それは、少し離れて子どもの様子を見守ってあげることです。
親心としては、『こうした方が良いのになぁ あれ?間違ってるよ!』
と直ぐに訂正をしたくなるものです。
でもそこはぐっと我慢。
モンテッソーリ教育では、そんな効率よりもその過程や、その気づきを大事にしています。
もしそこで大人が手を出してしまうと、その学びを奪ってしまい、ただただ答えだけがそこに残ってしまうのです。
そうなると、子どもは次からその作業をしなくなりますし、一番の問題は『自分は自由にやらせてもらえないんだ』と思ってしまうことです。
でも大丈夫です。
ひぶなの子はそんなことではへこたれません。
今日の参観日で何度も見かけたのは、そんなお手伝いをして下さる保護者の手を払いのけたり、『あっちに行って』としっかりお断りをしておりました。
でもそれがずっと続く環境だと子ども意欲は削がれてしまいます。
私達大人だって、自分のやりたいと思っていることを他人にされたらストレスを感じたり、満足することはないでしょう。
本当に分からなくて困っている時は、子ども自ら助けを求めますし、言葉に出さなくても顔を見ればすぐに分かります。
そんな時は、「子どもが自分で出来るように」さりげなくヒントを。
『ほら 言った通りでしょ!』と出しゃばってはいけません(笑
幼稚園は大人の偉大さを伝える場所ではなく、あくまでも子ども達の学びの場所なのです♪
子どもは、自分の興味・関心を持っていることに作業し、その作業に対して自由を与えられることで、何度もそれを繰り返し集中していきます。
そこで初めて達成感や満足感を感じ情緒の安定、そして次への学びの意欲が沸いていくのです。
参観日では、そんな子ども達の日常を観ていただけたらと思います♪
≪追伸≫
ちなみに、子ども達はいつも何かを集中して行うわけではありません。
その日、その時期によって様々。
ちょうど参観日の日に何もしていなくてもそれはいつもではありませんのでご安心を
子ども達も休暇が欲しい時があるのです。(^^;