▲楽天 田中将大投手 6/5先発予定
いまさら改めて言うまでもなく
プロ野球は「興行」です。
自腹を切ってまで観に行きたくなる。
それは野球という興行は
筋書きのないドラマ
だからでしょう。
ただし、
ドラマを組み立てる材料としてのデータ
たとえば
打率、防御率などの指標は豊富にあるわけで
その意味ではあながち筋書きなし
とは言えないと思います。
したがって
データを基にすれば
昨今流行りのAIを導入することも可能で
いわずもがなプロであるのなら尚更
そのあたりの研究が進んでいるものと思います。
昨夜
6月4日(金)のカープの対戦相手は
イーグルスでした。
セリーグ5位とパリーグ首位の対戦ですから
カープには厳しいゲームになると予想されました。
ゲームは終始
イーグルスリードでの展開でしたが
カープは何とか
喰らい付いているという状態で
終盤を向かえます。
代打や投手交代のタイミングは
天使が微笑む
こともあれば
魔がさす
こともあるようで
選手起用はベンチワークの肝と言われます。
8回の表イーグルスの攻撃にN投手登場。
かつてリーグ優勝時の胴上げ投手。
実績は文句なしの投手です。
しかし突然、
プロ野球が興行である真骨頂
「筋書きのないドラマ」がはじまります。
平凡なショートゴロが
セカンドベースに当たって
バウンドが変わりアウトが取れず。
そして
ボテボテのファーストゴロをとって
セカンドに投げるも走者の背中に当たり
走者はセーフに。
さらに
四球の連続にヒットが重なり一挙に5点。
これで万事休す。
負けに不思議の負けはなし
ゲームを組み立てるのは
基本的にコーチの仕事ですが
ベンチワークとはすなわち
監督の直観力
と言ってよい。
データを活用するも
ちょっとした動きや変化の中から
何かしらのメッセージを見つける力。
それがトップにもとめられる資質です。
野球の神様に愛されていることを知ること。
データ野球は既に過去のもの。
これからは磨いた直観力を活かす
メッセージベースボール
をカープに期待したい。
そんなわけで今日も
マツダスタジアムへ
足を運びます。