麻布十番で評判の高い鶏白湯「156」
東京メトロ南北線と都営大江戸線が乗り入れる「麻布十番駅」の4番出口から歩いて1分ほど。パティオ通り沿いで2014年5月から営業する「鶏そば十番156 麻布十番本店」へ。「156」で「イチコロ」と読む。運営するのは「野郎ラーメン」や「長岡生姜ラーメン しょうがの湯」なども展開する株式会社フードリヴァンプだ。
なお「156」ブランドとしては現在、ここ麻布十番本店のほか、江古田、トリエ京王調布にも支店がある。かつては池袋や町田などにも店舗を出していた事も。さて、まもなく10周年の本店だが、バーのようなお洒落な店内はカウンター17席と6人掛けテーブル1卓の計23席。白い内壁には有名人のサインがビッシリと書き込まれている。
レギュラーの麺メニューは純国産鶏白湯スープの「純鶏そば」を主軸に、鶏煮干中華そば、つけそば、鶏煮干つけそば、海老辛汁なし担担麺、パクチー汁なし担担麺、鶏塩まぜそば、鶏玉チーズまぜそばと様々ラインナップ。また、この日は期間限定でバジル味噌鶏そば、味噌チーズ鶏そば、鯛そばも用意していた。
そして店のコンセプトが「RAMEN BAR」なので黒豚焼き餃子、丸ごと煮込み鶏、やみつきキャベキムチといったツマミ類もあり、ギネス、ペローニ、レフ・ブロンドなど世界のビールを楽しむことも出来る。玉子かけご飯、肉みそご飯といった飯モノも提供。今回は店イチ押しの「純鶏あおさそば(1100円)」を注文することに。
待つこと6分ほどで着丼した。トロミのあるスープは鶏ガラやモミジ、ネック、香味野菜などを炊いた鶏白湯だ。塩味は強すぎず良い塩梅でクリーミー。ポタージュだが重過ぎず。老若男女啜りやすい味わいに仕上がっている。合わせる麺は村上朝日製麺のコシのある中細麺だ。そこに香りのよいアオサが絡みつき旨い。
チャーシューは低温調理の鶏胸肉が1枚。厚みがありしっとりした仕上がりで美味である。味玉はホクホク感とネットリが同居する黄身が良い味に。ほか歯ごたえある太メンマ、水菜、ネギ、糸唐辛子がトッピングされる。卓上には山椒、白胡椒、黒胡椒、ラー油があるのでお好みで。あっという間に完食した。次回は汁なし系を啜りに来よう。
<店舗データ>
【店名】 鶏そば十番156(イチコロ)麻布十番本店
【住所】 東京都港区麻布十番2-1-10
【最寄】 東京メトロ南北線「麻布十番駅」4番出口徒歩1分