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肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 松戸】 麺 松風「濃ゆか 玉子入り(920円)」

九州の味を楽しめる松戸の麺酒場

JR常磐線・松戸駅の東口から歩いて3分ほど。線路沿いのビルの1階で2021年8月18日から営業している「麺 松風」へ。軒先の立て看板にある通り「昼はラーメン屋、夜は麺酒場」である。しかも、ご主人は博多豚骨の人気店「一風堂」のご出身。呑んだシメに本格的な博多豚骨ラーメンを啜る事が出来るのだ。これは嬉しい。

店内はカウンター5席と2人掛けテーブル1卓の計7席。夜の訪問だったので、先客はみな、一杯引っかけてゴキゲンなご様子だ。ツマミ類はモツ煮込み、チャーシュー盛りといった定番の他、日替わりで色々と用意。この日は酢もつ、牛スジ串、一口ギョーザ、チャーシューエッグ、ハムカツなどを提供していた。

また酒類も、ビールやサワー、ハイボールなどに加え、焼酎の前割り「博多割り」や、焼酎コーヒー割「るぱん」などあって個性的。おそらくラーメンのみの注文も受けてくれるだろうが、ここは一杯引っかけるのが礼儀。まずは博多名物の「酢もつ(300円)」を「サッポロ瓶ビール 赤星(550円)」でやっつけて行こう。

モツは肉厚、九条ネギはシャキシャキで香りよく旨い。また柚子胡椒との相性が良いこと。さて、気持ちよくなった所でラーメンを。麺メニューは「濃ゆか豚骨」「淡か豚骨」「辛か豚骨」の3種をラインナップ。トッピングには味玉、自家製チャーシュー、バラのり、もやし、キクラゲ、九条ネギを揃えている。

今回は「濃ゆか豚骨」の玉子入り(920円)をオーダーした。麺の固さはハリガネからヤワまで5段階。今回は真ん中の「普通」でお願いした。スープは臭みのない豚骨白湯で、醤油のカエシをしっかり効かせたもの。粘度低めでサラサラだが、オイリーで豚骨の旨味も感じる事が出来る。合わせる麺は菅野製麺所製の極細ストレート。

低加水で歯触り良く、コシもあって旨い。チャーシューは厚めカットのバラロールが2枚。味玉は黄身トロトロ。ほかキクラゲ、九条ネギが乗る。店内には辛モヤシ、紅生姜、高菜、ニンニクが置かれているので、好きな量を小皿に取るべし。替玉も可能だ。チョイ飲みに使える麺の旨い酒場、これは重宝しそうである。

<店舗データ>

【店名】 麺 松風
【住所】 千葉県松戸市松戸1291-4
【最寄】 JR常磐線「松戸駅」東口徒歩3分

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