底面ろ過水槽は順調に初期の濁りが消えたので、外掛けフィルターを撤去しました。ここにパイロットフィッシュを使う代わりにアンモニア水を使う事にしました。水槽の水容量は約10リットルです。ここにアンモニア水を数滴たらしただけで上の写真の様な致命的な濃度の水となりました。勿論このままでは魚は住めません。
「水清ければ魚棲まず」と言いますが、この綺麗な水は本性を隠した死の水なのです。アンモニア以外の水質試験は問題が有りません。このままアンモニアが検出されなくなるのを待つのではなく、亜硝酸塩と硝酸塩が増えるのを待ちます。そうなればバクテリアが十分増えた証しなのだと思います。それまで、しばらくは水だけの水槽です。ちなみに、酸素を出す石を入れておきます。理由は好気性バクテリアのためです。