相変わらずご飯が進む「肉玉そば」を本店で
JR常磐緩行線・北松戸駅の東口出てすぐの「肉玉そば おとど」へ。創業者の越智雄一氏は信州ラーメン界の雄「ボンド・オブ・ハーツ」代表の塚田兼司氏の下で修業し、28歳で「肉玉そば おどど」を開業。こちら北松戸の本店に加え、亀有、葛西などにも店舗を展開している。一時より支店数は減ったが本店は元気に営業中だ。
店内はL字カウンターのみ7席。麺メニューは醤油味の「元祖肉玉そば」を主軸に、塩肉玉そば、汁なし肉玉まぜそば、肉玉つけ麺なども提供。追加で肉や味玉、青ネギ、ロゴ入りの大型海苔などをトッピングすることも可能だ。思い切って500円の全部入りも悪くないだろう。今回は弱気に「元祖 肉玉そば」の大盛りをオーダーした。
なお、オーダー時に無料ライスとニンニクの有無を聞かれるが、どちらも有りでお願いした。待つこと6分で着丼。茶濁した鶏+豚+牛のスープは、獣臭が残りややクセはある。その臭みは残りつつ、醬油ベースのカエシを合わせ甘味のある飲み口に仕上げている。そこに茶色がかった平打ち中太麺。いつの間にか麺変わったんだ。
柔らかな茹で上がりでボリュームも十分だが、コシがさほどないのが残念。ほか具材はやや厚めの豚肉と玉ネギを甘辛く仕上げたもの、卵黄、青ネギ、メンマ、ナルト、ニンニク。徳島ラーメンを髣髴とさせるビジュアルだ。確かに豚肉はライスとの相性抜群だが、7~8年前の方が旨かったと感じるのは、思い出を美化しすぎか。
後半はスープの臭みが一層しつこく感じられるようになったので、卓上の黒胡椒を振りかけて完食。「おとど」には支店含めて何度も行っているが、きょうは日が悪かったかな。ちなみに本八幡と葛西に「肉汁祭2014」の餃子部門で全国1位を獲得した餃子をメインに据えた「おとど餃子食堂」も展開しているので、餃子好きはどうぞ。
<店舗データ>
【店名】 肉玉そば おとど 北松戸総本店
【住所】 千葉県松戸市上本郷901
【最寄】 JR常磐緩行線「北松戸駅」東口すぐ