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大鐵/だいてつ

2015年04月26日 | 趣味日誌


画像は万延一年(1860年)に
豊原国周(とよはらくにちか)が描いた錦絵
「大井川徒行渡図」
です。
大井川を渡る人々や
働く人夫の様子が
生き生きと描かれていますね。

▼豊原国周
天保6年6月5日〈1835年6月30日)~明治33年〈1900年7月1日)



さて
江戸時代には
「箱根八里は馬でも越すが
越すに越されぬ大井川」とうたわれ
人夫による徒渡しが行われていたことは
よく知られたことです。
橋をかけなかったのは
江戸を護る軍事的な理由だった
と言われています。


しかし
大井川では
幕末の最盛期には1000人もの
徒渡し専門の人足が大井川で働き
生計を立てるという
一大産業になっていたため
いわゆる
「既得権益保護」
のため橋をかけなかった
という説もあります。


ところで
その大井川に沿って走る
「大井川鐵道」
で、こどもたちに人気の
「きかんしゃトーマス」を
CGではなくリアルな機関車として
走らせるイベントが
今年も予定されています。

まずは昨年の記事から。。。


▼トーマスとヒロ、トップハム・ハット卿の3ショット=2014年7月2日、川根本町の大井川鉄道千頭駅




大井川鐵道は
通称
大鐵(だいてつ)と呼ばれる
名鉄グループの私鉄です。
営業距離は全長65kmです。

・大井川本線(金谷~千頭) 39.5km
・井川線(千頭~井川) 25.5km


▼路線図



現在も
「国鉄C11形蒸気機関車」
が当時のままの姿で走っています。
かつては
小田急線で走っていた
「ロマンスカー」
も、谷あいの線路を走っていたことがあります。


▼懐かしのロマンスカー



今年もリアルな「きかんしゃトーマス」が
走るようです。
鉄道ファン
トーマスファンならずとも
ちょっと見てみたいなあ
と思います。

▼リアル「パーシー」登場 静岡・大井川鉄道千頭駅


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大井川鉄道が今夏も計画している「きかんしゃトーマス」の運行に先立ち、このほどお目見えしたトーマスの仲間「パーシー」を一目見ようと、登場以来初の週末を迎えた25日、大勢の家族連れが川根本町の千頭駅に繰り出した。
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学生の頃
小田急線沿いの下宿に住んでいました。

そのころは
上記のロマンスカーも
まだ現役で走っていて
箱根や小田原に行く観光客を乗せて走る姿に
憧れを感じたものです。


ちなみに
在学中に一度だけ
大井川鉄道を利用して
青部/あおべ
まで行ったことがあります。

大井川にはたくさんのつり橋があります。
「青部のつり橋」を渡りましたが
とても怖かった記憶があります。


▼青部のつり橋


▼青部のつり橋(YouTube)



大鐵(だいてつ)で
のんびりと大井川を味わう旅。

行楽シーズンにオススメします。

◎感謝
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