🌸🌸洗顔の基本🌸🌸
🌸洗顔石けんは泡立ちのよいものを選ぶべき?
洗顔石けんについては、泡がモコモコしているほうがイメージもよく、肌の摩擦になりにくいことから、
泡立ちのよさだけで選ぶものだと思い込んでいる人がいます。
しかし、泡立ちのよい洗顔石けんは、その分、乾燥する危険性もあります。
泡立ちをよくするために、洗浄成分の量を増やしたり、
洗浄力の強い成分を使ったりする必要があり、そのぶん脱脂力(脂をとる力)を強くしているからです。
皮脂をしっかり落としたい脂性肌の人には、よいですが、
肌がとても乾燥している人は、
むしろ泡立ちが悪くても、しっとりするものを選びましょう。
泡立ちが悪くても、泡立てネットを活用すれば、しっかり泡立てることができます。
泡立ちのよさだけで洗顔石けんを選ぶのではなく、
肌の状態や配合されている保湿剤や油分も合わせてチェックしましょう。
🌸洗顔料に保湿剤が入っていても意味がない?
洗顔料は洗い流すものなので、一般的な保湿剤が入っていても効果が出にくい場合が多いですが、
油分(ワセリン、ビーズワックスなど)や、セラミドを配合した洗顔料は、
うるおいを失いにくくするという調査結果があります。
🌸水洗顔でも皮脂や汗の汚れは落ちる?
ぬるま湯での水洗顔だけでも汗やホコリはとれますが、皮脂汚れが残りやすくなります。
皮脂が残っているとニキビや肌老化の原因になり、
洗顔後につけるスキンケアアイテムの浸透も悪くなります。
皮脂が多い方は、朝も洗顔料を使いましょう。
🌸固形石けんが肌に一番優しい?
石けんは、界面活性の一種であり、むしろ洗浄力が高いものです。
ですから、固形石けんが肌に一番優しいという解釈は、正解ではありません。
🌸汚れがよく落ちるように、熱いお湯で洗顔するとよい?
汚れを落とすために熱いお湯で洗顔したり、
お風呂の中で身体を洗うとき、
顔も一緒にシャワーで洗っているという人はいませんか?
入浴時に使う湯温40℃前後のお湯で顔を洗うと、
肌に必要な、うるおい成分を洗い流してしまいます。
少し冷たく感じるくらいの、
ぬるま湯(32℃〜34℃)で洗うようにしましょう。
🌸汚れが気になるところは、しっかりこすって洗うのがよい?
洗顔は"泡で洗う"のが基本です。
汚れが気になるところがあっても、しつこくこすらずに、
泡を転がすようにクルクルと優しく洗いましょう。
以上。
(「日本化粧品検定 2級・3級対策テキスト コスメの教科書」より)
🌸洗顔石けんは泡立ちのよいものを選ぶべき?
洗顔石けんについては、泡がモコモコしているほうがイメージもよく、肌の摩擦になりにくいことから、
泡立ちのよさだけで選ぶものだと思い込んでいる人がいます。
しかし、泡立ちのよい洗顔石けんは、その分、乾燥する危険性もあります。
泡立ちをよくするために、洗浄成分の量を増やしたり、
洗浄力の強い成分を使ったりする必要があり、そのぶん脱脂力(脂をとる力)を強くしているからです。
皮脂をしっかり落としたい脂性肌の人には、よいですが、
肌がとても乾燥している人は、
むしろ泡立ちが悪くても、しっとりするものを選びましょう。
泡立ちが悪くても、泡立てネットを活用すれば、しっかり泡立てることができます。
泡立ちのよさだけで洗顔石けんを選ぶのではなく、
肌の状態や配合されている保湿剤や油分も合わせてチェックしましょう。
🌸洗顔料に保湿剤が入っていても意味がない?
洗顔料は洗い流すものなので、一般的な保湿剤が入っていても効果が出にくい場合が多いですが、
油分(ワセリン、ビーズワックスなど)や、セラミドを配合した洗顔料は、
うるおいを失いにくくするという調査結果があります。
🌸水洗顔でも皮脂や汗の汚れは落ちる?
ぬるま湯での水洗顔だけでも汗やホコリはとれますが、皮脂汚れが残りやすくなります。
皮脂が残っているとニキビや肌老化の原因になり、
洗顔後につけるスキンケアアイテムの浸透も悪くなります。
皮脂が多い方は、朝も洗顔料を使いましょう。
🌸固形石けんが肌に一番優しい?
石けんは、界面活性の一種であり、むしろ洗浄力が高いものです。
ですから、固形石けんが肌に一番優しいという解釈は、正解ではありません。
🌸汚れがよく落ちるように、熱いお湯で洗顔するとよい?
汚れを落とすために熱いお湯で洗顔したり、
お風呂の中で身体を洗うとき、
顔も一緒にシャワーで洗っているという人はいませんか?
入浴時に使う湯温40℃前後のお湯で顔を洗うと、
肌に必要な、うるおい成分を洗い流してしまいます。
少し冷たく感じるくらいの、
ぬるま湯(32℃〜34℃)で洗うようにしましょう。
🌸汚れが気になるところは、しっかりこすって洗うのがよい?
洗顔は"泡で洗う"のが基本です。
汚れが気になるところがあっても、しつこくこすらずに、
泡を転がすようにクルクルと優しく洗いましょう。
以上。
(「日本化粧品検定 2級・3級対策テキスト コスメの教科書」より)