花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

シダンゴ山へ

2008-02-22 | 登山
                         【シダンゴ山からの富士】

 『シダンゴ山 由来』の標識には・・・
シダンゴは古来 震旦郷と書く。震旦とは中国の旧異称である。一説に欽明天皇の代、丹沢の寄(ヤドリキorヤドロギ)に仙人が住み同様の仙人が周囲の山にも居て往来を重ねた形跡があったと言う。この仙人を「シダゴン」と呼んだ事から地名が起こったといわれ、シダゴンとは梵語で羅漢を意味し、転じてシダンゴと言うようになったとも言う・・・と。

そんな言い伝えを探りに冬の日を楽しみましょう。との呼びかけで我「山水会」は久々に丹沢の山を目指したのでした。
頂上には丹沢の山波はもちろんのこと、富士山をはじめ、湘南の海も見渡せる絶好の見晴台がありました。そしてもう一つ 青空が一日中広がって暖かい太陽が降り注いでいたのでした。

【頂上から北側を眺める】


【南側を眺める】


シダンゴ山は標高758mの植林された杉が、比較的手入れをされてスギ花粉の飛翔もなく木漏れ日の中を快適に歩いて、真っ直ぐな道が頂上まで続いています。
山上には祠や山の謂われや標柱など・・そしてぐるりとアセビが植えられて公園の趣を呈しています。
北西に手前の山に隠れるように、真っ白い富士山が存在感を示しています。晴天なればこその富士山を眺めながらお弁当を頂きました。
帰りは西側の道を寄(ヤドロギ)に向けて歩き始めました。
【浅い雪を楽しみながら】
     

いつの間にか広葉樹林の中を歩いていました。ピークが2~3度あって宮地山で最後の休憩でした。
【おもいおもいに休んでいます】


スタート地点の新松田駅に帰り着いても、名残尽きなくていつもは温泉かお風呂に行くのですが、鶴巻温泉は途中下車になるため(入った人もいらっしゃったようですが・・)チョットイッパイ組に入れていただきました。