自然食品ヘルシー池田店「私の最近食べたものや家族の事、お気に入りの商品について。」のブログ?

我が家の食事や出来事、こだわりの食材、料理、新商品、お店の事など書けたらなーと考えています。

[アンを探して]の試写会に行ってきました。

2009年08月23日 | Weblog

8月19日に、映画「アンを探して」の試写会に行ってきました。

当店でプリンスエドワード島のオーガニック「赤毛のアン」ジャムや
オーガニックハーブティー、タンポポコーヒーを扱っているという事で
特別に誘っていただきました。

内容は、、日本人の少女”杏里”が、亡くなった祖母の古いノートから
初恋の相手であり、祖母に「赤毛のアン」の本をくれたカナダ人兵士の
事を知りプリンスエドワードに探しに行きます。
様々な出会いの中で悲しみや悩みも乗り越えて成長していく
様子を描いてあります。

初めは軽い気持ちで見ていたのですが、戦争の事も絡んでくる事もあり、
重たい部分もありますが、現実を知った上で許しあう事、
そして「戦争を2度と起こしてはならない」という
監督のメッセージがあります。

監督は29歳の女性”宮平貴子”さんで沖縄那覇出身の方です。
プリンスエドワード島は”赤毛のアン”や”美しい観光地”として有名ですが
日本と戦争でのつながりがあることをご存知の方は少ないのでは、、
映画の中ではそういったことも描かれています。

脚本は”ユリ・ヨシムラ・ガニオン”さん。
第29回モントリオール世界映画祭で監督賞、観客賞、批評家賞を初めとする
史上最多の5冠を達成された方です。
単純に、良かった、感動した、という内容でなく、
もっと深い内容の映画になっています。

撮影は全部、世界一美しい島と言われる「プリンスエドワード島」で
行われ、赤毛のアンを読まれた方ならきっと心に残ったアンの言葉が
あると思います。そういった中で話は進んでいきます。

主役の杏里は、”とんねるず”の石橋貴明さんの娘、”穂のか”さんです。
父親の存在はオーデションが終わり選ばれるまで話さなかったそうです。
とっても自然体で演技くささが全く無く、気づくと映画の中に吸い込まれ
ていました。

良く知られている赤毛のアンの幼少期からギルバートと結婚するまでの
内容からのイメージからは少しずれるかも知れませんが、
本の内容が進んでアンの子供たちが戦争に行ってしまう内容があるように
現実の部分?違う角度から”赤毛のアン””プリンスエドワード島”を
見てみるのもとっても大事なような気がします。
そういったことも知ると、さらにプリンスエドワード島の美しさや
赤毛のアンに感動できるかも?

一人でも多くの方に見ていただけたら、、そんな映画でした。


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