花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

奥久慈 男体山へ

2007-11-16 | 登山
                    【ハウチワカエデのグラデーション】

我が登山会の一年の計画は年度初めに発表されます。したがってお天気が気懸りですが、そして今年はかなり雨具の出番がありましたが、この度は雲一つない快晴に恵まれました。
奥久慈は茨城県の北部にあたります。男体山(654m)は日光の山と同姓同名ですがどこかに関連があるのでしょうか(?)北西に日光連山があり、幾重にも重なる山波が対峙しているのであれば面白い話ですが、本当のところは知らないのです。

登山口にバスが近付くうちに、紅葉を纏って聳える山波が迫ってきました。
前回3千m級に登っていますので、6百余mは低山には違いありませんが、なにやら大変そうな予感がしてきました。
登山道の花が終わって、紅葉・黄葉が目立ち始めたと思う間もなく左手の視界が開けて、夢中でシャッターを押し続けました。

【何色あるのでしょうか・・・】



【山波は幾重にも重なって 日光の方角かな~】


男体山の山頂には小さい祠があり、一段下がった所でお弁当になりました。
少し遅れているとかで30分の休憩でした。まだまだ元気です。
花が無いなら低木の葉が色よく並んでいるではありませんか。

【サルトリイバラ】


     【ウリハダカエデ】
     

          【蔦カエデ】
          

【ウリカエデ】


     【壇香梅】
     

          【マルバカエデ】
          

尾根道を進んでいます。アップ・ダウンを何度繰り返したでしょうか 何処までもモミジの風景は左右に眺める事が出来ています。鎖場も何度かありましたしピークに立っても表示が何もされていないのです。登りは手を使わなければならないほどの急登の連続で、ライトが必要なほど釣瓶落としになって総勢14人声を掛け合って暗い石段を降り、袋田の滝の手前でバスに乗る事になってしまいました。
滝を見られなかったのは残念でしたが、皆無事だった事は何よりでした。足が遅かったかな~の反省が残りました。2万5千歩の山歩きでした。(何時もより1万歩多いい)