開園40周年の時に理事長先生から贈られた『愛の銅像』の前で。
まるで銅像の子ども達一緒に肩を組んでいるようで・・・
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子ども達も自然と手を合わせてくれて、理事長先生もきっと喜んでくれていることでしょう。
きっとご家庭でも、子ども達にお話をしてくださっているのですね。 ありがとうございます。
写真を見て、『もっと理事長先生のことを知りたいです』
とお話された方がおりましたので少しだけ紹介をいたしますね。
下記の写真は通夜で皆様にご紹介した物です。
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日進小学校教諭時代
左上にいるのが理事長先生で他がクラスの子ども達。
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家族写真です。
園長先生もいますよ。どれか分りますか?
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『幼児教育が一番大事』と幼稚園を開園
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モンテッソーリ教育との出会い
『これだ!これなら伝わる!』と思い60歳で、国際モンテソーリ教師トレーニングセンターに留学
この年に私が生まれました。
自分の教育感と一致したモンテッソーリ教育、その伝え方、方法に感銘を受けてすぐに行動したそうです。
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国際ディプロマを取得
中央左が理事長先生 右が理事長先生の先生です。
23年後、理事長先生の先生が、私の先生となります。
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30年頃前の写真
園舎も一つ前の建物です。(右側)
私も現PTA会長さんもこの園舎で卒園をしました。
写真の中には今やおばあちゃん先生と言われている、若き頃のきょう子先生もいますよ。
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園長時代の卒園式風景
5000人以上の卒園生を送り出しています。
子どもに優しく、時にお母様方には厳しい先生だったようです。
私もそんな先生を目指したいと思います。
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園長を退いた後は、卒園式で卒園児のお父さんお母さんに、メッセージ付きのだるまの色紙を渡していました。
メッセージも絵も一人一人違っていて、その人合った言葉や絵を書いていたそうです。
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慰霊の写真は開園30周年の時に使用したもの。
理事長先生がこの写真を飾って欲しいと準備をしていました。
9年前にくも膜下出血で倒れる少し前、私に『おばあちゃんはやりたいこともやったし、いっぱい子ども達を幸せにしてきたから悔いは無いよ だから後は頑張りなさい。 あなたは少し慎重なところがあるから、迷ったら まずはやってみなさい!』と。
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私はよくおばあちゃんのお手伝いをしていました。
やらされていた記憶は一つもありません。
むしろ、やらせてくれていました。
おかげで何でも一人で出来ました。
でもそこには『ひとりでできるように』環境の配慮があったことに大人になって気がつきます。
茶碗洗いをする時にそっと台を持ってきてくれたり
お茶を入れてこぼしてもタオルの場所だけを教えてくれたり
『こぼしたって自分で拭けばいいんだよ だから好きなだけやってごらん』
そんな心の声が今でも聞こえてきそうです。