都知事選挙の政見放送を録画して、有力候補者からなんちゃって候補者も全部見ました。
いくつかの共通点があったので、報告します。
まず、自分が都知事になれると思っていない人が多いです。
「自分が都知事なんかになれる訳ないじゃん。
だから、言いたいことをいわせてもらう。」
という人が多いです。
その中でも、自分が言いたいことを言えばこれで終わりと思っている遺言型の人と、
言いたいことを言って、次の選挙や活動やビジネスに活かそうという政見放送を広告媒体として使っている狡猾な人がいます。
実績がある人とない人がいます。
実績とは、政治にかかわってきた人と他人のために働いてきた人です。
「当選した暁には、私は都のために全身全霊で都政に邁進します。」
都知事になったら一生懸命やると言われても今まで一切政治にもかかわらず、ボランティアも一切せず、急にどうしちゃったの、っていう感じの人も多いです。
都知事の実績を褒める人はいませんでしたね。
僕だったら、都知事の実績をまず評価します。
その上で、僕だったらもっとこうしたい、と言いたい。
自分がやってもいないし、やれもしないことをことを批判するのは単なる批評家では野党議員と同じです。
人格的にはどうでしょうか?
アナーキー(無政府主義者)な人たちもいます
「コロナ対策だけこうしたい。消費税だけをこうしたい。
財源のことは知りません。他のことは知りませし、考えたくもないです。」
この様な、都政の全体を考えられない人も多かったです。
政見放送を私物化して、なめ切っている人もいました。
わざわざ汚いおむつ姿を見せて、政見放送をした人がいました。
でも、その人はその目的をちゃんと言っていました。
許せないのは、NHKへの個人的な恨みつらみを言い続けた挙句、その政見放送自体を愚弄した奴。
少しでも、偉そうなことを言いたけばNHKから貰った給料を全部返してからにしろ。
私が払った受信料がこいつの給料になったと思ったら、胸糞が悪くなる。
こいつだけは、許せません。