まるはグループの九州豚骨新店は「釜炊き」が自慢
京成船橋駅の東口を出て、ドン・キホーテ方面に歩いて2分ほど。2020年4月16日にオープンした「釜焚き豚骨らーめん マルハ軒」へ。こちらは船橋・習志野エリアを中心に千葉県内で複数の人気店を手掛ける「まるはグループ」の新店舗だ。提供するのは釜で炊いた豚骨白湯に低加水の細麺を合わせた九州豚骨ラーメンである。
店内は赤のL字カウンターに10席ほど。ラーメンは1杯550円からとリーズナブルなので、呑んだ後サクっとシメるのに丁度良い。また、ガッツリ啜りたい場合は味玉、チャーシュー、ネギ、キクラゲ、高菜、激辛高菜、花カツオを追加でトッピング可能だ。もちろん、麺の固さも「やわ」から「ばりかた」までチョイスできる。
今回は「チャーシュー豚骨らーめん」を、麺の固さはバリカタで、さらにネギ(50円)を追加トッピングしオーダーすることに。細麺は茹で時間の短いので、着丼までは3分も要しない。白濁した豚骨スープは嫌な臭みは皆無で、クリーミーな飲み口に仕上がっている。濃厚な旨味を感じられる一方で、後味はサッパリとしていて旨い。
店イチ押しというチャーシューは、バラ肉を釜で炊き、たまり醤油を使ったタレに漬けているそうだ。表面は軽く炙ってあるので香ばしく、噛むと脂が溢れるジューシーな仕上がりだ。単品でツマミとしても提供しているからか、やや塩味は濃い目という印象。ほかトッピングには、ほぐしチャーシュー、キクラゲ、ネギが乗る。
九州豚骨定番の細麺も、歯ざわりと風味が良く、あっという間に完食。たまらず替え玉(100円)をバリカタで。卓上には紅生姜、おろしニンニク、胡椒、すりごま、ラーメンのタレ。カウンターに書かれた「めちゃくちゃニンニク合います!」の文字に誘われ、ニンニクを大量投入してフィニッシュした。次回は花カツオを乗せてみたい。
<店舗データ>
【店名】 釜炊き豚骨らーめん マルハ軒
【住所】 千葉県船橋市本町1-7-2
【最寄】 京成本線「京成船橋駅」徒歩2分