地球に生まれてよかった~!山海の幸で作る絶品麺
2015-2016「TRY(東京ラーメンオブザイヤー)」新人大賞で総合1位に輝いた「地球の中華そば」へ。店主の樋上正径氏は、護国寺「ちゃぶ屋」を卒業後、ラー博「麺の坊 砦」の店長を務めたという腕利き。
店舗は伊勢佐木町、関内、石川町の各駅から少し遠いにも関わらず、ピークを外しても行列が出来る人気ぶり。客層も老若男女幅広く、土日は子ども連れも目立つ。メニューは醤油・塩・白湯の三本柱。迷いに迷い、今回は白湯を頂くことに。
白湯のスープは徳島「阿波尾鶏」のガラや豚骨・牛骨を炊いた出汁に、香味野菜や魚介系を加えている。一方、タレは岩塩+海塩を配合した塩ダレと、醤油ダレのミックス。牡蠣や浅利、キノコの旨味を加えているそうだ。やや塩味が強いが、最後まで飲み干したくなる旨さ。
麺もこだわっている。3種類の国産小麦をブレンドし店舗内で製麺。スープによって3種類の麺を使い分けているという。白湯は加水率やや低めの細ストレート麺。全粒粉を使用していて、食感も風味もよい。
もちろんトッピングも抜かりない。チャーシューは脂身の多い豚と低温調理の鶏。シソ薫る鶏団子も、しっかり味の付いた味玉も、焦がしネギも旨い。すでに「横浜のラーメン界をけん引する」との声もある名店。次回は清湯を。
<店舗データ>
【店名】 地球の中華そば(ほしのちゅうかそば)
【住所】 神奈川県横浜市中区長者町2-5-4
【最寄】 横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町駅」徒歩5分