第一回は電力エネルギー問題でした。
東日本大震災以降、色々と見聞きして、地震大国である日本、その上で原発をまともに管理出来ない独占企業が運用している現状は非常に恐ろしいというのが、私の実感です。
これだけ、国民が原発にNoを突きつけても、電力会社が官僚や政治家と癒着して発電~供給を独占している今の状況を変えない限り、原発もプルサーマルももんじゅも今のままで行くことになるのでしょう。
原子力発電…放射性廃棄物の処理まで考えたら、決してクリーンでも安くもない発電方法だと思います。
番組の中の試算では原発を全て止めた場合、家庭での電気料金は月額で770円以上上がるそうですが、それで原発を止められるなら、私は安いものだと思います。
でも、今の独占企業状態では、あくまでも原発を動かそうとするでしょう。
結局、シンクコストを認められないがゆえに、不必要な八ッ場ダム建設を止められなかった今の政権に原発を止める能力はないと思います。
この今の状況を変えるには、早急に、発電事業の自由化を進めるべきだと思います。
番組の中で紹介されていた、スウェーデンのように「国民自身が、自らの責任で、どの発電方式の電気を買うかを決める」様になることが一つの理想だと思います。
確かに、その為には、送電網の再整備(日本の場合東西で違う周波数への対応)やスマートグリッドなど色々と乗り越えなければならない壁は多いでしょうが、次世代に安心、安全な国を残すためには、今それをやっておかなければいけないと思います。
そして、日本の技術屋は必要となればいろいろな解決手段をひねり出す能力があります。
電力エネルギーの自由化、これは我々が早急にやるべきことだと私は信じます。
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