東十条の人気店「ほん田」が挑む、新しい懐かしさ
開通したばかりの「上野東京ライン」を使って東京駅へ。こちらも新しい「北陸新幹線」の車両を観て独り盛り上がったあとは、東京ラーメンストリートの「麺処 ほん田」へ。2011年4月に開店した「第二期生」で、行列が絶えない東十条の本店に続く2店目の出店となる。
メニューは醤油、味噌、塩、つけ麺と様々だが、店のイチオシは東京駅限定の「NEOクラシック」の模様。看板には「若き店主が東京ラーメンを再構築した意欲作」と。たしかに、丼相は一見「昔ながらの」風だが、新しい技術やアイディアが盛り込まれていて面白げ。
雑味のないスープは「鶏>魚介」とオーソドックスな構成ではある。だが、低温調理のチャーシューや、ブランデーで風味付けした味玉をトッピングするなど、各所にアイディアが見える。焦がしネギと香味油の風味も良く、確かにNEOでクラシックだ。強気の1杯千円オーバーだが、試す価値は…うむ、有る。
<店舗データ>
【店名】 麺処 ほん田
【住所】 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街B1F
【最寄】 JR東京駅・八重洲中央改札より1分
★2015年5月10日に閉店。跡地には「ちよがみ」が出店。