すっかりご無沙汰しておりました『みんなの幼稚園』
お泊り会が終わり、大掃除に研修、ジュニアテニス大会運営という言い訳のもとに手付かずになっておりました。
そんな中、今日も幼稚園には元気な子ども達が遊びに来ております。
今日は気温も上がり水遊び!!
パン工場の煙突掃除も
さて、7月27日から2日間、私は四国の徳島モンテッソーリの全国研究会に参加して参りました。
とにかく徳島は暑い… ですが研修は室内に朝から晩まで缶詰状態なので熱中症とは無縁。
国際モンテッソーリ教師トレーニング学校時代の同級生とも会い、学生時代を懐かしみながらの研修。
再会した同級生は歳も離れたシスターですが、苦難を共にした同級生は年代が違ってもやはりお友達。
長崎や和歌山から来ていて、今子ども達が置かれているそれぞれの環境にていてなども熱くお話が出来ました。
今回は母の実家が愛媛ということで、家族を連れて四国へやってきました。
といっても研修中は別行動。
博物館やアンパンマン列車に乗って楽しんでいたようです。
アンパンマンの作者『やなせたかし先生』の里は高知と言う事で四国中こんな列車が走っているのです。
こちらは徳島博物館。
とにかく恐竜やら何やらで凄いらしいです。
私も行ってみたかった・・・
これは、ホテル前の公園。
セミが無数に飛び交っていて、ふっと木を見てみるとこれまた無数の抜け殻・・・
地面には幼虫が出できたと思われる穴がこれまた無数・・・
釧路ではまず見ることの出来ないセミが見飽きるぐらいいました。
研修が終わり、ここからが家族サービスタイム。
それいけ!やなせたかし先生の故郷、高知へ!!
レンタカーを借りて、徳島から高知へ移動です。
高知アンパンマンミュージアム
私がアンパンが好きな理由の一つに、やなせ先生のこの謙虚な姿勢がある。
勿論アンパンマンが好きな息子ですが、実はやなせ先生のことが大好き。
先生の書いた絵をいつまでも眺めていました。
ミュージアムの裏の目立たない場所に『やなせたかし記念公園』があります。
言ってよいのか分からないですが、ここはやなせ先生のお墓だそうです。(未来の)
幼稚園のアンパンマンワールドを作ってくださった方が設計したそうで以前にこっそり教えてくれました。
秘密だそうですが、開園セレモニーの時にやなせ先生自ら口をすべらせて言ってしまったらしいのでここで書いても大丈夫でしょう。(たぶん)
目立たないところでひっそりと、大好きなアンパンマンのキャラクター達に囲まれていたいのだという。
さて、高知に来たからにはやはりここに行かなければなりませぬ。ならんぜよ?
桂浜 坂本龍馬像
でも子ども達には龍馬よりアイスとダンゴ虫・・・
こっちには釧路にはいない虫が沢山います。
アイスを食べて次は愛媛へ!
愛媛県砥部動物園
旭山にも負けない施設です。
オラウータン館
レッサーパンダ
車椅子やベビーカーからも見られるように工夫されています。
このような子ども目線が素敵。
ペンギン
象は5頭もいます。
象の親子を見ていると時間を忘れます。
象の水遊びも間近で見られます。
親子のやり取りを見ているとまるで人間を見ているようでした。
子象はもっと水で遊びたいのですが、母象や兄象は鼻でお尻を押してやめさせようとする、でもそれを振り切って一人で池へ、母象は子象が溺れないように深い方に回り込んで…
祖父のお墓参りへ
息子も自分の名の由来を知りたがっていたので、良い機会になりました。
祖父は戦艦大和の航海長、船と共に帰らぬ人に。
海を渡り、広島県呉市 『大和ミュージアム』
ここは息子が生まれた年にオープンし、そこにある祖父の紹介文「温厚篤実な人柄」という言葉が心に響き、息子の名を『大和』と決めました。弟は姉妹艦の『武蔵』
二人ともそんな人柄に育ってほしい・・・
5歳ながら、その小さい体に大和の魂があることを感じているらしい。
広島県呉市にある母が生まれた家と海軍墓地
母の姉らはここから二度と帰らぬ父を見送ったのだそうです。(母はまだお腹の中)
今日8月6日は広島に原爆が落とされた日です。
高台にあるこの家からも煙が見え、広島市から無数の人が火傷を負いながら逃げてきたそうです。
最近、新聞で広島の大学生が『小さい頃から原爆の話ばかりでうんざりしている』という記事を見ました。
確かにその気持ちは分かりますが、でも語りつがなければならない大切なことだと思います。
今朝、広島で行われている式典を息子とテレビで見ながらそう感じました。
モンテッソーリ教育の最終目標は世界平和です。
子ども達が平和でなければそれは達成されないのです。
子ども達の環境をより整備し、子ども達の心や精神がより満たされ成長できるように…
そう考えさせられる研修と旅、そして今日という日でした。。。。