本当に残念、、、
毎年、大好評の
和歌山ドーシェルさんのシュトーレン
今年が最後になります。
(上記はドーシェルさんの似顔絵です)
シュトーレンはドイツでクリスマスに食べるパンケーキで、
保存性が良く、時間が経つほどしっとり馴染んで美味しくなります。
ドーシェルさんは生地を天然酵母で醗酵させ、
オーガニックのドライフルーツや四つ葉バターなど
吟味した原料を使っています。
表面には粉糖をかけていますが、
生地には砂糖を使わず
ドライフルーツのやさしい甘味が時間が経つほど生地に馴染み、
他には無い美味しさになります。
私が子供の頃ですが、
ドーシェルさんはもともと、
宝塚でパン屋をされていたのですが、
その頃から美味しいので有名で、
当店も朝からパンを引き取りに行き、
店に並べて販売させて頂いていました。
ですが、、、
30年ぐらい前かな、、、
和歌山の何もない山奥に引っ越しされ、
そこで釜を作りパン屋を始められました。
本当に何もありません。
環境、眺めは抜群ですが、
人が通りません。
街灯もないので夕方には真っ暗になり、
車のライトでも不安を感じるほど、
どうやって商売を、、、
そんな場所ですが、
パンの美味しさで遠方からも
お客様がやって来られ、
お昼には何もない山に
ドーシェルさんに向かう車の列が出来るほど、、
気がつけば「幻の名店」と呼ばれるほどになっていました。
それからも賞味期限の長い
シュトーレンだけは
クリスマスの時期に送って頂いていたのですが、、、
高齢なのと、コロナの影響、
あと、人員不足などにより、
来年からは縮小していくとの事になり、
シュトーレンを送って頂けるのも今季が最終になることになりました。
すでに、送っていただく数量の半分以上は
予約で埋まっておりますので、
ご入用の方はお早めにご予約ください。
今回は我が家もしっかり取っておきます。
入荷は12月14日(たぶん夕方ごろ)予定です。
、、、
あ〜、、、でも、本当に本当に残念、、。
今年はしっかり味わって食べようとおもいます。
届いてすぐと、
馴染んだ正月ごろに。
下記写真は届いてすぐの写真。
これがどんどん馴染んでいきます。