花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

ポタニカル・アートのルネサンス

2006-06-13 | 美術館

息子からボタニカル・アート展の入場券が送られて来ましたので、細密画を描くのが大好きな夫と 今植物の世界に遊ぶのが楽しく、撮れるだけ撮ってしまう私は早速出かけてみました。

『写真や印刷技術の発達で一時衰退していたボタニカル・アートは、近年自然環境保護運動や園芸ブームに伴い再び関心を集めるようになりました。焦点が一箇所に絞られ、異なる時期の成長過程を表すには複数の映像が必要な写真と異なり、植物学者が種(シュ)を特定する際に決め手となる植物の特徴を強調することが出来、草花が成長する過程や断面図・解剖図を同時に一枚の画面の中に表すことのできる植物画は学術的にも再評価されています。この展覧会では個人としては世界最大規模を誇るシャーリー・シャーウッド博士のコレクションから、今もなを優れた技術で作品を描き続けている現代の植物画家による作品121点を御紹介いたします』
(挨拶の言葉から)

世界の地域を区切って展示されていました。121点は膨大ですが、馴染み深い数点を貼ってみることに致しましょう。

★石川美枝子「ブルネイの団栗」
       

★バーバラ・オーゼラリー「木蓮:マグノリア・スーランジアナ」
       

★パンドラ・セラーズ「睡蓮:ニンファエア・カペンシス」
       

★マリー・グリアソン「ひまわり」
       

★内城葉子「シクラメン・ペルシクム」
       

★クリスタバル・キング「ギムノカリキウム・フレイスケリアヌム」