本格中華+麺の「香辣居」で激辛麻婆を
都営新宿線・西大島駅のA4出口から南へ歩いて2分ほど。明治通り沿いで2018年11月から営業する「元祖打卤麺 香辣居 8号店」へ。打卤麺は中国語由来で「あんかけめん」、そして香辣居は「からい」と読む。8号店を名乗っているが、ご主人が「いずれ8号店まで増やせれば」との思いで、1店目ながら8号店とつけたそうだ。
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ご主人は中国の方だろうか。8は中国でも縁起の良い数字だ。コチラでは中国でポピュラーな「打卤麺」を主軸に、麻婆豆腐麺、担々麺、酸辣湯麺、青椒肉絲麺といった本格中華をベースにした麺料理を提供している。店内は厨房をコの字に囲むカウンターに19席。券売機はあるが、夜はカウンターから直接注文することも出来る。
なお、この店の看板メニュー「打卤麺」はヤナギマツタケやユリの花といった中国産の高級食材をはじめ、たっぷりの野菜を使ったトロミある餡がかかっている。八角の風味が効いており辛みはない。ほか麺メニューには、その「打卤麺」をはじめ、前述の中華料理ベースのオリジナル麺や、塩と醤油の2種のラーメンをラインナップ。
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なお麺類はそれぞれ「中華麺」か「刀削麺」から選ぶことが出来る。また麻婆豆腐定食と特製角煮定食といった飯モノ中心のメニューも提供。ほかライス、半炒飯、手作り餃子、チャーシュー、鶏の唐揚げ、棒棒鶏、特製角煮、冷奴、ザーサイ、うずら、ミニ麻婆豆腐などサイドメニューも充実しており居酒屋使いも可能だ。
まずは「特製角煮(400円)」 をツマミに角ハイ(450円)を飲ることに。八角の効いた甘目のタレでホロホロに煮込まれた角煮は脂身がトロけて絶品。パクチーも良いアクセントになり、こちゃ酒が進む。そしていよいよ麺類を。看板メニューの「打卤麺」も旨そうだが、辛シビの「麻婆豆腐麺」の評判もすこぶる高い。
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この両者でかなり迷ったが、今回は「麻婆豆腐麺(860円)」を刀削麺で注文。なお辛さが控えめ、普通、チョイ辛、辛めから選べるが、ご主人によると辛めは相当なレベルとの事なので「ちょい辛」でお願いした。丼から溢れんばかりに注がれた麻婆豆腐。目と鼻にくる湯気が「辛め」を選んでいたらヤバかったと悟らせる。
辣油、花椒、練り唐辛子で辛さとシビれを、5年寝かせたという豆板醤でコクを加えている。豆腐とニンニクがたっぷりで、挽肉が大粒なのも嬉しいところ。この麻婆餡を平打ちの刀削麺に絡め啜っていく。不揃いな食感が楽しく噛み応えもあり旨い。「ちょい」どころではない辛さだが美味しく完食。完全に汗達磨だが心地よい。
<店舗データ>
【店名】 香辣居 8号店
【住所】 東京都江東区大島4-2-3
【最寄】 都営新宿線「西大島駅」A4出口徒歩2分