坂東市の人気店が南流山に移転オープン
つくばエクスプレスとJR武蔵野線が交わる南流山駅。A2出口から歩いて5分ほどの住宅街にある「ケンラボ」へ。こちらは茨城県坂東市のヨークタウンにあった人気店「中華そば 坂東 山口屋」が屋号を変え、2019年10月に移転オープンした形だ。白を基調にした店内はカウンター6席とテーブル1卓。爽やかなご主人が切り盛りする。
麺メニューはラーメンが魚介豚骨、濃厚味噌、しょうゆの3種で、ほか限定麺、まぜそば、つけ麺もラインナップ。ランチタイムは麺大盛り無料である。また、飯モノにはライス、煮込みチャーシュー丼が。水餃子やおつまみセットで一杯引っ掛けることも出来る。今回は「魚介豚骨ラーメン」大盛りに味付け玉子(100円)を追加し注文した。
スープは豚骨白湯に魚粉などを加えたもので、豚骨がやや優勢。香味油が多めなのでスープは最後までアツアツだ。この組み合わせは「もちもちの木」を髣髴とさせる味わいである。濃厚で少し甘味のある飲み口だが、粘度は低く嫌なクドさも無い。そこに合わせるのは中細縮れ麺。ツルっとした喉越しでスープとの相性も抜群だ。
チャーシューは低温調理の豚肩ロース肉で、肉の旨味を存分に楽しめる。黄身がネットリとした味玉も良い味。ほか、穂先メンマ、刻みネギ、カイワレ、海苔が乗る。手抜かり無い一杯で美味しく完食。残念だったのは、玉子を油揚げで包んだ人気トッピング「きつねの玉子(150円)」が売り切れだったこと。次回は絶対オーダーしよう。
<店舗データ>
【店名】 ケンラボ
【住所】 千葉県流山市南流山4-4-2
【最寄】 JR武蔵野線「南流山駅」徒歩5分