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【西巣鴨】 中華そば 半ざわ「特醤油そば(1100円)+ランチ豚めし(150円)」

優しいカエシの「半ざわ」中華そば

都営三田線・西巣鴨駅のA2出口から歩いて2分ほど。明治通り沿い、西巣鴨交差点そばで2020年4月8日から営業する「中華そば 半ざわ」へ。今年オープンだと思わず「倍返し」と関連付けたくなるが、屋号はご主人の苗字。その半澤佳弘氏は、葛西「ちばき屋」で修業し、系列の東京駅「㐂蔵(閉店)」で店長を務め独立した。

店内はコの字カウンター9席に2人がけテーブル3卓の計15席。麺メニューは「中華そば」「つけそば」が、それぞれ醤油と塩の2種ずつ用意されている。また、この日は限定で「煮干しのつけそば」も。一方、飯モノは白めしの他、豚めし、とりめし、辛めんたいめし、気まぐれめしなど豊富に揃っており、ランチ時は割安で頂ける。

今回は、中華そばの全部入り「特醤油そば(1100円)」と、ランチ時には350円⇒150円になる「豚めし」を加え注文した。待つこと7分ほどで具沢山の一杯が到着。スープは豚骨や鶏などの動物系に、煮干や鰹節の魚介系を合わせた醤油清湯。カエシはやさしく淡く、修業元の「ちばき屋」同様に出汁の旨みをじんわり感じる味わいだ。

そこに合わせるのは、カネジン食品の中細縮れ麺。スープとの相性は良い。特醤油そばは、チャーシュー3枚、ワンタン4個、煮玉子が乗る。チャーシューはしっかりした食感のバラロール。肉の旨みを存分に楽しめる硬派な仕上がり。ワンタンは餡にネギと椎茸が練り込まれ、素材の味重視で薄味に。大粒なので食べ応え十分だ。

ほか、半熟の味玉、臭みなく歯ごたえの良いメンマ、小松菜、刻みネギ、ナルト、宮城の寒流海苔、そして海苔の上に揚げネギがトッピングされている。優しい味わいの一杯、あっという間に完食した。一方の豚めしだが、こちらは白飯の上に醤油ダレで甘く煮た豚バラと玉ネギが乗った一杯だ。ほのかに胡麻油が香り絶品。

薬味の刻みネギ、白胡麻、紅生姜もトッピングされ、これで150円とはお得感満載だ。ぜひ麺と合わせて注文したい。なお、毎月第一日曜日は「半ざわの日」として、限定ラーメンのみの販売となる。ちなみに直近の2021年1月3日は「牛テール出汁ラーメン(1300円)」とのこと。今度は「半ざわの日」に訪れてみるとしよう。

<店舗データ>

【店名】 中華そば 半ざわ
【住所】 東京都豊島区西巣鴨4-13-6
【最寄】 都営三田線「西巣鴨駅」徒歩2分

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