはまって
3年間くらい毎年カエルのカレンダーを買ってました。
今もカエルはわりと好きです(でも柔らかい両生類より硬い爬虫類が好き)。
あ、話がそれちゃった。
おそらく他人の情熱を感じ取れるところも
通訳の仕事をしていて好きなところかもしれません。
感覚的には
話し手の言うことを聞いて
自分の頭の中でイメージを作り
感情を追体験して(ここまでできないこともあるけど)
それを表すのにいちばんふさわしい言葉を探す
という感じです。
翻訳でも基本は同じことをしているけど
書いた本人に会うわけではないので
通訳の方がより熱を感じるといえるかも。
話し手の情熱を、その人らしく聞き手に伝えることができたら最高です。
それがたくさんできるように精進したい。
書きながら「通訳っていい仕事だな」と再確認しました。