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林の餅

2020年05月05日 | 食日誌


餅といえば「林の餅」というぐらい
広島では有名な老舗のお餅屋さんです。

毎朝2時半から作業を初め
もち米を蒸してつきます。
もち米は広島県内産のみで
糠がない無洗米を使うので
カビが発生しにくい、とのこと。

餅は、餅つき機で6分程度ついた後
石臼と杵でついて仕上げるため
形がしっかりした餅ができあがります。

餡も北海道産の小豆のみで
赤飯は大粒、おはぎなどは
小粒と用途に応じて使い分けています。
味付けは甘すぎず味わい深い餡に
仕上がっています。

5月5日はこどもの日。
こどもの日といえば
「かしわ餅」「ちまき」
ですね。



林の餅ではこどもの日は
朝1時から仕込みに入って
毎年午前中には完売。
今日も夕方のテレビのニュースで
報道されていました。


さて
朝10時半頃
お墓参りに向かう途中
寄ってみることに。
お店の前には3人ほどのお客さんが
順番待ちをしています。

前のお客さんの番になりました。
おもむろにメモを取り出し
係の方に
コレと
コレとコレはありますか?
と尋ねています。
少し時間が掛かりそうな様子。

すると
別の係の方が
次で待っているワタシのところへ来て
次のように言いました。

柏餅、これが最後です!

5個入りのよもぎ餅のパックを
迷う事なく受け取りました。
前に待っていた方は
白い柏餅が欲しかったらしく
とても残念そうでした。


それにしても
何とラッキーな巡り合わせでしょうか。
帰宅後すぐに
美味しくいただきました。


この時期のオススメは
「さくら餅」です。





林の餅


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