肥宝館 -貧すれば丼する-

【堀切菖蒲園】 らー麺 まるいち 極「極 しょうゆ(880円)」

濃厚スープにライスとナムル無料の高コスパ店

京成本線・堀切菖蒲園駅そば、ラーメン屋が何軒も連なる川の手通り沿いに2020年11月6日にオープンした「らー麺 まるいち」へ。閉店した「博多豚骨ラーメン 田原」の跡地に入居。2021年3月には柏にも支店を出したのだが、「ラーメン大」発祥の地・堀切、そして「ラーメン大 柏店」跡地へと続けての出店・・・どういう関係だろうか?

店内はL字カウンター6席のみ。麺メニューは「極らー麺」が醤油、塩の2種あるほか「極つけ麺」も用意している。なお、麺中盛り無料で、もやしナムルと白飯は何杯でもおかわり無料と太っ腹だ。麺類はPOPの写真を見ると、どれも唐辛子粉入りの模様。痔持ちにはキツいが「極 しょうゆ」を中盛りで、ナムルと白飯も付けて注文した。

ドロっと濃厚なスープは豚骨、鶏白湯、和風出汁を合わせたトリプルスープだそうだ。和風出汁の主張は弱く、豚骨・鶏の動物系出汁が前面に出ている。醤油のカエシが控えめな上、細かな背脂も浮いているので、スープの濃厚さが目立つチューニングだ。合わせる麺は柔らかな茹で上がりの中太麺。コシはあるが少し柔らか過ぎるか・・・

チャーシューは脂たっぷりのバラロール肉だが、炙ってあるので表面は香ばしい仕上がりに。丼央には大根おろしが。唐辛子粉は思いのほか多目だったが、辛味はそれほど強くない。悪く言えば見掛け倒しだが、痔持ちには嬉しいところ。ほか、味玉、穂先メンマ、海苔、刻みネギが乗る。ヘビー級のスープなのでライスが進む。

ナムルは醤油と胡麻油で味付けされており、スープの重さに疲れた頃合で食べると口直しに良い。最後にご主人に「石ちょうだい」と伝えると、残りスープに焼き石を投入してくれる。ライスとナムルも一緒に丼に入れ、雑炊にして完食した。正直、激戦区の堀切では埋もれてしまう印象だが、コスパは悪くない。空腹の貴兄は是非。

<店舗データ>

【店名】 らー麺 まるいち 極 堀切店
【住所】 東京都葛飾区堀切5-4-1
【最寄】 京成本線「堀切菖蒲園駅」徒歩2分

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